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2015/10/09
ニキビ跡は、
赤くなるタイプ
茶色(紫色)になるタイプ
クレーターになるタイプ
しこりになるタイプ
ミミズ腫れになるタイプ
の5パターンに分かれており、原因が異なります。
ニキビ跡にもいろんな原因があるんですね。
最初はぽつぽつとできていたニキビがあっという間にこんなニキビ跡になることも・・・
肌内部では、ニキビの炎症による損傷を治すために毛細血管をたくさん形成していきます。
その大量の毛細血管に流れる血によって赤みが出てしまいます。
また、ニキビの炎症のダメージで皮膚自体が薄くなっているため、赤みが目立ちます。
軽度の場合は、特に気にしていなくとも1週間~1ヶ月で治ることもあります。
炎症が起きて赤くなっているんですね!
メラニン色素は本来、外からの刺激(紫外線・炎症)を守る役割を持っていますが、紫外線を浴びすぎたりすると、その分守らなければならないと思い、肌は大量にメラニン色素を発生させます。
すると普段であればターンオーバーとともに排出されるメラニン色素ですが、多すぎた場合、全てが排出されずにそのまま肌内部に残り、それが茶色や紫色のシミのようになってしまうのです。
メラニン色素が残ってしまっている状態です。
ニキビの炎症(強い刺激)により、コラーゲン組織(真皮)が破壊されてしまうことが大きな原因です。
ニキビにより炎症が起きると、真皮にあるコラーゲン(皮膚組織)を使って炎症の修復を行います。
しかし、真皮以下の皮膚組織は基本的に再生されることはないので、減ってしまったコラーゲン(皮膚組織)の部分が凹んでクレーターのようになります。
このクレーターのようになってしまった場合は、目立たなくすることはできても、自宅で完全に治しきることはできません
真皮の組織が破壊されてニキビ跡になってしまっているんですね。
ニキビの初期状態で多用されるディフェリンゲルではもはや効能不足なので、炎症がひどい場合、抗生物質が用いられることになり、ダラシンTゲルやアクアチムクリームといった外用抗生剤、あるいはルリッド錠、ミノマイシン錠、クラリス錠といった内服抗生剤などが選択されるでしょう。身体ニキビであれば、アクネ菌ではなく、カビの一種であるマラセチアが元凶となっているケースが多いので、抗真菌剤のアスタットクリームやニゾラールローションが用いられます。激しい炎症が見られる場合、ステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を処方する場合も。
ニキビ跡にしないためにまずはお薬が大切!
保険適用のお薬がたくさんあります。
まずは皮膚科へ!
現在、ニキビ跡に対して、さまざまなレーザー治療が確立されており、自宅でのセルフケアだけでは完治させることができない“クレータータイプ”や“しこりタイプ”・“ミミズ腫れタイプ”のニキビ跡の方も、レーザー治療であれば改善させることができます
クレーターもレーザーで改善できる!これはニキビ跡に悩む人には朗報!
目指せ赤ちゃん肌!
日本で行われているレーザー治療は、以下の4種類が主なものになります。
・フレクセルレーザー
・ブリッジセラピー
・炭酸ガス(Co2)レーザー
・クールタッチレーザー
クリニックによって名前は違いますが、大体この4種類のものがニキビ跡用のレーザーのようです
これはすごい!
フラクセルは直径約0.1mmの肉眼では見えない極小のレーザーを、皮膚1cmあたりに1000~2000発照射する治療法です。 照射部分の周りに熱ダメージを受けていない正常な皮膚を残すことで、表皮の再生が早まり、ダウンタイムは最小限に抑えられます。
治療は約4回が1クールの目安。
1回の治療で12~20%の肌が入れ替えられます。
レーザーで小さな穴をあけて、新陳代謝を上げることで新しい皮膚が作られてニキビ跡が改善するんですね。
・0時間
直径約0.1mmのレーザーを照射。表皮、真皮ともに熱ダメージを受ける。
・1時間
熱ダメージを受けていない周りの表皮組織が、照射部分の下に回りこみ始める。
・24時間
表皮細胞が照射部分を覆い、目には見えない極小のかさぶたができる。
・4~14日
かさぶたが垢のようにはがれ落ち、柔らかくてみずみずしい肌があらわれる。
毛穴の目立つオレンジ肌が、ツルツルのゆでたまご肌へ。肌の印象がガラリと変わる、おどろきの効果。
レーザーでゆでたまご肌・・・ニキビ跡に悩んでいると憧れます!
