【ネタバレ】ハリーポッターシリーズ人気キャラ。ウィーズリ家の双子

ハリーポッターシリーズの第一巻「ハリーポッターと賢者の石」は、ロンドンのブルームズベリー出版社から1997年に刊行されました。
無名の新人作家の初作であるにもかかわらず、瞬く間に世界的ベストセラーとなり、物語が完結した現在も多くのファンがいます。

ハリー・ポッター文庫

全19巻セット
￥13,975(税込)

日本語翻訳版もあり、ハリーポッターシリーズは普段本を読まない方でも、面白いストーリに引き込まれ、一気に読めます。

2001年から8本のシリーズで公開された映画は世界中で大ヒットし、日本でも「ハリポタ」と呼ばれブームになりました。

あらすじ

魔法学校ホグワーツの学園生活や、ハリーポッターの両親が亡くなった原因闇の魔法使いヴォルデモートとの闘いなどが描かれた物語です。
面白い魔法道具や、不思議な生き物、個性的な魔法使い達が登場し、物語の世界観に魅了されます。

ハリーポッターシリーズは、個性的なキャラクターが登場し、物語を更に面白く演出していきます。
児童文学というジャンルとは思えな程に容赦なく起こる悲劇に、頑張って乗り越えようとする登場人物に大人も心打たれます。

ウィーズリー家は、両親と7人兄弟の9人の大家族。
ロンの母親モリーは、ハリーに対しても家族のように接してくれる優しい人です。

貧しいけれど、家族の愛情が豊かなウィーズリー家は、ハリーにとって憧れの家族でしょう。
ウィーズリー家の人達は、物語が終盤に近づくほど頼りになる存在になります。

ロンの、双子の兄であるフレッド・ウィーズリーとジョージ・ウィーズリーは一卵性双生児で、外見も性格もよく似ていて、家族でも間違うほど。
常にイタズラをして誰かを驚かせていますが、困っているハリーを助ける優しさもあり、読者に人気があるキャラクターです。

性格や外見はほとんど変わりませんが、フレッドの方が少しだけジョージよりも陽気のようで、ジョージはフレッドより少しだけ冷静です。
純血の魔法使いには珍しく、マグル（人間）の技を習得していて、ハリーを助けるためにヘアピンでドアの鍵開けをした事もありました。

原作では、フレッドもジョージも他のウィーズリー家の兄弟と同様に「赤毛・そばかす・長身」がトレードマークしたが、映画では「長身と赤毛」の設定のみ採用されたようです。

映画でウィーズリー家の双子役の俳優は、オリバー・フェルプス＆ジェームズ・フェルプス。
驚いたことに、演じた俳優も双子でした。

あれ？赤毛ではない！
そうです。実は二人とも映画撮影のために14歳から10年間、赤毛に染め続けていたのです。

本物の双子で、二人とも同じ俳優という職業ですが、フレッドとジョージのように「何もかもそっくり」というわけではありません。
兄のオリバー（写真・左）は、スポーツを楽しむのが好きで、弟のジェームズ（写真・右）は、音楽好きのようです。

イタズラ好きな双子は4作目の「ハリーポッターと炎のゴブレット」で自分たちで作ったイタズラ専門グッズの販売を始めます。
それが後のいたずら専門店「WWW(ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)」につながります。

しかし、策略によりホグワーツを乗っ取ったアンブリッジによりクィディッチを禁止されたため、双子はホグワーツの退学を決意し、最後に盛大なイタズラを披露し退学します。
その後は双子の店WWWに専念しました。

激しい戦いの中、ジョージは左耳を失いますが、この時「これでもう間違わない」と冗談を言います。
暗く沈みがちな戦いの中でも、双子は明るく振る舞い楽しませてくれるのです。
しかし、ウィーズリ家には更に悲劇が襲います。

それまでは当たり前のように一緒にいた二人ですが、別れは突然に訪れます。
ホグワーツの激しい戦いでフレッドは戦死してしまうのです。

物語は最終的に戦いが終了し平和が訪れます。
原作では登場人物のその後も描かれていて、双子の店「WWW」は、弟のロンが手伝い繁盛します。

ハリーポッターと呪いの子

￥1,944(税込)

ハリーポッターファンの間で最新刊として注目されている、「ハリーポッターと呪われた子」は小説ではありません。
イギリスの演劇舞台作品で、イギリスまで見に行くことができない方のために脚本を書籍化しました。
日本語版は、11月発売予定。現在予約受付中のようです。

ハリーポッターシリーズは児童書として区分されるようですが、大人が読んでも楽しめる物語です。
映画しか見た事がない方も、書籍でハリーポッターの世界観を味わってみませんか？