dmegumi
2017/02/06
「ボブにしたいんでしけど・・・お願いできますか?」
これじゃ美容師には伝わりません。説明を間違うと日本人形のようなおかっぱ頭にされてしまいかねない!
ボブと言っても色々あるようで、前上がりボブ、前下がりボブ、ショートボブ、マッシュルームと挙げてみてもイメージする髪形は様々。
個人的見解の差が出やすい髪形が「ボブ」のようです。
ではどう説明したら伝わるのか・・・答えはありません。
きっと「前下がりボブにしてください」と注文しても「長さは?」「ボリュームは?」などいろいろ質問されてしまう結果に・・・。
こんな髪形がいいと決まったのならその画像をを持参していくのが間違いのない方法です。逆に言えば画像を持っていけばイメージ通りの髪形にしてくれるということです。
実際、私も髪形の注文で伝えきれなかったのか、イメージとは少し違う感じにカットされたことがあります。カットされてから違うと思っても切ってしまった髪の毛が元に戻るわけでもなく、伸びるのを待つしかないということになった経験が何度もあります。
基本的に美容師はワンレングス、グラデーション、レイヤー、セイムレイヤー(セイムレングス)の技法を駆使して髪形を作っていると言われています。なのでこの技法がどのような髪形なのか知ればしたい髪形を見つけやすくなるかもしれません。
カット技術とは先ほど述べたワンレングス、グラデーション、レイヤー、セイムレイヤー(セイムレングス)のことですが、この技術をわかりやすく説明してくれているサイトがあったのでご紹介ます。
ワンレングスは髪を真下に下ろした時に外側の髪と内側の髪の長さが同一直線上で重なる状態を指します。
外側の髪と内側が同じ長さになるということは、髪の毛一本を抜いた場合、外側の髪のほうが長くなります。
毛先だけをみると、髪の毛が一番重なっていて厚みがあり、安定しています。
グラデーションというのは、下の髪より上の髪の方が長さが長い状態。
自然に髪を下した時に髪の重なりに少しだけ段が入っていて、全体的にはとても厚みがある髪型のことをいいます。
レイヤーはグラデーションとは真逆で、上の髪が下の髪より短い状態で、真下に下ろしたときに段が広くなります。
髪の厚みが少ないので軽さと動きが出せます。
毛先を動かしたり軽い髪型にしたい人はレイヤーでカットするのが向いています。
セイムレイヤー(セイムレングス)は、レイヤーとグラデーションの中間で、上の髪と下の髪が同じ長さのことを指します。
髪の厚みも中間になりますので、ある意味で一番バランスの取れた髪型です。
これらを駆使して私たちの髪形を作っている美容師ってやはりプロなんだと思います。
ボブと言っても奥が深いような迷走しちゃいそうになるっていうか・・・。
やはり画像持参!がベストということで次はお待ちかねのボブスタイルの画像をたくさんアップしちゃいます。
ショートボブの髪形画像 ①
ショートボブの髪形画像 ②
ショートボブの髪形画像 ③
「大人クールショートボブヘア」
ショートボブベースに顔まわりはタイトに全体は自然な丸みをもたせたことで、女性らしいシルエットにして、スライドカットで動きとやわらかさ演出。
ショートボブの髪形画像 ④
ショートボブの髪形画像 ⑤
ショートボブの髪形画像 ⑥
ショートボブの髪形画像 ⑦
様々なシルエットのショートボブの髪形をアップしましたが気になる髪形はありましたか?
続いてはミディアムボブの髪形を紹介します。
ミディアムボブの髪形画像 ①
「王道ミディアムボブ」
カールをつけて鎖骨の長さになるようにカット!
頭の形に合わせてワンレングスとグラデーションを調節し、表面の毛はふわっと動きが出るようにレイヤーを入れています
ミディアムボブの髪形画像 ②
ミディアムボブの髪形画像 ③
「クチュールウェーブミディ」
鎖骨下3センチのボブラインベースでカットします。耳前はあごした3センチにむけて、レイヤーをいれ顔まわりにやわらかさをだします。前髪は目の上で流せるようにカットします。
ミディアムボブの髪形画像 ④
ミディアムボブの髪形画像 ⑤
ミディアムボブの髪形画像 ⑥
ミディアムボブと言ってもロングなのでは?と思えるくらいの長さのものやしょーとだろ!と思えるような長さのものがありますが、美容師のさじ加減のようです。
ショートとミディアムとボブスタイルの髪形を紹介してきましたがいかがでしたか?挑戦してみたい髪形はあったでしょうか。
女性が髪形を変えるということは簡単にできそうでそうではないということは知っています。それでも女性で産まれたからには髪形を楽しむ気持ちは持っていてほしいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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