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【このミス常連作家】小説家・東野圭吾原作のドラマ化作品まとめ

泣ける作品から笑える作品まで、作風の広さと緻密な科学設定の作品が多い作家・東野圭吾。近年も『天空の蜂』が映画かされ話題を呼んでいる。そんな東野圭吾の小説が原作のドラマの中でも、特にオススメのドラマをまとめてみた。ドラマでも最高の東野圭吾ワールドを堪能あれ。

ドラマ化作品多数…作家・東野圭吾とはどんな人なのか?

小説家・東野圭吾

本名同じ。
誕生日 : 1958年2月4日
出身地 : 大阪府大阪市生野区
処女作 : 放課後

執筆ジャンルは主にミステリー、サスペンス。

1958年、大阪市生野区に生まれる。当時の街が1999年に刊行された『白夜行』や『浪花少年探偵団』シリーズの舞台となっているなど、作品には自身の体験が幅広く取り入れられている

出典:https://ja.wikipedia.org

大阪市立小路小学校、大阪市立東生野中学校に進学。この頃の体験などを綴った自身のエッセイ『あの頃僕らはアホでした』などによると、成績は「オール3」であり、また読書少年でもなかった。

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その後大阪府立阪南高等学校に入学し、2年生になった1974年、偶然手に取った小峰元『アルキメデスは手を汚さない』を読み、推理小説に初めて嵌る。同時に江戸川乱歩賞の存在を知り、さらに松本清張の著作を読み漁るようになり、やがて推理小説を書き始める。処女作は『アンドロイドは警告する』だが、現在まで内容は公開されていない。

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作家となってからは、著作が増刷されずに終わることも珍しくないなど、なかなかヒットに恵まれず、また文学賞に15回も落選するなど、厳しい時代が続いたが、1996年に『名探偵の掟』で『このミステリーがすごい!1997』の3位になるなど、にわかに注目を集め、1998年に『秘密』を刊行すると、一気に大ブレイクする。同書は映画・ドラマ化されたほか、第52回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞する。

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東野圭吾の作品は本格ミステリの枠に囚われない斬新な作風で注目を浴びている。またミステリのみならず、理系出身のエンジニアと言う経歴から科学の知識を生かして書かれた作品、お笑い物など、同一作者とは思えないほど幅の広い作風が特徴。
ところが現在の東野圭吾の活躍からは想像もつかないが、デビューからしばらくはヒット作品に恵まれず、文学賞に15回連続で落選するなど『無冠の帝王』とも呼ばれることもあった。

そんな作家・東野圭吾氏の多数の作品の中から、特にドラマ化した物をご紹介します。

ドラマ【探偵ガリレオ】シリーズ

出演:
福山雅治
柴崎コウ
吉高由里子
北村一輝
渡辺いっけい

『ガリレオ』は、東野圭吾の連作推理小説『ガリレオシリーズ』を原作とし、フジテレビによって製作された日本の実写映像化作品シリーズ。主演は福山雅治。

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帝都大学理工学部物理学科准教授・湯川学が新人女性刑事・内海薫の依頼を受けて、明晰な頭脳で事件のさなかに起きる超常現象を解き明かして事件を解決する。原作での湯川の相棒・草薙が内海に変更された経緯は原作との相違点参照。

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キャッチコピーは、「嘘を突く 謎を解く」(第1シーズン)、「天才、変人、再び。」(第2シーズン)。

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第一期ヒロインである内海薫役は、女優柴崎コウさん。
原作には存在しないヒロインの登場に、原作ファンの反応は賛否両論だった。
後々、内海薫は逆輸入され小説にも登場した。

主題歌は、主役であるガリレオ役の福山雅治しが柴崎コウをプロデュースしたユニット『KOH+(コープラス)』が担当。第二期も引き続きKOH+が主題歌を担当した。

2008年には劇場版『容疑者Xの献身』が公開された。
原作は、東野圭吾による同タイトルの小説。

主役の福山雅治、柴崎コウに加え堤真一、松雪泰子らが主演している。

花岡靖子は娘・美里とアパートで二人で暮らしていた。そのアパートへ靖子の元夫、富樫慎二が彼女の居所を突き止め訪ねてきた。どこに引っ越しても疫病神のように現れ、暴力を振るう富樫を靖子と美里は大喧嘩の末、殺してしまう。今後の成り行きを想像し呆然とする母子に救いの手を差し伸べたのは、隣人の天才数学者・石神だった。彼は自らの論理的思考によって二人に指示を出す。

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そして3月11日、旧江戸川で死体が発見される。警察は遺体を富樫と断定し、花岡母子のアリバイを聞いて目をつけるが、捜査が進むにつれ、あと1歩といったところでことごとくズレが生ずることに気づく。困り果てた草薙刑事は、友人の天才物理学者、湯川に相談を持ちかける。

