たかが魚と侮らないで!?betterなベタの水槽、飼育環境は?

    美しい退職と優雅なひれから人気の観賞魚、ベタ。金魚やメダカに比べるとややマイナーな感もありますが、美しい魚であるには変わりありません。水槽の形によっては、その美しさが増すことも。そこで、ベタにより適した水槽、飼育環境を探ってみようと思います。

    ベタという魚

    そもそも、「ベタ」とはどんな魚なのでしょうか・・・?

    色は種々あるようですが、これがベタという魚です。見ていて惚れ惚れしますが、実は意外な一面があるんです。

    淡水魚。ベタ属に属する50種ほどの魚を「ベタ」と呼ぶ。オス同士を同じ水槽に入れておくと戦いを始めてしまうため、「闘魚」とも呼ばれる。オスは縄張り意識が強い。闘魚として品種改良を行う内美しい体色を持った個体が現れたため、観賞用にさらに改良が加えられた。水槽が狭い場合はメスも攻撃する。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    意外と気が荒いんです、ベタという魚。なので、複数飼育する場合は水槽は慎重に選びましょう。

    どんなに美しかろうと、攻撃的。それがベタという魚です。何だかルアーっぽくも見えますね。品種改良恐るべし、です。

    飼育方法

    こんなきれいな魚を、一体どんな風に飼ったらよいのか・・・?

    コップやグラスなどに入った状態で売られていたり、そのまま飼育も可能。また、カルキを抜けば水道水でも飼育可能。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    結構飼いやすそうではありますね、ベタ。

    泳ぐベタの動画です。闘魚ではあっても、何だか優雅な貴婦人のよう。広い水槽を悠然と泳ぐさまが美しい・・・。

    泳ぐベタパート2です。こちらのベタは真っ白のようですが、実に色が豊富ですね。そしてひれのひらひらとした動きよ・・・。

    ベタの水槽レイアウトと必要道具

    砂利と水草

    水槽の底に敷き詰める、砂利。ただ砂入れればいいってものじゃないんです。「ベタ専用砂利」がちゃんとありますので、そちらのご購入をお勧めします。

    フィルター

    毎日掃除できるのならフィルターは不要かも知れませんが、それはきついと思います。
    スポンジフィルターや投げ込み式フィルターがいいと思います。

    油膜ができるときはブクブク

    水面に油膜ができることがありますが、少しなら心配なし。
    多いようなら、ブクブクを投入しましょう。

    掃除するときの網

    水槽のお掃除などの際に活躍します。必須、というよりも、あったら少しは便利かなという認識かと。こちらはベタ専用の網だそうです。

    水温計

    ベタに適した水温は25度から30度ほど。あまり温度を上げすぎず下げすぎず、快適な温度の中で飼育してあげましょう。

    ヒーター

    冬場には必須です。画像のヒーターは、水槽直部の水温をベタにとっての適温を保ってくれる優れものだとか。

    ベタの水槽の立ち上げ

    立ち上げとは、時間をかけて魚が住みやすいように環境を作ることですが、写真のように水槽が小さいと、水が悪くなるのが早いというデメリットがあります。
    水を作る工程を早く覚えることが大切になってきます。

    ベタ講義室

    ベタ飼育時の水槽の仕切り

    ベタは一応「闘魚」なので、一緒にしておくと喧嘩する場合もあります。そこで水槽を間仕切りなどしてみましょう。

    「同じ水槽で飼おう!」「いくつも水槽置けないし」という方にお勧めなのが間仕切りです。これなら喧嘩っ早いベタたちも穏やかに暮らせる、はずです。

    大き目の水槽を買って、仕切りを工夫すれば何匹だってベタが飼えます。こちらは、何だか牧場のようで面白いですね。

    網型の仕切りもあります。相手の姿をロックオンできたところで、向こうに行けなきゃベタだって諦めるでしょう。

    ベタの飼育ってどんな水槽で大きさは?

    金魚鉢型

    金魚鉢風の水槽です。下部分敷く砂利や、水草など、水槽と「セット」が売られていることもよくあります。これは中々何か涼し気というかシンプルですね。

    筒状

    これはこれでおしゃれというか、洗練された感じの水槽ですね。単なる円筒形なのに何ででしょう。やっぱり内装か、それとも泳いでいる魚のせい?

    チューブ型

    二段重ねもできる吸いそうです。これなら仕切ることなく、ベタを一匹ずつで飼育できますね。ビー玉なんか入れたらさらにおしゃれになりそうです。

    LED仕様の水槽

    何かコーヒーメーカーっぽいですが、水槽です。しかも発光する上、水の音も楽しめるとか。水槽の世界にまで、LEDは活躍しているのです。

    どのように発光するかが見られます。

    ベタの美しさをより引き出す、水槽の内装

    ワイングラスのような水槽はベタにはぴったりですね。どっしり~とした水槽に、きらびやかな体色のベタ。いい構図です。見えませんけども。

    うーん、ジャングルのよう。そこから現れて、悠然と泳いでますね、ベタちゃん。水槽の中をある意味思い切った内装にするのも、ベタの美しさを引き出す一つの手だとは思います。

    こちらはオーソドックスな水槽ながら京都、というか日本庭園を思わせる内装です。で、ベタはどこにいるんでしょうか。

    水槽にオブジェ的なものを入れるのは、どの魚でもやりますね。この場合でも間を潜り抜けたり・・・できるかな?

    砂利ではなく、ビー玉を敷き詰めた水槽。ベタの色によってビー玉の色も変えたりと、その辺を考えるのも楽しいかもしれません。

    ベタにも、人にも心地よい環境を

    観賞魚とは言え、ベタだって生き物です。水槽だけでなく、快適な環境はもちろん必要です。それを見守る人間も、よりベタを愛しやすい環境を整えましょう。

    十人十色と言いますが、ベタも水槽も色々な種類が存在するのです。それはもう、色々と。美と強さを兼ね備えた、観賞用「闘魚」、興味を持っていただけたたでしょうか?

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