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    【東京喰種(グール)】赫子(かぐね)の仕組み・種類・強さは?

    漫画・東京喰種(東京グール)に登場する、喰種が捕食や戦闘の際に使用する器官である赫子(かぐね)。様々な種類や設定があるのをご存知ですか。今回は東京喰種(東京グール)に出てくるかぐねの仕組みを中心に解説。東京喰種(東京グール)のネタバレを含みますのでご注意を。

    【この記事は2020/04/30に更新されました。】

    東京喰種(東京グール)とは?

    かぐねについて説明をする前に、まずはかぐねが登場する原作漫画の東京喰種(東京グール)について説明をしていきます。
    大人気漫画の東京グールは、原作の他にも多くのメディア展開がされています。

    主人公の金木研(かねきけん)

    作中ではカネキと呼ばれています。

    東京喰種(東京グール)は、石田スイ原作の日本の漫画作品です。
    2011年から週刊ヤングジャンプで連載されていました。

    第2部となる「東京喰種トーキョーグール:re」は、2014年46号から2018年31号まで連載されていました。

    東京喰種(東京グール)は、石田スイ原作の日本の漫画作品です。
    2011年から週刊ヤングジャンプで連載されていました。

    第2部となる「東京喰種トーキョーグール:re」は、2014年46号から2018年31号まで連載されていました。

    石田スイによるダークファンタジー漫画

    作者は本作がデビュー作となる

    東京グールの舞台は、現代の東京
    人間社会に溶け込み生きている、人肉を食べる怪人「喰種(グール)」を中心に、物語は描かれます。

    2014年にアニメ化

    かぐねを模した赤が目を引きます

    東京グールは2014年にはアニメ第一期、2015年にはアニメ第二期が放送され、OVAも2作制作されています。
    また2015年7月には実写舞台が上演され、2017年7月29日には実写映画が公開されています。
    様々なメディアミクス展開がされている、大注目の作品です。

    「東京喰種(東京グール)」の赫子(かぐね)を使う「喰種(グール)」とは?

    喰種(グール)

    かぐねのことを知るのであれば、まずは喰種(グール)について知っていた方がよりわかりやすいかと思います。
    「東京喰種(東京グール)」という作品タイトルにも使われている喰種(グール)について、説明をしていきます。

    東京グールの話の主軸となるのは、喰種(グール)という架空の生き物たちです。
    普段の外見は普通の人間と変わらない彼ら。しかし、その本質は『人間を喰らう』、食物連鎖の頂点に立つ存在です。


    彼らは、赫子(かぐね)と呼ばれる捕食器官を有しているのが特徴です。

    喰種(グール)の捕食

    喰種(グール)は人間の姿でありながら人間を喰らいます

    人間しか食べることのできない喰種(グール)は、その反社会的な食性から恐れられ、駆逐対象とされています。

    普段の外見は人間と変わりませんが、捕食や赫子(かぐね)を使う際は、両目が赤い赫眼(かくがん)と呼ばれる状態へと変化します。

    赫眼(かくがん)状態の喰種(グール)

    「東京喰種(東京グール)」にでてくる喰種(グール)たちは女子供、その性質を問わず駆逐の対象であり、あらゆる法も彼らを守ってはくれません。
    そのため喰種(グール)の多くは人間になりすまし、隠れるように生活を送っています。
    捕食や交戦時に現れる赫眼(かくがん)や赫子(かぐね)を確認され次第、喰種(グール)と判断され駆逐されます。

    赫子(かぐね)とは?

    東京グールという作品を彩る赫子(かぐね)

    赫子(かぐね)の種類や性質は様々です

    「東京グール」という作品や、喰種(グール)について大まかに説明をしてきました。
    ここからは本題である赫子(かぐね)について、細かく解説をしていきます。
    東京グールの世界観を哀しく美しく彩るかぐね、まずはその概要を説明いたします。

    喰種捜査官が使うクインケ

    その製造方法とは…

    「東京喰種(東京グール)」に登場するグールたちを駆逐する喰種捜査たち、彼らが使用するクインケも喰種(グール)のかぐねからできています
    その製造方法は公にできないほど非人道的なもの。

    普通の武器ではほぼ傷がつくことはないグールですが、赫子(かぐね)や赫子(かぐね)から作られたクインケからは傷を受けます

    赫子(かぐね)の種類①羽赫(うかく)

    赫子(かぐね)の種類①羽赫(うかく

    赫子(かぐね)の種類①羽赫(うかく)

    「東京グール」に登場する赫子(かぐね)には大きく分けて、4つの種類が存在します。
    まずは羽赫(うかく)と呼ばれるかぐねについて、その特徴と使用者を含めながら紹介をしていきます。

    羽赫(うかく)の特徴

    肩の周辺からRc細胞がガスのように放出されるかぐねです。
    それが羽のようにみえることが、名前の所以となっています。
    軽く遠距離からの攻撃が可能なため、距離をとった戦い方をする喰種(グール)が多いです。
    Rc細胞を常時に放出する形になるため、ガス欠に陥りやすいのが欠点です。

    羽赫(うかく)の持ち主

    東京グールに登場する羽赫(うかく)の持ち主には、本作のヒロインである霧嶋董香や彼の弟である霧嶋絢都、カネキに戦闘の手ほどきをしてくれた四方蓮示などがいます。
    ヒロインのトーカが羽赫(うかく)のため、東京喰種(東京グール)という作品の赫子(かぐね)といえばこれを想像する人も多いはず。

    霧嶋 董香(トーカ)

    CCGからは「ラビット」と呼ばれています

    霧嶋 絢都(アヤト)