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テレビドラマ新参者など【加賀恭一郎】シリーズ

出演:
阿部寛
黒木メイサ
向井 理
溝端淳平
木村祐一

日本橋小伝馬町で一人暮らしの40代の女性が絞殺された。日本橋署に着任したばかりの加賀恭一郎は、自身にとって未知の土地の日本橋を歩き、事件や被害者と何らかの接点を持った家族や店を訪れる。加賀は事件に残されたいくつかの謎の解明のため、その謎に関わった当事者達の様々な想いを一つずつ解きほぐしていき、そしてそれらの解決を通じ絞殺事件そのものの真相にたどり着いていく。

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2010年4月18日から6月20日まで毎週日曜日21:00 - 21:54に、TBS系の「日曜劇場」枠で阿部寛主演で放送された。以降阿部寛主演で続編が制作されるようになった

出典:https://ja.wikipedia.org

全体並びに各章毎のあらすじや、登場人物の基本設定等は概ね原作を踏襲するが、オリジナル要素を加え、ドラマ独自の展開を取り入れている。本作では青山亜美を物語で重要な役を果たす記者として設定を変更し、原作未登場の加賀の従弟・松宮修平を登場させている。他にも加賀もまた、質問の意図を聞かれたときに返す「ちなみに聞いてみただけです」の常套句が決め台詞となっている。

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東京の名所、日本橋を舞台にした作品。作中にも日本橋に実際に売っている物が多数登場する。
阿部寛さんのTBSでの連続ドラマ主演は『ドラゴン桜』以来なのだそう。
オープニングとエンディングのナレーションはヒロインでもある黒木メイサが担当している。

主役・加賀恭一郎(阿部寛)の変わった着眼点と、日本橋中でまばらになっている要素が、最終的に点に繋がるのがとても面白い作品。
原作との相違点もいくつかあるので、原作ファンは見比べながら視聴するのもオススメ。

2012年には同シリーズの劇場版である『麒麟の翼』が公開された。
(原作は同名の小説)
阿部寛らに加え、中井貴一、松坂桃李、新垣結衣、劇団ひとりなどが出演。

寒い夜のこと。日本橋の欄干にもたれかかる男を巡査が目撃する。男の胸にはナイフが刺さっていた。どうやら男は死にかけた状態でここまで歩いてきて、力つきたようだ。その後、男は病院で死亡してしまう。

出典:https://ja.wikipedia.org

加賀と松宮も参画して事件の捜査が始まる。その中、事件直後に若い不審な男が現場から逃走中にトラックにはねられ、昏睡状態に陥っていることが分かった。「彼が人殺しをするはずがない」と否定する恋人。しかし、彼の持ち物からは被害者が持っていた財布と書類鞄が発見される。そして、被害者とのある関係が浮上したことから、警察は不審な男を犯人と断定し裏付け捜査を進めてしまう。

出典:https://ja.wikipedia.org

キャッチコピーは
『ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。』
『誰も信じなくても、自分だけは信じよう。』
『加賀シリーズ最高傑作』

白夜行

出演:
山田孝之
綾瀬はるか
平田満
麻生祐未
武田鉄矢

2006年1月12日から3月23日までTBS系列で、毎週木曜日21:00 - 21:54(JST)に放送された日本のテレビドラマ。

出典:http://ja.wikipedia.org

19年前(1973年)、大阪で起きた質屋殺し。何人もの容疑者が捜査線上に浮かぶが、決定的な証拠がないまま事件は迷宮入りに。被害者の息子・桐原亮司と容疑者の娘・西本雪穂は、その後別々の人生を歩んでいくかに見えた。だが、二人の周囲には不可解な凶悪犯罪が次々と起きる。人の心を失ったゆえの悲劇を、叙事詩的スケールで描いている。

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幼少時、初恋の少女を助けるために父親を殺した少年と、その少年を庇うために母親の命を奪った少女の残酷な14年間の愛の軌跡を描いた物語。2人はただ太陽の下で手を繋いで歩きたかっただけなのに…

出典:https://ja.wikipedia.org

主演の山田孝之と綾瀬はるかは、2004年のテレビドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』でも共演している。

エンディングは『影』。柴崎コウが担当している。

時代の整合性の都合上、殺人事件が発生した年が1973年から1991年に変更になっている。
また、プローデューサーの「主役2人をモンスターにしたくなかった」との思いから、原作とは異なり主人公2人の関係を映像化している。

山田孝之は、同じ東野圭吾原作の映画『手紙』でも主演している。

東野圭吾の小説『幻夜』は『白夜行』の姉妹作とも言える作品。
2010年にWOWOWでテレビドラマが放映された。

出演は深田恭子、塚本高史、柴田恭平など。

阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件など、現実と虚構を織り交ぜつつ進んでゆく物語。
『白夜行』にも言えることだが、東野圭吾は「得体の知れない」「浮世離れした美女」を書くのがとても巧みである。
姉妹作と言われている東野圭吾『白夜行』との関連性は、ぜひ両方の作品を見て確認して欲しい。

その他、東野圭吾原作ドラマ化作品

浪花少年探偵団

出演:
多部未華子
小池徹平
山本耕史
木村文乃
斉藤由貴
温水洋一 など

新学期を迎えた大阪市・大路小学校に、竹内しのぶ(多部未華子)という常勤講師(※)がやってきた。6年2組の担任になったしのぶが初めての出欠をとっていると、教頭・中田幸夫(小日向文世)が現れ、驚きの事実を告げる。なんと、しのぶの生徒のひとり・福島友宏(伊澤柾樹)の父・文男(木村祐一)が昨夜、何者かに殺されたというのだ!

