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赤ちゃんが生まれてくる前に 頑張って作ってみよう 布おむつ

最近では紙おむつの普及「や手軽さから、布おむつを目にするのは少なくなりました。忘れ去られている状態の布おむつですが、布おむつを通して作り方や使い方など、学んでみたいと思います。そして、若いお母さんたちに布おむつを作り育てる経験をしていただけたら嬉しいですね。

布おむつについて

布おむつは、さらしやドビー織りなどの布で作られたオムツです。古くから使われている輪型のオムツや成形オムツがあり、漏れを防ぐためにオムツカバー(綿やウール、化繊など)も使われます

出典:http://www.n-nunoomuts.com

布おむつ作り経験者です。布おむつ用のさらしが赤ちゃん用品売り場ら専門店に売っており、そこで購入しました。布おむつ作成は妊娠中に行いました。

布おむつの種類

布おむつ ■成形

おむつカバーにぴったり合うように作られたもの。たたむ手間もなく、かさばらないのが特徴です。ただし厚みがあるので乾きにくいかも・・・。

出典:http://www.odiaper.com

梅雨の時期や冬など洗濯物が乾きにくい時期には使いたくないですね。

布おむつ ■輪形

布を輪状に縫い合わせた昔ながらの一般的なもの。キャラクターものなど、可愛いのも沢山あります。妊娠中に腹帯として使用したものを、おむつとして裁断して使用できる「さらし」と、二重縫いになっていて、洗濯を繰り返してもほつれにくい「ドビー織」があります。

出典:http://www.odiaper.com

私も作った輪の形をしたおむつです。干し方も簡単で、輪にいなているため風通しもよく乾きもよいです

布おむつ ■一体型

おむつとおむつカバーが一体形になっているもの。今のところ海外製のしかないようです。紙おむつのように使えるので、紙しか使ったことがない人も違和感がないでしょう。ただし価格ははるかに高く、スーパーなどで取り扱っていません

出典:http://www.odiaper.com

今回布おむつのまとめをしていて、初めて知りました。こんな布おむつがあるのですね。

布おむつの縫い方

布おむつの縫い方 1

■長さ140cmに切って、半分に折って70cmになるようにします。

■切った布を中表(柔らかい方を中に)にして、0,5cmほど手前の布をずらし1cmの縫い代をとって縫っていきます。端は2、3度ぐるぐるとしっかり縫い丈夫にします。

出典:http://www.odiaper.com

布おむつの縫い方 2

■2で縫った布の後ろ側の布で、縫い代をくるむように手前に折り込みます。

出典:http://www.odiaper.com

布おむつの縫い方 3

■さらにもう一度折り込み、ちょうど3枚重なった部分にアイロンをかけそこを縫っていきます。これがいわゆる折りふせ縫いといわれるものです

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布おむつは洗濯をすれば、何回も繰り返し使うことができ、経済的なおむつだと思いますが、赤ちゃんのおむつを替える回数は一日に何回もあります。なので、布おむつを作る時は余裕を持って作り始めることをお勧めします。

布おむつ 当て方

■布おむつを赤ちゃんのおしりの下に敷く
お母さんの手で赤ちゃんのおしりをそっと持ち上げるようにして、上記の布おむつを下に敷きます。このとき両足首をつかむのではなく、おしりの方を持ち上げるようにしてあげたほうが『股関節脱臼』の予防にもなります。

■しっかりとカバーで留めてあげる
手前の部分を折り返すようにして、カバーのマジックテープを留めます。

男の子だったら前の部分を、女の子だったら後ろの部分がよく当たるように厚みを加えます(これがいわゆる「男の子折り」「女の子折り」と呼ばれているもの)。

■布おむつがカバーからはみ出していないか確認
布おむつがカバーからはみ出していると、おしっこやうんちのモレの原因になり、そうなると服だけではなく、お布団まで悲惨な状態になってしまいます。はみ出していたら、中にしまいこむようにして入れてあげましょう。

■最後はカバーがきつくなっていないか確認
足の動きがカバーによって妨げられていないか確認します。お母さんの指1本分くらいの余裕があればOKです。

出典:http://www.odiaper.com

布おむつは紙おむつと違い、男の子と女の子では当て方が違うことと、おむつカバーから布おむつがはみ出ることによって、おしっこがもれる可能性があります。おむつを替えるのは大変かもしれませんが、細かく丁寧にを心がけたほうが良いと思います。

布おむつと紙おむつを比較してみました

経済性で比較 布おむつVS紙おむつ

紙おむつの場合、使い捨てのためどうしても高コストになる。特に、新生児の時には毎日10~15枚ほどの紙おむつを消費することになるので、結構な費用がかかる。
一方の布おむつの場合は、一部のライナーなどを除き、基本的には再利用となります。そのため、経済性では、紙おむつに対して大きく勝ります

