【ハンターハンター】歪んだ愛情の持ち主、イルミ!【ゾルディック】
rena76107372
2017/04/17
ハンターハンター
冨樫義博による漫画作品。また、それを原作としたアニメ、小説、ゲーム、映画、舞台作品。略称は「H×H」・「ハンター」・「ハンハン」など。
週刊少年ジャンプで1998年14号より連載中。
単行本はジャンプ・コミックスより32巻まで発刊、累計発行部数は約6500万。
少年漫画にありがちな善悪二元論に収まらず、複数の価値観を要素としている。人間の持つ「闇」や「負」の面にスポットが当たることが多い。
主人公たちだけでなく、脇役や敵キャラクターの心理や思考も詳細に描写されている。また様々な立場や思惑が交錯し、複雑で多面的な構成をしている。総じて作者ならではのアイデアと、予測のできないストーリーが高く評価されている。
グリードアイランド編以降はグロテスクな絵に自主規制が入るようになり、アニメでもあまりに残酷な描写はカットされている。
この漫画は作者の冨樫義博が連載すること自体が珍事件となるくらい休載期間が長く、休載理由も当初は「病気」「急病」だったが、本人が巻末コメントで旅行に行ったりコミケに行ったりしていることを平気で書いていたため、そのうち「病気」という理由が書かれなくなった。
このため、ネット上では「『HUNTER×HUNTER』と言えば休載、休載と言えば『HUNTER×HUNTER』」というくらいにネタにされてしまっている。関連動画には「冨樫仕事しろ」のタグやコメントがよく付けられている。
休載が多いことで有名なハンターハンター。
打ち切りの多い週刊少年ジャンプの中では異例の休載数を誇るハンターハンターですが、ハンターハンターの人気は何年経っても衰える事を知らず、今でもハンターハンターファンはハンターハンターの掲載を心待ちにしています。
主人公のゴン=フリークスには、物心ついたときから両親がおらず、「父親はゴンが生まれてすぐ事故で死んだ」と聞かされてきた。「くじら島」の大自然に囲まれて暮らしていたゴンは8歳の時、森で巨獣に襲われたところを、通りがかりのハンター・カイトによって助けられる。
彼はゴンの父親ジン=フリークスのことを知っていた。カイトは自分がジンの弟子で昔世話になったこと、ジンが自分の知る限り最高のハンターであること、そしてまだ生きていることをゴンに伝える。ゴンはハンターに対して強い憧れを抱き、「自分もハンターになって、父親に会いたい」と夢見るようになる。成長して12歳も間近になったゴンは育ての母・ミトを説得して、超難関のハンター試験を受けるために、生まれ故郷を旅立つ。
ブラックな展開の多いハンターハンター。
小さな子供がモンスターに食べられるシーンや、ハンターハンター主人公ゴンの恩人カイトの生首が出てきたりと、グロテスクなシーンも多いです。
しかし、予想の出来ない展開や設定がハンターハンターファンの心をがっちり掴んでいるようですね!
そんなハンターハンターですが、実は2回アニメ化されています。
2回もアニメ化されるとは、ハンターハンターの人気がよく分かりますね!
1999年10月16日から2001年3月31日までフジテレビほかで放送(全62話)。制作は日本アニメーション(制作協力-スタジオディーン)、監督は古橋一浩。原作者からの「原作で描けなかった部分をアニメで描いて欲しい」という要望により『軍艦島編』が新たに追加されている。休載が多すぎてアニメが原作に追いついてしまったためにテレビ放送は終了した。
続編はOVA化され、ヨークシンシティ完結編を描いた第1期(4巻8話)、グリードアイランド編を描いた第2期(4巻8話)および第3期(7巻14話)までが発売された。OVAはそれぞれスタッフと制作協力が異なり、監督は嵯峨敏(第1期)、ユキヒロマツシタ(第2期)、所俊克(第3期1話-4話)、佐藤真人(第3期5話-14話)。
旧アニメ版のハンターハンター
上がハンターハンター旧アニメについての説明文です。
アニメ版ハンターハンターの人気はもちろん、原作のハンターハンターと同じようにとても高かったのですが、当時からハンターハンターの休載は多く、アニメ版ハンターハンターオリジナルストーリーも追加されていたにも関わらず原作のハンターハンターにアニメ版のハンターハンターが追いついてしまい、テレビ放送は終了しました。
当時のハンターハンターファンはショックだったでしょうね。
2011年10月から2014年9月までテレビアニメのリメイク版が日本テレビ系(NNN加盟30局)で放送された。スタッフ・キャストは一新され、ストーリーも最初からスタート。制作はマッドハウス(制作協力-スタジオ・ライブ)、監督は神志那弘志。
