【東京グール】ピエロとは一体何者なのか！組織のメンバーに迫る
2017/05/25
kiyo_7
エンタメ
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【東京グール】
石田スイのデビュー作。現代の東京を舞台に、人の姿をしながら人肉を喰らうことで生きる怪人達「喰種」（グール）をテーマにした作品。コンセプトはダーク・ファンタジーとなっているが、サイエンス・ファンタジーの要素もある。
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人「喰種」が蔓延る東京。上井大学に通う青年カネキは喰種・リゼに襲われ瀕死となるが、鉄骨の落下により捕食は免れる。しかしその後、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる。
集英社の『週刊ヤングジャンプ』にて2011年41号より連載開始。2014年42号まで連載された後、新編となる『東京喰種トーキョーグール：re』（トーキョーグール アールイー）が、同誌2014年46号より連載開始された。
2013年7月と2014年6・12月には十和田シンによる小説版が発売された。また、2013年8月から同年9月までデジタル漫画雑誌『ジャンプLIVE』にて番外編（スピンオフ）コミック『東京喰種トーキョーグールJACK』が連載された。
2014年からはアニメ化が行われ、テレビアニメ2作とOVA2作が制作されている。同年7月には舞台が上演された。また、コンピュータゲーム化も行われた。
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東京グールにおける「宗太」
宗太は謎の喰種集団・ピエロの一員？！
なんと、初めはグールレストランで出てくる脇キャラだと思われていた宗太ですが、アオギリ編の後に再登場し、大きな謎を残していきます。そして、東京グール最終巻では、まさにこれまで主人公金木がかかわってきた多くの喰種たちが「ピエロ」の一員であったことがわかるのです…。
宗太が東京グールという物語のすべての元凶！？
そして、こちらも東京グールの最終巻にて明らかになったことですが、主人公金木がそもそもグールと化してしまう原因となった鉄骨の落下事故に、あの宗太がかかわっていたのです！！
しかもビル上に立つ宗太が呟くのは、金木のトラウマでもあるヤモリが拷問時に好んで使っていた言葉。ますます宗太の正体が気になると同時に、ピエロの目的が知りたくなりますよね！！
そもそも東京グールの「ピエロ」って何？？
現在(東京グール最終話)判明している構成員はマスク屋のウタ、バーのイトリ、アオギリにも出入りしていたニコ、喰種レストラン会員だった宗太、あんていくバイトのロマ、喰種収容所コクリアに収容されていたもののアオギリによって脱走させられたSSレートの一人、の6人です。
人間側、喰種側の両サイドに多くの組織が存在する東京グールですが、中でもピエロは謎が多い集団です。東京グールの続編である東京グール:reでも彼らは再登場し、主人公ハイセの後を追いながら物語をかきまわしていくいわば狂言回し的な役割もしています。
謎の喰種組織「ピエロ」の目的は…
構成人数、活動区域、目的は一切不明。享楽主義者の集団で普段は団体行動をとらないが、ひとたび招集があれば無類の組織力を発揮する。過去にCCGによる掃討作戦が取られたが、有馬が参戦してなお厳しい状況であったとされる。リゼ殺害をはじめとする様々な事件の裏で暗躍する。
「楽しくなくちゃ生きている意味なし！」と自分らの活動について謳うピエロたち。東京グールにおいて未だ彼らの目的は明らかにされていませんが、この物語の中枢にある秘密にピエロの動きが大きくかかわっていそうなんですよね～。
実は、東京グールにすでに登場しているキャラクターが実は「宗太」なのではないか？！という考察が読者間では多いようなのです。それでは読者の間ではどんなキャラが宗太かもしれないと思われているのか、以下より見ていきましょう！！