出典:http://www.ikuji-goods.info

おむつ購入を考えると確かに紙おむつはお金がかかりますが、布おむつは外出先で困りますね。上手に使い分けすることが一番ではないかと思います。

手間 布おむつVS紙おむつ


紙おむつの場合、終ったら丸めて捨てるだけなので手間はかかりません。ゴミとして出す必要があるので、その点は手間ですが、布おむつのように洗うのと比較すると楽チンです。また、外出時などはトイレでサッと交換できます。
対して布おむつの場合、終った後は必ず洗って選択をするという手間が必要になります。特に出先では、汚れた布おむつを処理しにくいので、さらに手間といえます。

出典:http://www.ikuji-goods.info

紙おむつは使い捨てなので簡単ですが、ごみになるので、量が増えると大変だし、家の中が臭くなるのでは?と思いました。布おむつは洗濯をしたあとに乾かないとお持つの枚数がたりなくなるかもという心配がありますよね。

赤ちゃんの健康 布おむつVS紙おむつ

紙おむつの場合、どうしてもウンチの状態を確認せずに捨ててしまいますが、布おむつの場合は自分で洗い流すという工程が入るため随時確認することになります。ウンチは健康のバロメーターとも言われており、ウンチの状態を確認することで、赤ちゃんの健康管理に役立ちます。

また、布おむつは紙おむつと比較して通気性がよく、かぶれにくいという特徴もあります。女性の方なら分かるかと思いますが、赤ちゃんにとって通気性のない紙おむつでいるのは、生理用ナプキンでできたパンツを一日はいているようなものです。当然蒸れるし、ギャザーがついていて決して快適な環境とはいえないでしょう。
こうした面から赤ちゃんのとっては紙おむつと比較して布おむつのほうが快適といえるでしょう。

出典:http://www.ikuji-goods.info

布おむつは紙おむつに比べ通気性が悪く、かぶれやすくなります。おむつかぶれを防ぐためには、お尻を清潔にしておくことが、布おむつにしても紙おむつにしても大切なことだと思います。

赤ちゃんの発育 布おむつVS紙おむつ

ある程度諸説もあるのですが、紙おむつよりも布おむつを使っているほうが、オムツ離れが早いといされています。これは、布おむつを使っている場合、おしっこやウンチをする=濡れて気持ち悪い→おしっこやウンチをするという自分自身の行為を認識しやすいためといわれています。(トイレトレーニング)
比較して紙おむつの場合は、あかちゃんが不快にならないための対策が施されているのでそうしたことに気付きにくいという面があるそうです。

出典:http://www.ikuji-goods.info

確かに、布おむつはおしっこやうんちが出ると、肌に直接触れるので不快感がありますが、紙おむつは奥に閉じ込めてしまうので、鈍くなってしまうのかなって感じはします。

その他


紙おむつの場合、すべてを捨てる(廃棄)するだけですが、布おむつの場合は捨てるのはライナーくらいであとは繰り返し使うのでゴミが少なく環境にも優しい。


出典:http://www.ikuji-goods.info

環境問題を考えると紙おむつはゴミですが、布おむつはリサイクルになるのかもしれないですね。

布おむつの作り方 布おむつと紙おむつの比較まで まとめ

布おむつのつくりかたから布おむつと紙おむつの比較までまとめてみました。布おむつも紙おむつもですが、赤ちゃんが生まれる前から準備しますが、布おむつは布をかっておむつのかたちにするまで、時間がかかるので、余裕を持って作る必要があると思いました。
私は子供を育てるのに、布おむつと紙おむつを併用しました。布おむつは家にいるときに使用しました。布おむつが濡れると泣いて知らせてくれるので、親としても助かりました。紙おむつはおしっこをしても違うところに閉じ込めてしまうので、子供的にはおしっこをしたという感覚がなくて、親がおる程度時間がたったら確認をするという形だったので、大変でした。
保育士をしていた時はたいていの保育所では赤ちゃんは紙おむつだったので、おむつかぶれがひどい子や登園前におむつを交換せずにおしっこをぶらせげたままの赤ちゃんもいました。
どちらのおむつで子供を育てるかは、親の考え方次第です。布おむつは手間もかかり大変かもしれませんが、布おむつを作っているときから、赤ちゃんを育てている感覚になり、ある意味楽しい時間をすぐすことはできました。
どのようなおむつを使うにしても、子育ては大変です。パートナーの理解や手助けも必要となります。
赤ちゃんの人生はこれからです。愛情をかけて育ててほしいものです。

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