出典:http://www.tbs.co.jp

同名シリーズ2作を原作としたドラマ。
東野圭吾の作品の中では、殺人を取り扱っている割に全体的に(良い意味で)明るいノリのドラマとなっており、見る者を飽きさせない作りになっている。

テレビドラマのキャッチコピーは、
『センセは、名探偵やで。』『センセは、迷探偵やろ。』

流星の絆

出演:
二宮和也
錦戸亮
戸田恵梨香
要潤
りょう
設楽統 (バナナマン) など

神奈川県横須賀市にある洋食店「アリアケ」の三兄妹、功一、泰輔、静奈は、夜中に家を抜け出して流星群を観に出掛けている間に、両親が何者かにより刃物で惨殺される。三兄妹は身よりが無く養護施設で幼少期を過ごした後に相次いで詐欺などに襲われ、強く生きるためいつしか彼ら自身も、裕福な男性を詐欺で騙していく。
事件から14年経過し時効を迎えようとしていた時期に、洋食チェーン御曹司の戸神行成をターゲットにした3人は、彼の父親の政行が、両親が惨殺された時間に家から出てきた人物に似ていることに気付く。店の名物のハヤシライスの味から、3人は政行が両親を殺害しレシピを盗んだ犯人だと確信する。行成に接近して政行を陥れるための罠を張り、作戦は順調に進むが、静奈が行成に恋心を寄せてしまう。

出典:http://ja.wikipedia.org

東野圭吾の作品はシリアスな物になると終始暗い雰囲気のままの物が多いのだが、ドラマ化の際笑いの要素を加える事により、終始重くなる事なく最後まで見続けられるものとなっている。

東野圭吾のファンであるに関わらず主演がジャニーズ(嵐の二宮)であると言う事で、ドラマを食わず嫌いで見ていなかった人も多いと思われるが、二宮もその他のキャストも迫真の演技で、見ている者を必ず楽しませてくれる。

テレビドラマ・東野圭吾ミステリーズ

出演:
唐沢寿明
松下奈緒
観月ありさ
反町隆史
長澤まさみ
坂口憲二 などなど

東野圭吾は数多くのミステリー小説を発表し続けてきたが、この番組では3作の短編集『犯人のいない殺人の夜』、『怪しい人びと』、『あの頃の誰か』の中から厳選された11作品を選び、毎週異なる出演者で本格的なシリアスミステリー、ホラー、コメディーなど、「東野ワールド」を忠実に再現する。

出典:http://matome.naver.jp

【各話タイトル(原作)】
第一話 さよならコーチ(原作:『犯人のいない殺人の夜』から)
第二話 エンドレス・ナイト(原作:『犯人のいない殺人の夜』から)
第三話 レイコと玲子(原作:『あの頃の誰か』から)
第四話 甘いはずなのに(原作:『怪しい人びと』から)
第五話 シャレードがいっぱい(原作:『あの頃の誰か』から)
第六話 犯人のいない殺人の夜(原作:『犯人のいない殺人の夜』から)
第七話 白い凶器(原作:『犯人のいない殺人の夜』から)
第八話 小さな殺意の物語(原作:『犯人のいない殺人の夜』から)
第九話 結婚報告(原作:『怪しい人びと』から)
第十話 二十年目の約束(原作:『あの頃の誰か』から)
第十一話 再生魔術の女(原作:『あの頃の誰か』から)

出典:http://matome.naver.jp

東野圭吾ミステリーズは2012年の7月から9月にかけてフジテレビ系列『木曜劇場』で、オムニバス形式で放映されたドラマ。
原作は東野圭吾の短編集『犯人のいない殺人の夜』『怪しい人びと』『あの頃の誰か』の三冊の中から、厳選された11作品が選ばれ、ドラマ化された。
テレビドラマのキャッチコピーは『人間の数だけ、ミステリーはある。』

沢山テレビドラマ化されるだけあって、東野圭吾作品は素晴らしい!

書店の『東野圭吾』フェア。ここに写っている作品の殆どが映画・ドラマ化されていると言うから驚きだ。
東野圭吾は大抵どこの書店でも『東野圭吾コーナー』が作られる程の人気作家。

東野圭吾が原作のドラマをいくつかご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
ここで紹介したのは一部で、他にも沢山東野圭吾原作のドラマは沢山ありますので、興味を持たれた方はぜひ御覧になってみて下さい。もちろんドラマだけでなく小説も、下手をすると本屋の棚一つが東野圭吾作品で埋まるほど沢山の種類がありますので、まずはドラマ化された有名な物から手に取ってみてはいかがでしょうか?

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