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    空なし!激戦の保育園入園。育休中からの保育園さがしについて。

    育休中、上の子は退園しなければならない。仕事復帰の時には、保育園に入りたくても空きがない。最近の保育園事情は、需要と供給が追い付いていないのが現状です。育休中に上手に保育園探しをしながら、スムーズに職場復帰をするにはどうしたらいいのか、一緒に考えてみましょう!

    保育園の種類

    認可保育園

    育休中は上の子を退園させなければいけないという地区が多く、困っている母親が多くいるのも事実です。戻れる保育園がないといのは、不安が募るものです。

    「認可」というのは設備や保育士の人数等、国が定めた認可基準を通っているということ。認可園には公立、私立とありますが、どちらも国や自治体の助成をうけているので比較的ゆとりのある運営ができるようになっています。

    出典:http://googirl.jp

    無認可(許可外)保育園

    無認可の保育園は、怖いというママさん達もいますが、預ける時間も長かったり、臨機応変に対応してくれるところもあり、一概に悪いとは言えないところもるようです。育休中に、いろいろリサーチすることをお勧めします。

    「無認可(認可外)」とは簡単に言えば「その他」で玉石混合。小規模なだけで認可と変わらない(園によっては認可以上)保育をおこなっている園もあれば、職員が少なすぎて事故を起こしたような園も存在します。

    出典:http://googirl.jp

    何が違うの?

    入園申し込みの方法

    認可保育園では、保育園に入園したい2ヶ月前くらいから、申し込みを受け付けてるとは言われていますが、いざ申し込みに言っても、年度の途中では入園できない保育園がほとんどです。育休中に入れないと言われても、え?それじゃあどうしたらいいの?と途方に暮れてしまいますね。

    【許可保育園】
    ・入園は市町村や区が一括管理。
    ・両親とも働いているなど、日中の保育に欠けることが条件。
    ・必要度の高い人から優先的に入園できる。(空きがあれば)
    ・育休中に上の子を預けることはできないことが多い。

    【無許可保育園】
    ・園に直接申し込む。
    ・預ける理由は問われない。(働いていなくてもOKの場合あり)
    ・育休中でも、上の子を預けられるメリットあり。

    保育料

    【許可保育園】
    ・各自治体が決定し、世帯収入によって計算される。
    ・無料~6万円くらいまでのところが多い。

    【無許可保育園】
    ・収入に関係なく一定額。(園が自由に設定できる)
    ・保育料の上限に決まりはなく、高額な園もある。

    育休中のあれこれ

    育休(育児休業)について

    育休=育児休業

    育休中にお金がもらえると助かりますよね。
    育休中は、心に余裕がなくなったりしますが、この給付金が支給されるだけで安心した気持ちになります。

    働くママの場合、育児休業中は雇用保険の制度で「育児休業給付金」が支給されます。

    出典:http://woman.mynavi.jp

    育児休業を開始する前の2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月ある人に支給されます。また、会社によってこの条件に合っていても、育児休業を取れないところもあります。育休中に給付金が支給されるのは助かりますね。

    原則として、育児休業を取得してから子どもが1歳になるまでの期間で、仕事に復帰するまでです。産後8週間は産休に当たるので、産後9週目~最長1歳になるまでの期間を育児休業期間といいます。

    出典:http://papimami.jp

    保育園の空きがない場合は、1歳6ヶ月まで延長することができます。(要手続き)

    育児休業開始から180日までは賃金(税金などを天引きする前の額)の67%、その後1歳(パパママ育休プラスは1歳2か月)までは賃金の50%が支給されます(支給額に下限や上限の制限あり)。

    出典:http://papimami.jp

    育休中の保証は年々手厚くなってきているのを感じますが、保育園不足の問題はなかなかか解決しないのが現状です。育休中の不安は募るばかり。給付金の支給だけでは解決できない問題もあります。

    育休中の社会保険について

    育休中の社会保険の免除は手続きが必要です。

    育児休暇中は、お給料がもらえない場合が多いと思いますが、貰えなくても社会保険料(健康保険、厚生年金保険)はかかります。

    出典:http://www.shiru-toku.com

    今は、育休中の社会保険料免除の申請が出来るので、とても助かります。
    育休中でも、社会保険料を支払っているということになるので、今後の保証も確保されますし、安心ですね。

    社会保険料免除制度は育児休業期間しか認められていませんでしたが、
    2014年4月から育児休業期間の社会保険料免除だけでなく、なんと「産休期間」についても社会保険料が免除されるようになりました。

    出典:http://www.shiru-toku.com

    育休中のみならず、産休中にも免除がある。
    この制度ができたことは、さらに嬉しいことです。

    育休中の保育園探し

    育休中に動くのはなかなか難しいので、妊娠中からリサーチすることが大事。

    育休中の保育園探し。まず何をすればいい?

