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    宝塚花組明日海りお、トップスターになるまでの道のりを調べてみた。

    東の東大、西の宝塚と言われるほど、合格の倍率が高い宝塚歌劇団。そこに合格し、花組トップスターになった明日海りお。下級生時代からトップスターになるまでの色々な経歴や明日海りおのエピソードをまとめてみました。これを機会に、宝塚男役の明日海りおを知り尽くしましょう!

    宝塚花組トップスター!一段と輝く明日海りおのプロフィール

    プロフィール

    明日海りお(あすみりお)
    誕生日:6月26日
    出身地:静岡県静岡市
    血液型:O型
    身長:169cm
    愛称:みりお、さゆみし

    経歴

    宝塚には「男役10年」という言葉があります。女性が男性を演じるにあたって、10年でようやく一人前になるという意味です。
    明日海りおも、トップスターになるまでに、初舞台を踏んでから12年。明日海りおの努力が認められたのですね!

    美しすぎる宝塚花組トップスター明日海りおは、どんな人物?

    芸名はの明日海りおは、明るく未来へ向かっていく感じの名前を、と家族で考えた。 「りお」は響きが好きだったから[7]。

    一人っ子。1歳からスイミングを習い、小学校入学まで続けていた。3歳からバレエ、4歳からピアノと習字を習っていた。

    中学3年生の夏休みにバレエ教室の友人から借りた真琴つばさトップの月組公演『LUNA/BLUE・MOON・BLUE』のビデオを観て、宝塚歌劇に夢中になる。ビデオを観た翌日に出発した家族旅行で訪れた香港では宝塚のことが頭から離れなくて食事が喉を通らず、痩せて帰国したという。

    両親に宝塚音楽学校を受験したいと告げるも、一人娘が親元を離れ厳しい芸の世界に入ることを大反対される。三日三晩部屋にこもって泣き喚き、仕舞には発熱し寝込んだ姿を見て、「そんなに言うのなら受けてみなさい」と受験を許された。

    芸事への理解は深いはずだったが、タカラヅカに入ることには両親が大反対した。厳格な学校だったこともあり、塾通いを続けながら音楽学校への受験準備を進め、受験することは友人の誰にも告げていなかった。

    ラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』の視聴者プレゼントに応募したところチケットが当選し、受験直前に母とともに月組宝塚大劇場公演『ゼンダ城の虜/ジャズマニア』を初めて観劇。

    特技は「利き柔軟剤」で、柔軟剤が好きで色々な種類を集めているため、すれ違った人から香る柔軟剤の種類が分かる。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    宝塚の生徒さんは、よく受験を親から反対されたという声を聞きます。でも、合格率20倍以上という宝塚音楽学校に合格し、トップスターに上り詰めた明日海りおは、本当に素晴らしいですね!

    明日海りおが宝塚で今までたったの舞台は、かなりの数だった!

