マグネシウム足りていますか？知っておきたいサプリの効果と副作用◎

マグネシウムは私たちの体の細胞や骨に最も関わりのある栄養素です。丈夫な歯や骨を維持したり、筋肉の疲労回復やイライラの解消にもマグネシウムが使われています。

そうなってしまうと、細胞内に余分な水分が取り込まれ、むくみや高血圧などを引き起こす原因に…。『気分が落ち着かない・憂鬱になる』『学習能力の低下や記憶力の低下』『基礎代謝の働きが低下する』など、体に様々な影響を及ぼします。基礎代謝とは、何もせずに寝転がっているだけでも『勝手に消費されているエネルギー』です。体温調節や健康な体の維持には欠かせません。マグネシウムを上手に補給して、マグネシウム不足を防ぎましょう◎

マグネシウムは体の中で作りだす事が出来ない為、食事や食品などから体内に取り込むしか方法がありません。しかし、現代人の食生活は洋食化している傾向にあり、普段の食生活では体に必要な量のマグネシウムを摂取するのは難しいと言われています。そこで活躍するのが、サプリメントなどの補助食品です。一日に体が必要としている栄養量を効率良く補給出来ます。

「飲んでも全然効かない！」という体験をしたことはないでしょうか。薬や食べ物の様に、サプリメントにも『合うor合わない』があり、効果の実感ペースにも個人差があります。サプリを飲んでいる限り、成分は確実に体内に取り込まれているはずです。ただ、その成分を体内でしっかり『吸収出来ているか・吸収出来ていないか』で現れる効果が左右されます。飲むタイミングや時間帯はもちろん、マグネシウムの吸収を妨げる食べ物や飲み物を控える必要があります。毎日の食生活やスタイルを見直してみましょう。食べ物＆飲み物については後程ご紹介します◎

マグネシウムは日常の食生活で多く摂っても、汗などから排出されるため副作用が起こることはありません。しかしサプリメントを飲む場合、腎臓の状態があまり良くない方が摂りすぎると、『余分なマグネシウム』が排出されず、筋力の低下や喉の渇き、呼吸機能や神経機能の低下などがみられることがあります。また、健康な人の場合でも、サプリメントの過剰摂取は下痢や吐き気を起こしかねません。

マグネシウムには、疲れやストレスなどによって起きる頭痛（急激な血管収縮）を抑えてくれる効果があり、歯や骨に影響を与える他、精神的症状、不眠や鬱、パニック障害を防ぐためにもとても大切な要素です。

ストレスを感じると、脳内ではセロトニンという物質が分泌・放出され、セロトニンの放出により一時的に血管が収縮状態になります。そして、『すぐに減少する性質のセロトニン』の減少とともに、血管が拡張し、一気に流れ出した血管が周りの神経を刺激することによって痛みを呼びます。頭痛を和らげるには、セロトニンの分泌と働きを安定させるマグネシウムが必要になります。

製品によって、飲むタイミングや時間帯も様々です。『１日３粒を目安に～…』とだけ表示されている場合は、飲むタイミングに迷いますね。表示されていない場合におススメのタイミングをご紹介しています。是非参考にしてみてください◎

体内のマグネシウムは、早朝と午後３時～５時頃に濃度が低下すると言われています。このメカニズムに合わせた『朝食前・午後３時・就寝前』が理想のタイミングです。

食後すぐにマグネシウムサプリを飲むのは効果がイマイチ。食後の体は食べ物などの消化に忙しく、腸内も満たされているため、サポート食品などの吸収率は良くありません。食後２～３時間後を目安にするのがおススメです。

大豆製品、魚介類、海藻、木の実などには多くのマグネシウムが含まれています。日常の食事から摂るマグネシウムの量では『過剰摂取』になる心配はありません。肉や加工食品、清涼飲料水などを摂りすぎると、マグネシウムの吸収が妨げられてしまうので気を付けましょう◎

では、身近な食品でマグネシウムを摂取するには何を食べれば良いのでしょうか。まずはマグネシウムを多く含んでいる食品を見てみましょう。その後におススメのマグネシウムサプリをご紹介します◎

【豆類】●きな粉/２４０●大豆/２２０●油揚げ/１３０

【魚介類】●干しエビ/５２０●スルメ/１７０●あさり/１００

【海藻類】●あおさ/３２００●青のり/１３００●ワカメ（素干し）/１１００●ひじき/６２０●昆布/５４０

【木の実】●ゴマ/３６０●アーモンド/２７０

身近な食品にもマグネシウムを含んだ食品がたくさんあります。海藻類に含まれているマグネシウムの濃度は高く、ワカメやひじきはオカズに取り入れやすいですね◎

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