同局では毎週日曜・午前10時55分からという新たな枠を設けたが、同時ネットはミヤギテレビとくまもと県民テレビだけであり、ほとんどのネット局では深夜アニメとして放送された。結局2013年秋の改編で、日本テレビやくまもと県民テレビ、テレビ宮崎など深夜ではない時間帯に放送していたテレビ局も深夜アニメに移行している。
なお、放送開始時期によって終了時期は前後する。また、本作終了に伴い、深夜アニメが全く放送されない県が出現することになる。さらに言えば、開始当初から深夜アニメとして放送された地域では、3年間深夜アニメとして放送されたことになるが、これは深夜アニメ史上最も長生きしたことになる。
異なる放送局での再アニメ化は過去にもドラえもん、キャプテン翼、遊☆戯☆王などの作品でもあったが、どちらかといえば極めて異例である。
2001年に一度テレビ放送が終了していたアニメ版ハンターハンター。
しかし、原作のハンターハンターのあまりの人気に10年後の2011年、改めてリメイクとして再度放送が開始されました。
放送開始当時、ハンターハンターを日曜日の午前中に放送している曲もありましたが、2年後の2013年より全局が放送時間を深夜帯に変更しました。
新アニメ版ハンターハンター キメラアント編
ハンターハンターファンの間では、時間帯変更当時キメラアント編という一番グロテスクなシーンの多いエピソードまで進んでいて、そのシーンも削ることなく放送していたので幼い子供を持つ保護者達から苦情が来たのではないかと推測されていたようです。
さて、そんなハンターハンターには有名な暗殺一家「ゾルディック家」というものが存在します。
そしてそのゾルディック家第4子は家族からも恐れられる存在で、地下に閉じ込められているそうです。
ゾルディック家第4子、アルカ・ゾルディック
暗殺一家ゾルディック家の一員。五人兄弟の四人目の子供。血液型A型。
三男キルアが12歳、末っ子カルトが10歳なので、おそらく年齢は11歳。
一人称は「あたし」。
アルカの存在自体は初期から予想されていたが、第321話「怪者」にて、正式に登場した。そのため、ゾルディック家5兄弟の中では唯一、旧アニメ(1999年版)に登場していない。
黒髪ぱっつん。ピンクの髪留めは喜怒哀楽を模したもの。
衣装の配色は単行本発売まで明らかにされていなかった為、初期は書き手のイメージで描かれている作品が多くを占めていたが、現在は上記のような公式カラーの「ピンクの着物と緑の袴」という配色のイラストが増えている。
アニメでの登場により、目の色(青)とブーツの色(ピンク)も判明した。
ゾルディック家第四子。
巫女のような服装をしており、喜怒哀楽を模した髪留めをしている。容姿は女性そのもので、一人称も「あたし」。キルアは「妹」と称し女の子扱いしているが、イルミは「弟」、ゾルディック家の執事は「坊ちゃま」と呼んでいるため性別は正確には不明。その特異な能力からシルバには「別の何処かからきた闇(なにか)」と称され、その能力の危険性ゆえに幼少期から地下室に厳重に隔離されていた。
キルアにはよく懐いているが、キルア自身はアルカが隔離されていることについては「なぜ放っておけた」と思っており、イルミの針を埋め込まれていたことが関係していると考えている。暗殺一家の一人ではあるが、幼少期から隔離されていたこともあり、純粋な戦闘能力は殆どなく普通の子ども並。家族たちからは遠ざけられているがゾルディック家としては珍しく無邪気で素直な性格の持ち主。
名前自体は初期から出ていたが、本格的に登場したのは会長選挙編から。その関係でゾルディック兄弟で唯一、アニメ第1作とミュージカル版には登場していない。
兄キルアを慕うアルカ
この説明文を読んでる限りはゾルディック家には珍しい、とても純粋で可愛らしい子供のように感じますが、実はアルカは恐ろしい能力を秘めていました。
アルカの「おねだり」を3つ聞くと、1つ「お願い」を叶えてもらえる。アルカが叶えてくれる「お願い」には限界がなく、(恐らく)何でも実現する。
「お願い」と「おねだり」は等価交換であり、願いごとが大きなものであるほど、後に続く「おねだり」の難易度が高くなる。しかも、次に「おねだり」をされるのは「お願い」した人物ではなく、「それ以外の他人」である。
アルカの「おねだり」を4回連続で断ると、「断った者」と「その人物が最も愛している者」の最低二人が、奇妙な力によって同時に死ぬ。叶えてもらった「お願い」が大きいほど、「おねだり」を断った時の死者の数が増える。
こちらがハンターハンター1の暗殺一家、ゾルディック家も恐れるアルカの能力です。
