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いつまでも綺麗に!生花の切り花を長持ちさせる方法はこれ!

生花の花束などは、プレゼントでいただいたりしますよね。長持ちさせたいと思っても、あっという間にしなしなになってしまったり、つぼみのまま枯れてしまったりするんですよね…。そんな悲しいことにならないように、生花を長持ちさせる方法を伝授します!

生花の寿命

一般的に、お店などで売られている生花はどのくらいの寿命なのでしょうか?

生花の長持ち方法

こんなにカワイイお花、長持ちさせてずーっと楽しみたいですよね。
でも、何もせずにそのまま置いておくとせいぜい2~3日で枯れてしまいます。

お花屋さんに並んだ、色とりどりの生花たち…!
一輪一輪キレイに咲いていますね。
こんなに元気に咲いたお花を一瞬でしおれさせる訳にはいきません!

生花を長持ちさせる方法がある!

しかし!
ちまたにある「生花を長持ちさせる方法」を実践すれば、過ごしやすい春・秋なら1週間~10日ほど、寒い冬場なら10日~14日(なんと2週間!)、夏場でも4~5日は長持ちするそうです!

基本的には、 『花』という生きものが生きられる環境を考えます。
条件としては次のようなものです。

呼吸ができる
水が吸える
病気にならない
熱射病にならない
花の「役目」が長びく
栄養補給ができる

出典:http://blumeleben.com

生花も「生きている」と考えれば、当然の内容ですね。
では、具体的に何をすれば良いのか紹介していきます!

生花を長持ちさせる方法

生花も生きている!
そう考えると、なんだか愛情が湧いてきて大事にしてあげようと思いますね。
ちゃんとした知識を手に入れて、お花を長持ちさせてあげましょう。

生花を長持ちさせる方法1

まずは活ける前に!

生花を長持ちさせる方法

花瓶に挿す前に、もうすでにちょっとしおれてきている…なんて時は、そのまま挿さないで!
生花を新聞紙にすっぽりとくるんで、1時間ほど水につけておくと、ピンと元気になりますよ!

生花を長持ちさせる方法2

水切り

生花を長持ちさせる方法

水切りとは、生花を長持ちさせるうえでもっとも基本的な方法です。
水を入れた容器に茎を入れ、はさみやカッターなどでスパッと斜めに切ります。
水の中で行うのは、切り口から空気が入らないようにするためです。

生花を長持ちさせる方法

この時に気を付けなくてはならないのは、よく切れるはさみやカッターを使うこと!
切れないはさみでやると、茎がつぶれて逆に生花を傷めてしまいます。

生花を長持ちさせる方法

切り花専用鋏なるものを発見!「引いて切る」と書いてありますね。
これで切ると茎がつぶれにくいので、生花が長持ちするようです。

生花を長持ちさせる方法3

きれいな水に活ける

水の交換を怠っていると、バクテリアによって水が汚れてしまい、それを吸った花も枯れてしまいます。

生花を長持ちさせる方法

夏場は、出来れば毎日水を替えましょう。
寒い冬場でも、5日に1回くらいは替えてくださいね。
そうすれば生花も長持ちしますよ!

生花を長持ちさせる方法

そこで忘れてはならないのが、生花を活けている花瓶や花器も一緒にキレイにしてあげるということです!花瓶の底に汚れが溜まっていたら意味ないですからね!
底まで届くスポンジのようなものを用意しておくと便利ですよ。

このような花瓶用のスポンジが売られています。
これなら手が届かない花瓶の底もキレイに洗えますね。
キレイな花瓶で生花を長持ちさせましょう!

生花を長持ちさせる方法4

切り戻しをする

切り戻しとは、生花の下の部分を2~3センチほど切ってあげることです。

生花を長持ちさせる方法

その時も、もちろん水の中で切り戻してくださいね。
生花の茎の部分にぬるぬるしているところがあったら、キレイに洗ってあげるともっと長持ちしますよ。

生花を長持ちさせる方法5

冷暖房の風は当てないで!

直接風が当たるようなところに飾ってしまうと、生花が乾燥してしまいます。

生花を長持ちさせる方法

冷暖房の風が直接当たらない、温度が適温な場所に飾りましょう。
風が当たらなければ飾る場所は選びませんが、直射日光は生花を傷めるおそれがあります。
長持ちさせたい時は気を付けましょう。

生花を長持ちさせる方法

風が当たりにくくて直射日光も当たりづらい、玄関に生花を飾るのも良いですね!
家に帰って来てすぐに生花が飾ってあったら、気持ちも和みます。

生花を長持ちさせる方法6

葉っぱやつぼみをこまめに取る!

お花に付いている葉っぱは、根があって土から栄養を吸収している時には大事なものですが、切ってしまったお花にはあまり必要がないものです。

生花を長持ちさせる方法

根っこのなくなってしまった生花は、水を吸う力が弱くなっています。
葉っぱがたくさんついたままだと、葉っぱから蒸発する水の量が多くなり、花がしおれてしまいます。
しかし、全部の葉っぱを取ってしまうと、光合成が出来なくなってしまうので逆効果です。

生花を長持ちさせる方法

その理由と同様で、小さなつぼみもこまめに取るようにしましょう。
たくさん小さなつぼみが付いていても、生花自体に元気がないので全部咲かせることが出来ません。硬くて花びらの色が見えないくらいのつぼみは、思い切って取ってしまいましょう!

生花を長持ちさせる方法7

一工夫する!

おばあちゃんの知恵袋的な、昔から言われている方法もあります。

砂糖を入れる

花瓶の水に、少しの砂糖を入れると生花が長持ちするそうです。
しかし、同時にバクテリアなどの菌が発生しやすくなるので、注意が必要です。

漂白剤を少量入れる

いわゆるキッチンハイターです。
殺菌効果があるので、水中のバクテリアを増やさず、生花が長持ちする効果があります。
花瓶の中にほんの数滴で良いですよ!

10円を入れる

10円玉を入れると良いという理由は、10円玉に含まれる銅イオンが生花を腐りにくくしてくれるからです。
しかし、10円玉を入れれば安心、というわけではありませんのでご注意を!
何もしないときよりも、ちょっとだけマシ、という程度のようです。

切り花延命剤を使う

お花屋さんで花束を買うと、切り花延命剤をおまけでもらえることもありますね。
お花屋さん以外にも、ホームセンターなどでも購入できます。

切り花延命剤の効果は、水の殺菌や生花に対する糖分の補給などです。
これを入れたからもう安心、という訳ではありませんよ!
水が濁ってきたら、水替えをして切り戻しもしてくださいね。

市販されている切り花延命剤には色々な種類があります。
効果を期待して、たくさん入れるのはNGですよ!
きちんと用法用量を守らないと、生花を傷めてしまいます。

いかがでしたか?

見る人の心を和ませてくれる生花。
ここでご紹介した方法で、ぜひ生花を長持ちさせてくださいね!
大事にお手入れしてあげれば、きっと長持ちしてくれますよ♡

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