ボロボロになってしまう前にレザージャケットのお手入れをしよう!

レザージャケットは一生ものといわれます。皮製品なのでちゃんとお手入れをすれば持つんですよ。ただ、お手入れを怠ってしまうといざ着ようとしたときにはボロボロに・・・なんてこともあります。せっかくのレザージャケットですからちゃんとお手入れをして長く着たいですね。

レザージャケットの種類はたくさん

皮の種類がたくさんあります

レザージャケットというと、牛皮を思い浮かべますよね。

その牛皮にも細かく種類があります。

愛用している人が多いステアハイド

一般的な牛皮

雄牛から採取できる皮で、生後3~6ケ月以内に去勢して2年以上たった雄牛の皮です。

お手入れしやすい皮です。

ブルハイド

硬めの皮

生後3年以上の去勢されていない雄牛の皮です。

厚手で丈夫なのですが、柔らかくないので主に靴底などに使われます。

カウハイド

柔らかさが特徴

生後2年以上の牝牛の皮です。

柔らかいので財布やカバンなどの革小物によく使用されます。

キップスキン

柔らかく上質

生後6ヶ月~1年以内の子牛の皮です。

繊維の密度がたかく、上質で柔らかいので小物から上着まで幅広く使用されています。

カーフスキン

最も上質な革

生後6か月以内の子牛の皮です。

きめ細かくて柔らかく、薄いのが特徴でブランド物の製品によく使用されています。

レザージャケットのお手入れ用品はこれ!

お手入れには道具が必要

レザージャケットのお手入れをするためにはいくつかのお手入れ用品が必要になります。

買ったばかりレザージャケットは防水スプレーで守る

水から皮を守る

皮にとっては水は天敵です。

防水スプレーをしてなるべく濡らさないようにしましょう。

普段はブラシで汚れを落とす

乾いた布や馬毛ブラシ

レザージャケットの普段のお手入れにはまず表面についた埃などを軽くブラシなどで落とします。

【乾燥対策】保湿用クリーム

皮の乾燥を防ぐ

皮は乾燥すると割れや破れの原因となります。

皮用の保護クリームで保湿しておきましょう。

レザージャケットのツヤだしには保革油

ツヤ出し用の油

レザージャケットのツヤが無くなってきたときに使います。

そのほかにはレザージャケットについた汚れを落とすときにも使えますよ。

レザージャケットのお手入れはどのくらいの頻度で行うのか

ブラシ、保湿は週一程度で

普段は週一程度のお手入れで大丈夫です。

場合によってはブラシだけでも十分にお手入れになります。

もしレザージャケットを濡らしてしまったら

レザージャケットが濡れてしまった!

急な雨などでレザージャケットが濡れてしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?

乾いた布で拭く

まずは乾いた布でレザージャケットについた水分を叩くように拭き取ります。

影干しする

濡れた皮を日に当ててしまうとひび割れの原因になるので、必ず影干ししましょう。

カビが生えてしまったら?

レザージャケットをお手入れするときに「カビ臭い」「カビが生えてしまった」というトラブルはよくあります。
カビが生えてしまったらどうすればいいの?
カビの程度にもよりますが、自分でもお手入れが可能な場合があります。

まずはカビ予防から

革製品は湿気が大敵です。

レザージャケットは「濡らさない」「風通しのいいところにしまう」が基本です。

カビの範囲がごくわずかな場合(スムースレザー)のお手入れ

拭いて干す

カビの部分を硬く絞った布で拭きます。

この時にこすらないで、叩きながら拭き取りましょう。

カビがとれたら影干しします。

スエードレザーの場合

ブラシで取る

柔らかいブラシでブラッシングしてカビを取ります。

袖口やポッケなどの細かいところは歯ブラシなどで取りましょう。

カビが広範囲の場合のお手入れ

エタノール

布にエタノールなどのアルコール類を含ませてかびを拭き取ります。

カビが取れたら影干しします。

カビが再発するときは

上記のお手入れ方法を試してもカビが再発生する場合、カビの菌糸が革の内部に完全に入り込んでしまっている可能性が高く、個人ではどうすることもできません。
革専門のクリーニングに出すことをおすすめします。

クリーニング

何度もカビが再発するときには革の内部にまでカビの菌が入っていることがあります。

クリーニングで完全に取ってもらうしかありません。

レザージャケットの保管方法と保管場所

レザージャケットはちゃんと保管しないとカビが生えます。

ひび割れたりしやすくなりますし、正しい保管方法を知っておきましょう。

レザージャケットの保管は直射日光の当たらない場所で

退色の原因

革製品は直射日光を長時間浴びると退色の原因になります。

クローゼットにしまいっぱなし

月に一度は出す

しまいっぱなしは風が通らずに湿気がこもりカビの原因になります。

月に一度は風を通しましょう。

ハンガーにも気を配って

型崩れ防止

ハンガーは太いものを使いましょう。

レザージャケットに変な癖がついてしまい、型崩れしてしまいます。

レザージャケットの保管で最も気を付けたいのが、カビの発生です。
保管するときは除湿剤もちゃんと用意してくださいね。

お気に入りを長く愛用しよう

お手入れを怠らない

革製品はお手入れが大事です。

良いものですから長く大事に使いたいですね。

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