hardworkingmom
2016/12/21
そもそも革靴にカビが生えるということは下駄箱自体がカビが生えやすいということです。
ではその原因は何なのでしょうか?
まずはそこから知っていきましょう!
できれば生えてきてほしくないカビ…。
でもどうしても生えてしまうのはなぜ?
シューズは、どのようなわけでも雨にぬれることがあるようなので、そのときは水分がシューズに含有されている様子になっているのです。
湿度が大好きなカビにとっては好都合ではないでしょうか。
そのうえシューズに汗がついていたりしますと、それはカビの好都合になりますから、そのシューズがしまわれたシューズボックスの中では、カビが発生する環境が整ってしまうことになるのです。
確かに濡れたり汗を吸ったりは避けられないですからね…。
それが革靴ともなれば通気性などの問題もありカビの脅威に…というのは容易に想像できます。
では、まず下駄箱内自体のカビ防止策を確認しましょう!
革靴やその他の靴にカビを生やさないようにするにはそもそも下駄箱内の湿気などに気を使う必要があります。
具体的にどうすればいいのでしょうか?
革靴は日に直接当ててしまっては良くないので風通しのいいところで乾燥させましょう
水分はカビに好都合というわけで、シューズボックスのカビ対策の大原則として、「濡れたままのシューズは絶対にシューズボックスに入れないこと」これを守ってほしいと思います。
シューズトータルに言えることとは言ってもシューズの内側は人間の汗を吸い取っていますので、「1日、履いたシューズを手っ取り早くシューズボックスにしまわないこと」これも大事でしょう。
足の裏は、実は私たちが思っている以上に汗をかいていて、シューズやシューズ下はいつものように、その汗を吸収してくれているのです。
というわけで、その汗からバイキンが発生すると、シューズが臭くなったりシューズ下が臭くなったりするのです。
こまめな掃除でカビの原因を排除しよう!
シューズを保管しているシューズボックスは、なるべく、まめにクリーニングすることが大事でしょう。
皆さんも、知っていることではないかと思うのですが、カビというものは、湿度や温度、あとは酸素と栄養があれば発生しますので、クリーニングで防げるところは防いで行きたいですね。
こまめな換気でカビの原因になる湿気を残さないようにしましょう!
たとえば、いつもから開け閉めがちょっとしかないシューズボックスであっても、なるべくいつものように、開けっ放しにする時間を作ることがキーポイントなのです。
いつものように、できなくてもお休みの日や、晴れた日など、シューズ箱を開けたままにしておき空気を通らせる日があってしまうと良いでしょう。
そのうえシューズ箱の中は、スノコ状などを利用して、保管しながらも、通気性をよくしておくと、シューズ底などのカビを対策できるのです。
これだけしっかりカビ対策をしておけば下駄箱内にカビが生える心配は恐らくないはず!
ただ、しっかりしていてもどうしても革靴にカビが生えてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?
まず革靴のカビ掃除の前にやってはいけないことがあるので覚えておきましょう!
カビの処理って意外と大変なんです…。
その理由は間違った方法で処理してしまうとカビが更に増殖してしまうからです!
靴などの革製品に限らず、日常生活の中ではカビは、
酸素: まあ、カビも生き物ですから、絶対必要ですよ、コレは。
温度: 20℃から30℃の間くらいが、カビが生える一番の好条件です。
湿度: 空気中の相対湿度が80%以上で、一気に確率が高まります。
栄養: 靴に付いた泥汚れやホコリが、カビには格好の栄養です。
の4つの条件がしっかり揃うと、それこそ待ってましたとばかりに元気に生えてきます。
勘の良い方はコレでもうお分かりでしょう! カビを除去する際最初に水で洗い流そうとすると、上の条件の「湿度」をさらに補給してしまうことになり、その場は一見カビが取り除かれたようになりますが、翌日あたりにカビが前よりかえって増殖してしまう結果につながるのです。つまり、全くの逆効果なわけです。
カビ=汚れと思って安易に革靴を水洗いしてしまうのは絶対にNGです!
それでなくても革製品は水に弱いのでそもそも丸洗いする方は少ないと思いますが…。
万が一にも革靴水洗いはしないようにしてください!
ではここからは実際に革靴のカビの取り方を見ていきましょう!
ありがちなのはめったに使わないため冠婚葬祭用のフォーマルな革靴にカビが生えてしまうこと。
いざ必要になる少し前に確認してカビが生えていたら大変です。
革靴のケアの仕方を見ていきましょう!
カビは菌なので殺菌しなければまた生えてきます。
まずはそのためにアルコールをスプレーします。
ただし、アルコールが強いと革靴の色落ちの原因になってしまいます。
そうなってしまっては元も子もないのであまり強くないアルコールを使用しましょう。
革靴が色落ちしないか軽く確かめましょう。
色落ちしなければ優しく綺麗に全体のカビを拭き取りましょう。
目に見えていなくてもカビ菌が繁殖し始めている場合もあるのでなるべく隅々までがんばってください!
くつ乾燥機を使えば革靴を乾かすのも早く済みます。
ですが、なかなかないかとは思うので新聞紙を革靴に詰めて1~2日間日陰干しします。
後は通常通り革靴のお手入れをしてください。
保湿クリームや靴墨などのいつもどおりの革靴のお手入れで構いません!
これで革靴のカビの処理完了です!
以上、革靴にカビが生えてしまった時の対処法でした!
本当はこの作業が必要にならないことが一番いいので、あまり使わない革靴でもたまに外に出して乾かしてあげてくださいね!
今回は革靴とカビの関係についてまとめてみましたがいかがでしたか?
今自宅の下駄箱に眠ったままの革靴がある方、一度確認しておいたほうがいいかと思います。
綺麗に使えばかなり長く使えるのが革製品のいい部分なのでその点を最大限活かせるように日頃のケアをがんばってくださいね!
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