『アンコア(ブリッジセラピー)』で用いる炭酸(CO2)レーザーは、皮膚を蒸発させる効果を持つ強力なレーザーで、意図的に肌にダメージを与えることによって「皮膚の再生」を促す治療法です。炭酸レーザーを微細なスポットで照射して、ポイント的に皮膚を入れ替える(再生する)ことで、ニキビ跡を治していきます。
高い効果に比例してダウンタイムを伴いますが、改善の難しい重度のニキビ跡にも抜群の効果を発揮し、さらに肌を引き締める効果あるため、ハリのある肌がよみがえります。
レーザーでダメージを与えるんですね。
深くまであとになってしまったニキビ跡にも効果的なんだそう
肌を再生させる基本原理はどちらも同じですが、『アンコア(ブリッジセラピー)』が皮膚を蒸散させて実際に穴をあける治療に対し、『フラクセル』は皮膚に実際に穴があくことはなく、深部の細胞のみに作用します。皮膚細胞へのダメージは『アンコア(ブリッジセラピー)』のが大きく、そのため『フラクセル』より強いダウンタイムを伴いますが、『フラクセル』が到達しないほどの深いニキビ跡を効果的に治すことができます。
比較的軽いニキビ跡やダウンタイムを最小限に抑えたい方には『フラクセル』を、ニキビ跡によるデコボコが深く、ダウンタイムを伴ってもしっかり改善したい方には『アンコア(ブリッジセラピー)』をおすすめしています。
ニキビ跡の状態に応じて、レーザーを使い分けるのがポイントなんですね。
フラクショナルCO2レーザーは微細な照射径の炭酸ガスレーザーのレーザー照射で皮膚に小さな穴をあけ、再生能力(自己治癒力)によって真皮層のコラーゲンを作り変える米国最新の美肌治療です。
肌の凹凸や毛穴の開き、汚れに効果的です。
また、色素沈着も改善できるため、ニキビ跡にたいへん有効な治療方法です。従来のフラクセルレーザーとは異なり、特殊な塗料(ブルージェル)の塗布も必要ありません。
フラクショナルCO2レーザーは、普通の美肌レーザーのようにしみに反応して美白したり、毛孔に反応して毛穴を縮小させたりするのではなく、何度か治療を反復することにより古い肌自体を新しい肌に再生させる最新の『美肌再生治療』です。毛穴の開きやにきび痕の凹みなどを改善や、コラーゲンを活性化させる効果があります。
効果 つまり、にきびにより凹んでしまった皮膚や開いてしまった毛穴を全く新しい皮膚に入れ替えキメ細かい肌に再生し、にきび痕の凹み・毛穴を目立たなくさせます。
したがって毛穴も、しみも、にきび痕などの凹凸も、トータルな改善が期待できます。しかも従来の刺激が多いばかりの治療法とは異なり、短いダウンタイムで美肌を再生させます!
炭酸ガスを使ったレーザーです。
ニキビ跡の改善にはブリッジセラピーと原理は同じようですね。
照射時の痛みや炎症を最小限におさえることを可能にした、「クールガスシステム」で皮膚表面にはダメージを与えずに真皮層の線維芽細胞に光を届かせ、熱刺激で線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの増生をはかります。
熱刺激は同時に皮脂腺にも効果的で余分な皮脂の分泌も防ぎます。
クールガスシステムには、皮膚の温度を感知するサーモセンサー、冷却スプレーが装備されています。へこみの原因の線維芽細胞にダイレクトに作用するので、へこみをふっくらとさせてハリのある状態によみがえらせることができる治療です。
自分自身の皮膚細胞(コラーゲン)を活性化させるため、持続性があるといえます。肌に優しく内側からのトラブル改善が期待でき、皮膚の弱い人でもクールタッチレーザーなら治療が可能です。
光を届けて、熱の刺激でコラーゲンを作ることでニキビ跡を改善させるレーザーです。
本来のレーザー治療では防ぎようがなかった、カサブタになるなどのダウンタイムが少ないのが特徴です。治療後はガーゼやテープを貼って過ごすことがありません。
ダウンタイムのなさがこのレーザーの一番のメリットですね!
ニキビ跡をレーザー治療した後は自宅でのケアが必要になります。
強いエネルギーで皮膚細胞を破壊するため、治療後は、火傷のような状態になります。
そのため、治療後は
①患部をガーゼなどで保護する
②化膿止めや処方される薬などを塗る
③日焼け対策を徹底する
を行うようにしてください。
人によっては顔中保護なんて場合も・・・
仕事や学校が少し休めるかどうかなどもしっかり検討を!
ニキビ痕の治療や手術といっても、病院やクリニックによって、手法はまちまちで、レーザー治療なんかでも、器械が最新のものであるか、古い型のものかによって効果は大きくことなるだろうし、いろんな国のいろんなレーザー治療器があるみたいなので、あたりはずれというか、どこの病院のどういう治療がいいかがわかりません。
人によっては一年近く、擦り傷のようになって赤く目立つことも・・・
レーザー光を用いた治療は、医師としての豊富な知識や技術、あるいは経験がものをいう世界なので、無用なトラブルを事前に回避するためにも、はじめから専門医のいる美容皮膚科等で受けることをオススメします。
美容皮膚科といってもレーザーが得意なドクターとそうでないドクターがいます。
しっかり調べて、いろんなニキビ跡治療の選択肢があるクリニックを受診するのがおすすめ!
なぜ、このレーザー光を用いるのか…? このレーザー光によって得られる効果や副作用にはどのようなものが考えられるか…? といった患者からの質問に対して、しっかりと受け答えできないような医師がいるクリニックでの治療は避けるべきです。
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