    トーカの弟、羽赫(うかく)ですが接近戦が得意とのこと。

    四方蓮示(よも れんじ)

    あんていくにいる喰種であり、あんていく店長である芳村の右腕でもある。
    通称「ヨモ」。
    極めて無口であり、セリフの先頭には必ずと言っていいほど「…」がつくほど。
    芳村の命で自殺スポットから死体を集めている。

    赫子(かぐね)の種類②甲赫(こうかく)

    「東京喰種(東京グール)」に登場する赫子(かぐね)、次は甲赫(こうかく)を紹介します。
    甲赫(こうかく)の赫子(かぐね)の特徴や使用者は、どんなものがあるのでしょうか。

    甲赫(こうかく)の特徴

    肩甲骨の下あたりに出現するかぐねです。
    金属質で、東京喰種(東京グール)の作品内に登場する赫子(かぐね)の中では一番頑丈ですが、その分重量があることが欠点とされています。

    甲赫(こうかく)の持ち主

    東京グールに登場する甲赫(こうかく)のかぐねの持ち主は、クレイジーな男・月山習やナキ、トーカやアヤトの父親のアラタ、笛口ヒナミの母であるリョーコがいます。

    月山習

    腕にかぐねをとぐろのように巻き付け戦う

    ナキ

    「アオギリの樹」のメンバーであるSレートの喰種(グール) 

    霧嶋新(アラタ)

    トーカやアヤトの父親であるアラタ

    笛口リョーコ

    他とは異なり羽のような形状です。

    赫子(かぐね)の種類③鱗赫(りんかく)

    「東京喰種(東京グール)」に登場する赫子(かぐね)、次は鱗赫(りんかく)についてご説明いたします。
    鱗赫(りんかく)は「東京喰種(東京グール)」の主人公・カネキの赫子(かぐね)でもあるんですよ。

    鱗赫(りんかく)の特徴

    鱗赫(りんかく)のかぐねは腰のあたりから出現します。
    うろこの触手を連想させる外見であり、強力な再生力とパワーが強みです。
    ただし防御面には劣るため、ほかの赫子(かぐね)よりも脆い特性があります。

    東京喰種(東京グール)に登場する鱗赫(りんかく)の赫子(かぐね)の持ち主は、主人公であるカネキをはじめ、全ての発端となった女性リゼ、ヤモリなどがいます。

    鱗赫(りんかく)の持ち主

    金木 研(カネキ)

    東京グールの主人公です

    神代利世(リゼ)

    物語のはじまりでもある女性・リゼ

    大守八雲(ヤモリ)

    「アオギリの樹」の幹部である残忍な男

    赫子(かぐね)の種類④尾赫(びかく)

    「東京喰種(東京グール)」に登場する赫子(かぐね)、最後は尾赫(びかく)について説明をします。
    ここまでの流れでなんとなく、字からどういった赫子(かぐね)か想像がつくでしょうか?

    尾赫(びかく)の特徴

    尾赫(びかく)は読んで字のごとく、尾てい骨のあたりから尻尾のように出現する赫子(かぐね)です。
    東京喰種(東京グール)に登場する赫子(かぐね)の中で総合的な能力が最も高く、戦闘においては中距離で最も力を発揮します。
    弱点らしい弱点はない。

    尾赫(びかく)の持ち主

    東京グールに登場する尾赫(びかく)のかぐねの持ち主には、カネキの先輩にあたるニシキ、元6区のリーダーである神代叉栄、アオギリの幹部ノロなどがいる。

    西尾錦(ニシキ)

    あんていくの一員であるニシキ

    神代 叉栄(鯱)

    元6区のリーダーであるグール

    ノロ

    アオギリの幹部でSS~レートのグールです

    4つの分類に当てはまらない赫子(かぐね)

    東京グールに登場する赫子(かぐね)は大きく分けると上記の四種に分類されますが、中には複数のかぐねをもつグールも存在します。
    両親が別々のかぐねを持っていると、その子どもに現れることがある模様。
    「二種持ち」と呼ばることもあります。

    二種持ちの赫子(かぐね)の持ち主

    東京喰種(東京グール)に登場する二種持ちの赫子(かぐね)の持ち主は、あんていくの最年少メンバーであった笛口雛実がいます。

    赫子(かぐね)の優劣関係について

    東京喰種の赫子(かぐね)を解説

    じゃんけんのような感じとのこと…。

    ここまでは東京グールに登場するかぐねの種類を紹介してきました。
    赫子(かぐね)にはさらに面白い設定があり、その種類によって優劣が存在するんです。

    羽赫は尾赫に強く、甲赫に弱い。
    甲赫は羽赫に強く、鱗赫に弱い。
    鱗赫は甲赫に強く、尾赫に弱い。
    尾赫は鱗赫に強く、羽赫に弱い。

    画像にあるように、基本的には上のかぐねに対して強いという性質があります。

    それぞれ不利有利があるかぐね

    特徴も相性も様々です

    東京グールにおいて、グールは極めて治癒力の高い生き物として描かれていますが、相性の悪い赫子(かぐね)から受けた傷は治りづらく、致命傷になることもあるといわれています。

    東京グールの今後の展開にも期待!

    東京グールのかぐねについての解説、いかがだったでしょうか。
    作品の中にある一つの要素においても、これだけ深く入り組んだ設定があるなんて驚きですね。

    この記事では東京グールの中心人物、またかぐねによる戦闘シーンがすでに明かされたグールについてまとめました。
    しかし実際には、まだその能力が明かされていないキャラクターが数多くいます。

    今後の展開では、そういったグールの赫子(かぐね)についての謎が明らかになるのでしょうか?
    東京グールは完結してしまいましたが、今後の展開からまだまだ目が離せません!!

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