死者も伴う恐ろしい能力を持ったアルカ、実はそのアルカの能力にはルールが設けられていました。
アルカの「おねだり」を失敗して3人以上の犠牲者が出る場合、「失敗した人」とその「最愛の人」に加えて、「失敗した人と長い時間を共に過ごした人物」から順に死んでいくことになる。
・アルカの「おねだり」を失敗して惨殺されると、おねだりの難易度はリセットされ最も易しいものに戻る。
・アルカが誰かに「おねだり」している途中で、別の誰かに「おねだり」することは無い。
「おねだり」されている誰かが途中で死ぬと、その「おねだり」は失敗とみなされ、最低でももう一人死ぬ。
・アルカが名前を知らない人物には「おねだり」をすることができない(「おねだり」する時は、必ず相手の名前を呼びながら行っている)。
・同じ人間が連続してアルカに「お願い」することはできない。
・「お願い」と「おねだり」を行っているのは、正確にはアルカではなく「ナニカ」である。
結果的に叶える「お願い」が1つなら、条件付けで複数の「お願い」ができる(例:Aなら○○して、Aでなければ××してほしい)。
・直す「お願い」を叶える為には、アルカが対象に触れる必要がある。これは、ナニカが破壊を得意としていて、直すことが苦手なためである。勿論、ちゃんと「お願い」は叶えられるが、疲れたアルカ(ナニカ)はその後すぐに眠ってしまう。
・直す「お願い」をした時の「おねだり」は、残酷なものにならない。
・「おねだり」をするタイミングは、キルアにも分からない。
キルアのみ、ナニカに対して「命令」が出来る。この「命令」は、「お願い」のように次の「おねだり」の内容には反映されず、ずばり、リスクなしで「お願い」を叶えて貰えるに等しい。「命令」する時のキルアの口調は「~しろ」とちゃんと命令形になっている。
こちらがゾルディック家の面々が調べたアルカの能力のルールです。
かなり細かくルールができているようですね。
また、中には大好きな兄であるキルアだけにしか使うことのできないルールもあるようです。
さらに、能力を使っている際はアルカではなく「ナニカ」という別人格に入れ替わっているようですね。
ではその「ナニカ」とは一体何者なんでしょうか?
アルカが能力を使っている際に入れ替わる別人格「ナニカ」。
そのナニカについても調べてみました。
アルカの別人格、ナニカ
「お願い」や「おねだり」をするのは、厳密にはアルカ自身ではなく、中に潜む別人格である。
キルアはこの人格を『ナニカ』と呼び、父親であるシルバはアルカ自体を『別の何処からか来た闇(なにか)』と呼んでいる。
アルカに「お願い」をする際、目と口が黒く塗りつぶされる。
上記の通り、キルアはこの状態のアルカの事を『ナニカ』と呼んでいる。
キルア曰く『「キルア」と呼ぶほうがナニカ、「お兄ちゃん」と呼ぶのがアルカ 』らしい。
返事をする際は主に「あい」と言い、台詞はカタカナの片言で表記される。
理屈はわからないが、どんな「お願い」でも叶えることが出来る存在。
ただし、必ず「おねだり」と等価交換であり、こちらもノーリスクでは叶える事は出来ない。
また、「お願い」「おねだり」に関する複雑で多様なルールが存在する。作中でも、そのルールは未だ解明途中である。
当初、等価交換のためにはどんな見返りでも望む残酷な存在とされ、この為にアルカはゾルディック家の中でもただ一人、家族扱いされていなかった。
正体は暗黒大陸の欲望の共依存ガス生命体「アイ」ではないかと推測される。
ゾルディック家の先祖が暗黒大陸から持ち帰ったガス生命体がアルカに寄生しているのではないかという疑いがもたれている。
ナニカもアルカと同じく、キルアのことを慕っているようです。
ちなみにアルカとナニカはお互いの存在に気づいているらしく、お互いが自由に入れ替われるそうです。
さらにナニカが起きている時間はアルカが起きている時間よりもずっと長く、アルカが起きている時間は能力を使っていない時や中断されている時、ナニカが治癒能力を使って眠っている時だけのようです。
ハンターハンター1の暗殺一家ゾルディック家の第4子でありゾルディック家から恐れられる存在、アルカ。
一見、純粋な心を持った可愛らしい子供のアルカですが、実はハンターハンター1恐ろしい能力を持っていました!
その恐ろしさ故、地下に閉じ込められ、父シルバから暗殺されかけたことも。
そんな可哀想な子供アルカにとって、唯一自分と遊んでくれるキルアは本当に大切な存在だったに違いありません。
今後アルカがどのようになっていくか、とても気になりますよね!
これはハンターハンター、チェックするしかないです!
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