宗太かもしれないキャラ その①「ヒデ」
さらに、宗太はカネキが喰種になる元凶となる張本人ですから、カネキとの関わりの強いヒデが宗太の正体では？という声が多くありました。
ヒデが宗太だったらショックが大きすぎて東京グールを読むのをやめるかも…というナイーブな意見を持つ方もいるようなのですが、あまりにもどんでん返しすぎるし、金木君が救われなさすぎるからそれだけはやめてほしいですよね～涙。
上の画像は金木君の脳内シーンで、過去学校で行った演劇の様子です。その中でヒデは魔女の従者という役をしていたそうなのですが、その恰好がピエロのようであるという点も彼が黒幕なのではないかと疑われる理由の一つのようです。
さらに、東京グールのアニメ版ではヒデが乗っている自転車にピエロという刻印も。これはアニメの制作会社が「ぴえろ」だったからだという理解もありますが、やはり謎は深まるばかりです…。ヒデの場合は、頭が妙に切れすぎるのも疑われる一因ですよね。
宗太かもしれないキャラ その②「馬渕」
東京グールの無印で登場したＣＣＧの馬渕さんが宗太ではと言われる理由は大きく分けて、
①口癖が一緒だから
②ＣＣＧの情報担当であるから
という二つの理由があるようです。確かに、宗太との共通点と共にＣＣＧの情報がピエロに漏れているという点で筋が通る考察と言えますね。
宗太かもしれないキャラ その③「和修吉時」
和宗常吉の息子でCCGの局長。髪型が宗太に似ているということで宗太と予想されています。「和修家は怪しい」という声も多くありましたね。
さらに宗太ではないかと疑われるのが東京グール無印で初登場したＣＣＧの局長和宗さん。彼の場合は、和宗家自体が何か黒い面を持ち合わせていそうだということと、髪型が宗太と酷似しているという単純な理由からのようです。
宗太かもしれないキャラ その④「旧多」
また、最近で一番有力候補なのはＣＣＧ捜査官の旧多さん。彼の言動にはかなり怪しさがあり、旧多が宗太に違いない！とネット上でも話題です。
旧多はグール捜査官でキジマ准特等の部下として東京グール：reの4巻で初登場しました。ロゼをおびき寄せる囮役を演じていましたね。右目の下にある涙ボクロが特徴的な青年です。
これは東京グール（無印）の12巻でトーカが金木の大学を見学に言った際に後ろ姿で金木と見間違えた人物が旧多らしき人物だったのです。顔立ちや髪型のみならず、右目の下の涙ボクロも一致しているので確実に旧多だと思われます。
ハイルやキジマを倒した松前をあっけなく倒してしまうのです。そしてこの時、旧多が発したセリフ「ごめんね、MMさん」これが旧多が宗太だと思われるポイントです。
旧多には以前からピエロの宗太ではないかと噂があり、「ＭＭ」と言う月山習のあだ名を言った事から、正体は宗太だと決定的になりました。宗太は以前、喰種レストランで「ＭＭさん」と口にしてますし、旧多の雰囲気は鉄骨をリゼに落とした時の宗太と似ています。
今、東京グールの宗太は○○説が濃厚！！
これらの考察を見ていくと、今一番東京グール作品内で怪しいと言えるのは旧多くんでしょう。
彼が宗太であれば、月山をMMと呼んだこと、ＣＣＧの情報が外部に漏れていること、東京グール無印で突然不自然な登場の仕方をしたこと、などいくつかの不思議な点のつじつまが合うのです。
上のような意見もあるとおり、まだ東京グールの中で明らかになったわけではありませんが、旧多君が宗太かもしれない説が今のところ一番濃厚みたいです！！
いかがでしたでしょうか？
東京グールの登場人物である宗太を中心に喰種集団ピエロのことなどについても紹介してきました。現在の本編である東京グール:reでも今後また出てくることが予想できるピエロ集団。彼らの目的もリーダーもまだ東京グールの中では明らかになっていません。それだけに、彼らが最終的にどんな場面でどんな役割を担っていくのか、ますますこの先の流れを見逃すことができません！
東京グールを読んだことがない方にも、ぜひこれを機会に漫画を手にとってほしいと思います！！