    初舞台公演

    2003年4月 - 5月、『花の宝塚風土記(ふどき)/シニョール ドン・ファン』

    出典:http://ja.wikipedia.org

    月組時代

    2003年6月 - 8月、『花の宝塚風土記(ふどき)/シニョール ドン・ファン』
    2003年9月、バウホール・日本青年館公演『なみだ橋 えがお橋』文七
    2003年11月 - 2004年3月、『薔薇の封印』新人公演:アンリ(本役:月船さらら)
    2004年4月、バウホール・日本青年館公演『愛しき人よ-イトシキヒトヨ-』凜 孫河
    2004年6月 - 10月、『飛鳥夕映え-蘇我入鹿-/タカラヅカ絢爛Ⅱ』鞍作(子供時代)、新人公演:葛城稚犬養連網田(本役:姿樹えり緒)
    2004年11月、バウホール公演『THE LAST PARTY』ASUMI
    2005年2月 - 5月、『エリザベート』新人公演:ルドルフ(少年)(本役:彩那音)
    2005年7月、バウホール公演『BourbonStreet Blues』スマイル/ウォレス
    2005年9月 - 12月、『JAZZYな妖精たち/Revue of Dreams』新人公演:ミック(本役:月船さらら)
    2006年2月、バウホール公演『想夫恋』藤原隆房
    2006年5月 - 8月、『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』プブリウス・カスカ、新人公演:アントニウス(本役:霧矢大夢)
    2006年10月、全国ツアー『あかねさす紫の花』大友皇子
    2007年1月 - 4月、『パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス』ジャン、新人公演:ジョルジュ・ジャッケ(本役:大空祐飛)
    2007年4月、瀬奈じゅんディナーショー『EL VIENTO』
    2007年5月 - 6月、全国ツアー『ダル・レークの恋』ラジオン
    2007年8月 - 11月、『MAHOROBA/マジシャンの憂鬱』新人公演:ボルディジャール(本役:霧矢大夢)
    2008年1月、バウWS『ホフマン物語』ホフマン(1月2日 - 13日) *バウWS初主演/ミューズ・ニクラウス(1月19日 - 29日)
    2008年3月 - 7月、『ME AND MY GIRL』ジャッキー/ソフィア(役替わり)、新人公演:ウィリアム・スナイブスン(ビル)(本役:瀬奈じゅん) *新人公演初主演
    2008年8月、博多座公演『ME AND MY GIRL』ジャッキー/ジェラルド(役替わり)
    2008年11月 - 09年2月、『夢の浮橋/Apasionado!!』五の宮、新人公演:匂宮(本役:瀬奈じゅん) *新人公演主演
    2009年3月、バウホール公演『二人の貴公子』アーサイト *龍真咲とバウW主演
    2009年5月 - 8月、『エリザベート』ルドルフ/シュテファン(役替わり)、新人公演:トート(本役:瀬奈じゅん) *新人公演主演
    2009年10月 - 12月、『ラストプレイ/Heat on Beat!』マクシミリアン、新人公演:アリステア(本役:瀬奈じゅん) *新人公演主演
    2010年2月、中日劇場公演『紫子/Heat on Beat!』金井定嗣
    2010年4月 - 7月、『THE SCARLET PIMPERNEL』ショーヴラン/アルマン(役替わり)
    2010年9月 - 11月、『ジプシー男爵/Rhapsodic Moon』オトカー
    2010年12月 - 11年1月、ドラマシティ・日本青年館公演『STUDIO 54』Z-BOY(ザック)
    2011年3月 - 5月、『バラの国の王子/ONE -私が愛したものは…-』家臣(虎) 
    2011年7月 - 10月、『アルジェの男/Dance Romanesque』アンリ・クローデル 
    2011年11月 - 12月、バウホール・日本青年館公演『アリスの恋人 -Alice in Underground Wonderland-』ルイス・キャロル *バウ主演
    2012年2月 - 4月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-/Misty Station-霧の終着駅-』ゴドフリー・トーマス 
    2012年4月 - 5月、明日海りおディナーショー『Z-LIVE』 *初ディナーショー
    2012年7月 - 9月、『ロミオとジュリエット』ティボルト/ロミオ(龍真咲との役替わり)
    2012年10月、バウホール・日本青年館公演『春の雪』松枝清顕 *バウ主演
    2013年1月 - 3月、『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』オスカル/アンドレ(龍真咲との役替わり)

    出典:https://ja.wikipedia.org

    宝塚では、入団7年目までは新人公演に出演します。
    明日海りおは、その新人公演でもたくさんの主演を果たしました。

    花組時代

    2013年6月 - 7月、東急シアターオーブ公演『戦国BASARA-真田幸村編-』上杉謙信
    2013年8月 - 11月、『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!』カルロ・ジェラール 
    2013年11月、明日海りおディナーショー『ASUMIC ADVANCE』
    2014年2月 - 5月、『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-/TAKARAZUKA ∞ 夢眩』パット・ブレーディ

