日本中が感動?探偵ナイトスクープの感動回、あなたは見たことある?
fumimimi
2017/08/27
探偵ナイトスクープ
『探偵!ナイトスクープ』(たんてい!ナイトスクープ、英称:Knight Scoop)は、朝日放送(ABCテレビ)にて1988年(昭和63年)3月5日から全国35局(後述)で放送されている、視聴者参加型バラエティ番組。一部放送局では、字幕放送(後述)、ハイビジョン制作(2008年9月19日放送分から)を実施。。通称は『ナイトスクープ』または『スクープ』。
スタジオをひとつの探偵事務所(番組では“探偵局”と呼称)と想定し、視聴者から寄せられた依頼を、探偵局員が投稿した視聴者と共に調査し、その過程のVTRを流す。
関西人特有の明るい「ノリの良さ」が番組の人気を支える重要なポイントで、個性的な依頼者などがときに登場する。取材先のその場で出会った人が探偵よりも視聴者の目を奪う程の個性を発揮することもある。
依頼内容は非常に多岐にわたる。人捜し、物捜し、場所捜しのような本格的な調査を伴うものをはじめ、街頭調査や現地リポート、実験を伴うものもある。いっぽうで、子供や老人が主役となるほのぼのした依頼や、変わった人物(依頼者自身の場合もある)の行動に探偵が振り回されるような、笑い中心のものもある
関西では恐らく知らない人は居ないと思われる超人気・長寿番組『探偵ナイトスクープ』。
探偵ナイトスクープをご存知の方なら、この番組と「怖い」って、無縁なんじゃ…?と思ってしまいそうです。
確かに基本的には笑える依頼中心の番組構成となっている探偵ナイトスクープですが、中には「ちょっと不思議」な依頼や、とんでもなく「怖い」依頼が……
そんな探偵ナイトスクープの「怖い!」と話題になった依頼をまとめてみました。
探偵:たむらけんじ
この、女の子にしか見えないめちゃくちゃ可愛い男の子が主役の依頼です。
名前は「まさし君」。
重ねて言いますが、この子は男の子です!
兵庫県の女性からの依頼。
4歳になる息子が、あまりに社交的で怖いもの知らずで困っている、と言うもの。
なんでも、電車に乗れば誰にでも話しかけ、買い物に出ればふらっとどこかへ行ってしまい、知らない人でも仲良くなると簡単について行ってしまうと言う。
探偵ナイトスクープへと依頼したお母さん。
試しに隠れてまさしくんの様子を見ていた所、相手が家の中に入るまで、なんと2kmもの距離をついて行ったのだと言うから驚きです。
いつか怖い目に遭うのではないかと、目が離せない。
困り果てたお母さん、探偵ナイトスクープに依頼。
「放っておいたら、この子は一体どこまでついて行ってしまうのか」
探偵ナイトスクープスタッフがまさし君の安全をしっかりと確保した上で、依頼が始まります。
アクセサリーと偽ってマイクを着け、「ハンカチ取ってくるからね。一人で待てる?」とまさし君を一人残し、立ち去るお母さん。
まさしくんは不安がるどころか、大きな声で「いってらっしゃーい!」
見知らぬ数人の大人が近寄ってきても、怖がる様子なし。
「一緒に遊ぶ?」と声を掛けてきた外人に興味を持ったまさしくん、怖いと思うどころかとてもいい笑顔で「うん!」と答え、一緒に遊び出す。
帰ろうとするたむらけんじに、すかさずついて行くまさき君。
「おっちゃんと一緒に行っても大丈夫なん?」「うん」
出会ってたった3分で、知らない大人について行くまさしくん。ヤバい。これはほんとに怖い。
まさしくんはお母さんを気にする様子は一切見せません。
楽しく話しながら、どこまでも歩いて行きます。そして、あっさり件の2kmを突破したところで、まさしくんがとんでもない事を言い出すのです。
「電車で乗っていこう!」
たむらけんじ「でもおっちゃんと電車乗って行ったらお母さんに怒られへん?」
まさしくん「うん!」
遠くで様子を伺っていたお母さんも、さすがにこれには絶句……。
小さな子どもがいる母親にとって、こんなに怖い事が他にあるでしょうか。
切符を買い、改札をくぐり、2人は本当に電車に乗ってしまう。
電車に揺られる二人。
まさしくんがぽつりと、「ママは……心配しない」と呟く。
それを聞いたお母さんは悔し泣きしてしまう……。
そしてなんと、電車に乗って40kmも移動してしまいました。
探偵ナイトスクープの番組内の事だから良いものの、母親が見ていないところで同じ事を……と思うと、とんでもなく怖い話。
電車を降りてから、たむらけんじに「じゃあ今度は船に乗るよ」と言われるまさきくん。
母親は「(まさきくんは)海が嫌いだから、船はためらってくれる……」と祈るように言うのだが……
あっさりと船に乗る事を了承するまさきくん。
2人は船に乗り、本州を離れてしまうのだった……。
(その後、お母さんにガッツリ怒られました)
母親に「ごめんよ!」と謝るまさし君。
本当に反省してるのか?
