全身脱毛は体に影響がないの?実は全身脱毛にはリスクがあるんです。
2016/12/05
日焼けマシンの一例
日焼けマシンは、紫外線に当てて、人工的に肌を黒く日焼けさせる機械です。
地下鉄に乗るガングロ娘(日本人)
2000年頃には日本で「ガングロ・ファッション」が流行しましたよね。
このように、日焼けマシンはファッションの一部として肌を黒くするために用いられることが多いですが、もともとは医療用として、もしくは日照時間の少ない地域において健康を保つために使うものとして開発されたものなんだそうです。
豪シドニー(Sydney)郊外のディー・ホワイ(Dee Why)の人工日焼け施設で日焼け用ベッドを利用する女性(2012年2月8日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD
2015年1月1日より、オーストラリアの大部分の地域で日焼けマシンの商用利用が禁止されたことがニュースになりました。
オーストラリアは皮膚がん率が世界で最も高い国のひとつなんだそうで、3人に2人が70歳になるまでに皮膚がんにかかっているんだとか。
日焼け用ベッドが禁止されるのは、ニューサウスウェールズ(New South Wales)、ビクトリア(Victoria)、サウスオーストラリア(South Australia)、タスマニア(Tasmania)、クイーンズランド(Queensland)の各州と首都特別地域(ACT)。規制推進派によると、こうした禁止が施行されるのはブラジルに次いで世界で2番目
悪性黒色腫
「悪性黒色腫」はメラノーマともいい、皮膚や、眼窩(がんか)内組織、口腔粘膜上皮などに発生するメラニン細胞(メラノサイト)が由来の悪性腫瘍のことです。
過去の研究で、18〜39歳による日焼けベッドの利用は悪性黒色腫(メラノーマ)の発症リスクを高めることが示唆されていた。メラノーマはオーストラリアの若者が最もかかりやすいがんで、発症率は41%にも
サンベッド(日焼けマシン)使用とメラノーマなどの皮膚癌のリスクの関係を調べた系統的レビューとメタ分析で、サンベッド使用者では、非使用者に比べメラノーマのリスクが1.2倍になることが明らかになった。仏International Prevention Research InstituteのMathieu Boniol氏らが、BMJ誌電子版に2012年7月24日に報告
『How the sun sees you』
こちらは、日焼け止めがどれだけ紫外線を防げるかを実験した動画だそうです。
「日焼け依存症」の人は、自分が日焼けしていくことへの感覚が麻痺してしまい、かなり肌が黒くなっていても毎日何時間もの紫外線照射に明け暮れてしまったりするそうです。
こちらの女性は、5歳の娘を日焼けサロンに連れて行ってしまったんだそうです。
日本では2000年頃に「ガングロ・ファッション」が流行しました。
このように、日焼けマシンはファッションの一部として、肌を黒くするために用いられることが多いですよね。
日焼けサロンが全盛期であったころ、日焼けマシンは健康・ダイエッやストレス解消のためなどと、当然のように宣伝されていたこともあったそうです。
しかし、日焼けマシンによる過度な日焼けは皮膚がんをはじめとして、様々な病気のリスクを伴うことがわかってきました。
2015年より、オーストラリアの大部分の地域で日焼けマシンの商用利用が禁止になりました。
オーストラリアだけでなく、すでにアメリカやイギリスなど各国で日焼けマシンの規制が行われ始めています。
特にブラジルでは、日焼けマシンの利用は全面的に禁止されているそうです。
ファッションを楽しむことはとても素敵なことだと思いますが、そのために自分の健康を損なっていては元も子もありませんよね?
日焼けマシンを利用している人、これから利用しようと思っている人は、今一度、日焼けマシン利用に伴うリスクについて考えてみてはいかがでしょうか?
「Free Killer Tan」
「本日日焼けサロンが無料です!」
街で宣伝していたそんなキャンペーンに釣られ日焼けサロンを訪れたお客さんは、そこで少なからずショックを受けることに
案内された部屋にはいるとビックリ、厳かな音楽が流れる教会のような場所だった。部屋を間違えたのかとも思ってしまうほど場違いな空気の中、部屋の祭壇をよくよく見ると棺桶のような日焼けマシンの上に自分の遺影が
ここでドッキリのネタばらし。
アメリカでは1年に10000人が皮膚がんの一種メラノーマが原因で亡くなっているそうで、日焼けサロンのような過度な日焼けを行うとそのリスクが20%増えるらしい。それを多くの人に知ってもらうための啓蒙キャンペーン
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