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    花組トップスター時代

    2014年6月、中日劇場公演『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』フェルゼン
    2014年8月 - 11月、『エリザベート』トート 
    2015年1月、東京国際フォーラム公演『Ernest in Love』アーネスト(ジャック)
    2015年3月 - 6月、『カリスタの海に抱かれて/ 宝塚幻想曲』シャルル・ヴィルヌーブ・ドゥ・リベルタ(カルロ・ヴィラーニ)
    2015年7月 - 8月、梅田芸術劇場・台湾国家戯劇院公演『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-/ 宝塚幻想曲』フェルゼン 
    2015年10月 - 12月、『新源氏物語 / Melodia -熱く美しき旋律-』光源氏 *予定
    2016年2月 - 3月、梅田芸術劇場・中日劇場公演『Ernest in Love』 *予定
    2016年4月 - 7月、『ME AND MY GIRL』 *予定

    出典:https://ja.wikipedia.org

    宝塚の男役は、男性よりもかっこいいとよく言われます。
    明日海りおは、舞台メイクをすると、本当の男性みたいですね!

    宝塚花組トップスター明日海りおと組んだ相手役はどんな人物?

    宝塚花組トップスターの明日海りおは、トップスターになってから二人の相手役と組んでいます。最強のコンビを見せる二人はどんなどんな人物なのでしょうか?

    蘭乃はなのプロフィールと、明日海りおと組んだ舞台

    蘭乃 はな(らんの はな、1987年5月20日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団・花組のトップ娘役。
    東京都杉並区出身、成城学園高校出身。身長163cm。愛称は「らん」。
    元宙組娘役のすみれ乃麗は双子の妹で宝塚の同期生。

    出典:https://ja.wikipedia.org

    2014年6月、『ベルサイユのばら』(中日劇場)マリー・アントワネット
    2014年8~11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』 エリザベート *退団公演

    出典:https://ja.wikipedia.org

    蘭乃はなは、2010年から宝塚花組娘役トップスターとなり、二人のトップスターと組んだ後、明日海りおの相手役となりました。
    二人のデュエットダンスが素敵ですね!

    花乃まりあのプロフィールと、明日海りおと組んだ舞台

    花乃 まりあ(かの まりあ 10月12日 - )は宝塚歌劇団・花組に所属する娘役(トップ娘役)。
    東京都多摩市出身。恵泉女学園中学出身。身長164cm。血液型O型。愛称は「かのちゃん」。

    出典:http://ja.wikipedia.org

    2015年1月、『Ernest in Love』(東京国際フォーラム)グウェンドレン・フェアファックス
    2015年3〜6月、『カリスタの海に抱かれて』アリシア・グランディー、新人公演:バルドー夫人(本役:梅咲衣舞)/『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』
    2015年7〜8月、『ベルサイユのばら - フェルゼンとマリー・アントワネット編 -』マリー・アントワネット/『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』(梅田芸術劇場・台北国家戯劇院)
    2015年10〜12月、『新源氏物語』藤壺の女御、新人公演:弘徽殿の女御(本役:京三紗)/『Melodia -熱く美しき旋律-』 *予定
    2016年2〜3月、『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) *予定
    2016年4〜7月、『ME AND MY GIRL』 *予定

    出典:https://ja.wikipedia.org

    明日海りおと花乃まりあは、現在も宝塚花組トップコンビとして、舞台に花を咲かせています。これからも様々な舞台を見せてくれるでしょう。

    明日海りおを中心とした宝塚花組選抜が、台湾公演を実施!

    2015年8月8日~8月16日、宝塚花組選抜メンバーが、台湾の「国立中正文化中心 台北国家戯劇院」で第2回台湾公演を上演しました。
    演目は、宝塚の代名詞ともいえる「ベルサイユのばら」と、ショー「宝塚幻想曲」の2本立て。
    その模様をお伝えします。

    台風の影響で初日が中止になった宝塚歌劇団第2回台湾公演だが、台風一過の台北で8月9日に開幕した。今回は明日海りお率いる花組のうち38名に専科の汝鳥伶と美穂圭子を加えた総勢40名の生徒で台北に乗り込み、「ベルサイユのばら」フェルゼンとマリー・アントワネット編とショー「宝塚幻想曲」の2本立てを16日の千秋楽まで合計14回公演する。2年前の星組公演が圧倒的な人気だったこともあり、また、演目が宝塚の代名詞ともいえる「ベルばら」だけあって、今回もほぼチケットは完売だという。私は9日の19時30分公演を観劇したのだが、ほぼ満席状態の台北國家戯劇院は開演前から観客の期待と熱気に包まれていた。(翌10日の19時30分公演も観劇した。)