探偵ナイトスクープ、この依頼の検証結果は「どこまでもついて行く」と言うものでした。
子どもが居る親にとって、怖いでは済まないちょっとシャレにならない話でした。
ネットでは「怖い、やばすぎ」「探偵ナイトスクープとは言えやりすぎ」「放映するべきでは無かったのでは?」などと話題になりました。
探偵:たむらけんじ
「迷子のインコを保護しているので飼い主を探して欲しい」と言う、探偵ナイトスクープらしい依頼。
この綺麗なブルーのインコ「ピーコちゃん」がこの依頼の主役です。
インコを拾った依頼主は最初は飼ってしまおうかと思ったらしいのだが、インコが話す内容がどうも住所のようなので飼う事を断念し、元の飼い主を探して欲しいと探偵ナイトスクープに依頼を出した。
迷子インコのピーコちゃんは「奈良市三条……」などと、飼い主の住所と思われる言葉を自ら話しはじめ、次第に色々な事を話すようになっていった。
その内容について、「インコがとんでもない事を喋っている」と、ネット掲示板が騒然となったのだ。
飼い主の状況を喋ったのではないかと思われる話もあり、ネット掲示板には、
「ピーちゃんごめんね。ここは異世界かも。内職してたら急に誰もいなくなった。ピーちゃんだけでも逃げて。電話も繋がらない。私は出て行きます」
という、あるユーザが聞き取って書き起こされたインコの言葉が投稿された。
確かに、同番組におけるインコの話を聞くと「私は出て行きます」と言っているように聞こえなくもない。ただ、ほかの部分は、非常に聞き取り辛く、なかには「助けを求てインコに自分の居所を喋るように覚えさせてわざとインコを逃がしたように聞こえます」と疑う声もみられた。
結局、この迷子インコの飼い主を見つけられることはできなかったそう。
ネットでは、「一体飼い主の身に何が!?」「めっちゃ怖い、怖すぎる」「探偵ナイトスクープって本格的に怖い回がある」などと話題になった。
探偵ナイトスクープ 2014,10,26 インコのピー子ちゃんが突然「奈良市三条」と喋りだした!!
問題のシーンは8:39辺り。
探偵:トミーズ雅
1992年2月~3月頃、大阪府東大阪市のとある場所のガードレールや電信柱に、ビニール紐が大量に結んであるのが発見された。
一体誰が何の目的で結んでいるのかを解明して欲しいとの、探偵ナイトスクープへ依頼。
トミーズ雅探偵が解明すべく立ち上がる。
依頼を受け現地へ向かうと、確かに依頼主の言う通り、電信柱や道路標識などに大量の紐が結び付けてある。
近隣の文具店へ向かったところ、結んであったものと同種のビニール紐は売り切れていたと言う。
聞き込みをしても目撃情報が一切無いため、付近で翌朝まで張り込んで見たものの、結んでいる現場は見つけられないのに紐は増え続けて行った……。
暗闇の中、ぼんやりと浮かび上がる結ばれた大量の紐……。怖いなんてもんじゃない。
一体誰が何の目的で結んだのか、全く不明。なんとも不気味。
ほんの10分前に探偵が通った時には何にもなかったはずの場所に大量の紐が現れたりするなど、普段の依頼と違う不気味さにスタジオの空気も一変した。
意図が分からないだけに、本当に怖いですね……。怖い、以外に例えようがありません(笑)
探偵ナイトスクープ史上最高怖い依頼ではないでしょうか?
結局、探偵ナイトスクープ史上、唯一の「捜査打ち切り」と言う事態に。
しかも「以後本件に関する情報は一切受け付けません」と言うテロップまで表示される。
探偵ナイトスクープ 謎のビニール紐1
探偵ナイトスクープの中でも伝説となっているほど「怖い!」と話題の依頼。
探偵ナイトスクープには、今回御紹介した依頼の他にもとても怖い、ぞっとするような依頼が数多くあります。作られた話ではなく、実際に起こっている事なので、リアルタイムで番組を見ている時にその怖い依頼に当たると、本当に背筋がぞわっとします。
ですが、やはり基本的には怖い物よりも笑える楽しい物が多いのが探偵ナイトスクープです。これからも楽しませてくれるのを期待しています!
Copyright© 運営事務局