大ヒットした「半沢直樹」ってどんなドラマ？続編はあるのか！？

ドラマ「半沢直樹」は、池井戸潤による小説「半沢直樹シリーズ」が原作で、2013年7月7日から9月22日までTBS系「日曜劇場」枠で放送されました。

ドラマ「半沢直樹」は、『オレたちバブル入行組』をベースとする第一部・大阪西支店編と、『オレたち花のバブル組』をベースとする第二部・東京本店編の前後編二部構成で放送されました。

ドラマ「半沢直樹」のキャッチコピーは「やられたらやり返す、倍返しだ!!」、「クソ上司め、覚えていやがれ!」です。

ドラマ「半沢直樹」は、銀行内部での不正を扱ったフィクション作品であり、一般的には視聴率を取りにくい「経済ドラマ」というジャンルでした。

しかし、ドラマ「半沢直樹」は、実力派俳優陣による骨太の演技、わかりやすい主人公と敵、チャンバラを思わせるアクションシーン、リアルかつ時代劇調の脚本・演出、現代社会のサラリーマンのテーマでもある「本当は上司に言いたい!」といった心理を如実に映し出した内容が支持され、第1話から19.4%という高視聴率を獲得しました。

ドラマ「半沢直樹」は、最終話は関東で42.2%、関西で45.5%を記録し、同枠の『ビューティフルライフ』 (41.3%) を抜いて歴代第2位となり、平成以降の民放テレビドラマ史上第1位になりました。

ドラマ「半沢直樹」の主演を務めた堺雅人は、「やられたらやりかえす、倍返しだ!」をモットーとし、曲がったことを誰よりも嫌う半沢直樹役を演じました。

『半沢直樹』の原作者である池井戸潤は、『リーガル・ハイ』における堺の演技を観て、ドラマ「半沢直樹」の主人公のキャスティングに堺を推したと言われています。

ドラマ「半沢直樹」で、半沢直樹の妻役・半沢花役を演じたのは、上戸彩でした。銀行での夫の立場が悪くならないよう、気の進まない社宅での奥様会にも気を使いながら参加しています。

ドラマ「半沢直樹」で、「人事が全て」と公言するほどの情報通で、東京中央銀行東京本部融資部調査役の渡真利忍役は、及川光博が演じました。

ドラマ「半沢直樹」で、旧産業中央銀行出身で、東京中央銀行常務取締役 から取締役になった大和田暁役を、香川照之が演じました。

ドラマ「半沢直樹」で、傲慢な性格で、オネエ言葉で話し、激高すると部下の急所を鷲掴みにしてオネエ言葉で怒鳴るという黒崎俊一役を、片岡愛之助が演じました。

ドラマ「半沢直樹」で、大阪ミナミのクラブ「アルテミス」に勤めるホステスで、西大阪スチールの融資事故の件で東田が半沢に追い詰められたとき、半沢に暴行し彼の逃亡を助けた藤沢未樹役を壇蜜が演じました。

ドラマ「半沢直樹」で、正義感が強いが、道理に合わないことなどを耳にすると感情が高ぶって、場所柄やタイミングを考えずに声を荒らげてしまう時がある近藤直弼役を、滝藤賢一が演じました。

ドラマ「半沢直樹」で、旧東京第一銀行出身の頭取で、「人」を大切にすることに重きを置いている中野渡謙役を、北大路欣也が演じました。

ドラマ「半沢直樹」は、「銀行という世界の細かいリアリティが随所に登場し、ドラマの面白さというものを十分に味あわせてくれた久しぶりの快作」という作品自体の評価に加え、「堺雅人の好演に加えて小木曽役の緋田康人、近藤役の滝藤賢一など脇役の熱演ぶりも光った」として俳優陣の演技も評価され、ギャラクシー賞 テレビ部門 2013年9月度月間賞を受賞しました。

ドラマ「半沢直樹」は、2013ユーキャン新語・流行語大賞 トップテン・年間大賞を「倍返しだ！」で受賞しました。

第68回日本放送映画藝術大賞 放送部門では、最優秀主演男優賞や優秀作品賞、優秀助演男優賞など10部門をドラマ「半沢直樹」が受賞しました。

2014年 東京ドラマアウォードでは、ドラマ「半沢直樹」が、連続ドラマ部門の作品賞で、グランプリを獲得しました。