    出典:http://ameblo.jp

    8月8日、初日が開幕する予定だったのですが、台風の影響で中止になりました。宝塚花組トップスターの明日海りおは、「楽しみにしてくださったお客様がたくさんいたのに、公演が一日減って残念」と言っていました。

     冒頭、明日海りおの中国語での開演アナウンスが流れると、劇場は一気に「ベルばら」の雰囲気に包まれた。そして、中国語で「ベルサイユのばら」と書かれたカーテンを前に小公子と小公女たちが「ごらんなさい」を中国語で歌い出す。しかし、1時間半に短縮されているのでここからはジェットコースタースピードの進行になり、フェルゼンとアントワネット編なので仕方がないとはいうものの、オスカルが父親からジェローデルとの縁談をもちかけられる場面もアンドレがオスカルに毒ワインを盛る場面、さらには「今宵一夜」も無いためにオスカルとアンドレの複雑な関係性が見えてこない。ただの友達にしか見えないと言っても過言ではない。オスカルのフェルゼンへの思いもアンドレがフェルゼンに別れのシーンで告げるだけで、これも実感として湧いてこない。台湾で見ても、梅芸で感じた違和感がぬぐえなかった。しかし、バスティーユのシーンや牢獄のシーンでは最高潮に盛り上がり、大きな拍手の中で幕が下りた。

    出典:http://ameblo.jp

    宝塚の代表作と言える「ベルサイユのばら」。台湾の人たちはどのような思いで観劇されたのでしょうか。

    ショーは宝塚らしいパワフルさに日本的要素や中国語の歌も取り入れた「宝塚幻想曲」で、音楽が始まり開演アナウンスが流れると、観客は「待ってました!」とばかりに大きな拍手と声援を送り、劇場は終始熱気と興奮に包まれた。ゴージャスな衣装と華麗な群舞に、ため息ともつかない歓声が上がり、舞台上の演者はさらにそれに乗せられるように歌い、踊る。明日海りおが笑顔を振りまくと黄色い声が飛び、芹香や瀬戸かずや、柚香光、鳳真由が舞台の前に出てウインクを飛ばすと握手の手が伸びる。また、明日海や斗亜(芹香)などと書かれた手作りの団扇で応援する観客も居て、劇場のボルテージは上がっていく。そしてそれに応えてさらに笑顔と握手をプレゼントする男役たち…。台湾の観客は熱いショーが好みということだろう。一方、娘役も専科の美穂が歌唱力で劇場を圧倒したのを始め、芽吹幸奈や白姫あかり、菜那くらら、仙名彩世らが見事なダンスや衣装さばき、それに輝くような笑顔に歌唱といった一級品の娘役芸で舞台を華麗で豪華なものにしていた。そして、フィナーレ前に明日海りおと美穂圭子が「望春風」という台湾の国民的な歌を歌うシーンでは、拍手と声援が最も大きくなったのはもちろん、客席からも歌を口ずさむ声が聞こえるなど、おおいに盛り上がった。

    出典:http://ameblo.jp

    宝塚のショーは、トップコンビのデュエットダンスや、トップスターが大きな羽根をつけて大階段を下りてくるのが有名。
    明日海りおが、大きな羽根を背負って大階段を降りてきたときは、台湾の人たちはさぞびっくりしたでしょうね!

    【まとめ】宝塚花組トップスターの明日海りおは、最強のスターだった!

    以上、ここまで宝塚花組トップスター明日海りおについて調べてきました。

    宝塚花組トップスターの明日海りおは、相手役の花乃まりあと一緒に、素敵な舞台を作り上げています。笑顔が可愛くて、舞台に立つと凛々しくて、女性とは思えない舞台姿に心が惹かれます。

    そんな明日海りおのこれからの活躍にも、応援エールを送りたいと思います。

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