    育休中にはなかなか身動きが取れないことも多いもの。
    直接保育園に問い合わせると、少し融通を聞かせてくれる場合もあるとのことなので、育休中、育児が大変で動けない時には、電話でのリサーチも有効です。

    【情報収集】
    ・市町村の保育を担当する課に出向き、認可保育所の情報を確かめる。
    ・自治体によるが、入園希望の2カ月前から申し込みを受けている場合が多い。
    ・4月入園の申し込みは、前年の10月からというところが多い。

    ※とりあえず、保育園探しの第一歩は、情報収集。
    育休中だけでなく、以前から情報を集めておくと動きやすいです。

    保育園の見学の他にも、定期的に保育園の開放をしているところもあるので、育休中、子供と一緒に遊びに行きがてら、保育園の雰囲気を見てくるのもいいかもしれませんね。

    【見学】
    時間に余裕のある妊娠中や育休中に、気になる保育園の見学に行く。

    保育園や先生の雰囲気。自分の目で確かめると安心します。
    育休中に子供と一緒に見に行くのがいいかもしれません。

    保育園に直接電話をして、見学日時を決めましょう。
    今まで色々と電話をしてみましたが、見学時間は午前10~12時ぐらいの忙しくない時間が多かったですね。

    出典:http://momonestyle.com

    子供の表情はウソをつけません。
    つまらないと思えばつまらない顔をしています。
    楽しいと思えば、とびっきりの笑顔で遊んでいます。
    キラキラとした表情で嬉しそうに遊んでいるかをチェックしてきましょう。

    出典:http://momonestyle.com

    保育士さんの表情もいきいきとしていますか?
    子どもと笑顔で接していますか?
    大声で叱ってばかりいませんか?
    保育士さんが輝いていれば、子供もいきいきしているはずです。
    楽しそうに働いているか子供を真剣に見ているか、出来る限り近くで見て、表情をしっかりとチェックしましょう。

    出典:http://momonestyle.com

    もし震災や火災などが起きたときに、どのような事をするのかを確認してきましょう。
    防災訓練や防火扉の安全度など、安心して子供を預けられる環境かどうかしっかりと聞いてチェックすることが大事です。

    出典:http://momonestyle.com

    育休中の保育園探しのまとめ

    確実に保育園に入園するためには

    ①年度初めの4月からの入園を検討する。
    (育休を短縮して入園を検討するのも致し方ない場合もあります。)

    ②入園したい保育園に何度も相談する。
    (情に訴える作戦になってしまいますが、現に、保育園の入園申し込みの理由の欄に、切実な気持ちを書くことで、選考の際に少しですが有利になったという話もあります)

    ③無認可保育園の入園を検討する。
    (年度途中に入園を希望する場合は、ほとんど認可保育園の入園は難しいので、次の年度初めまでは無認可保育園に入園させる方法もいいかもしれません)

    その他の方法

    【育休を延長する】

    育休中にどうしても保育園が見つからない場合は、最長1年6ヶ月まで育児休業の期間をのばしてもらうこともできます。

    その際は、保育園に空きがなく入れなかったという「不承諾証明書」というものを、役所に発行してもらい、延長の手続きを会社にしてもらえば大丈夫。

    育休中、迷惑をかけている手前、延長をお願いするのはとても心苦しものですが、手続きは簡単なので、勇気を持って職場に相談するといいと思います。

    おわりに

    保育園に確実に入れる方法という問題に対しての解決策は、はっきり言って何もないのかもしれません。でも、職場復帰の為に、産休中や育休中から頑張って動いていくことが、きっと結果として出てくるものだと思います。
    一人で悩まず、ご主人やご家族、友人などに相談しながら、ストレスを貯めずに保育園探しができたらいいですね。
    せっかくの育休もどうしよう…どうしよう…と悩んでばかりいたら、楽しくありません。

    頑張ってる育休中のママさんの未来が明るいものでありますよう祈っています。

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