あなたはしたことある?イヤホンジャックの掃除法をご紹介します!
やまだーこうち
2017/05/10
ナチュラルな成分で、環境やお肌に優しく使えることで人気の「ナチュラル掃除」。
お部屋の中の汚れは、“重層”、“クエン酸”、“アルコール”、“過炭酸ナトリウム”のたった4種類でお掃除を完了できてしまいます。この4つを揃えることであれこれ洗剤を買う必要はありません。
しかし、すでに実行している人も、使い方を間違っているばかりに「なんだか落ちない…」「市販の洗剤に戻ろうか…」となることも。
それは汚れによって使い分けができていないから!しっかりそれぞれの特性を理解して、マスターしていきましょう。
家中の汚れは9割が酸性汚れなので、弱アルカリ性の重曹で分解・中和を行うのが効果的。重曹水と粉末の使い分けで幅広く使えます。粉末はクレンザーとしても◎!
【得意なところ】
・水に溶けにくく、粒子が細かいのでクレンザーとして使える
・皮脂汚れ&油汚れなどの酸性汚れに強い
・発砲作用は、鍋の焦げ付きや汚れを剥がす
・加熱することでより効果的に!
【注意すること】
・アルミ製品は黒ずんでしまう
・畳は変色してしまいます
・陶器やプラスチックなどの傷つきやすものには使わない
<粉末のままで>
①浴槽の皮脂汚れをキレイに!
濡らしたスポンジやアクリルたわしにつけて、こするとピカピカに。最後は水で流せばOK!
②煮たてて焦げ付き落とし!
お鍋に大さじ1杯ほどの重曹を入れて煮たてれば、焦げ付きや油汚れが浮かび上がります。
<重曹水で>
①床拭きで皮脂汚れやべたつきをスッキリ!
素足で歩きまわる季節の床や、油が飛び散るキッチンの床はべたつきがち。タオルに重曹水を含ませて水拭きすればすっきり!
②カーテンやソファの消臭効果も
なかなか洗えない、カーテンやソファに拭きかければ、酸性の臭いを重曹のアルカリが中和して打ち消してくれます。
③窓の汚れにもアタック!
窓に重曹水を吹きかけてスクイージーで水気を切って、タオルで拭きあげて。外側の排気ガス、内側の皮脂汚れや油汚れはすべて酸性なのでキレイに落ちます!
水回りの水アカ汚れや、トイレのアンモニア臭など主にアルカリ性の汚れに効果を発揮します。酸が強いので、サビさせやすくなるため使用後はしっかり洗い流して!
【得意なこと】
・水アカや石鹸カスなどのアルカリ性の汚れに
・トイレのアンモニア臭や尿の飛び散りにも効果的
・たばこや魚の臭い消し
・抗菌作用
【注意すること】
・塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスを発生するので絶対NG
・酸が強いので使用後はしっかり落として!サビの原因になります
・大理石や鉄なのには使用しない
・目に入ったらすぐに洗い流して!
<粉末のままで>
・ケトルに入れて水アカ除去
ケトルいっぱいの水を入れて、そこに小さじ1杯のクエン酸を。沸騰させたらそのまま放置して冷めたら中身をすてていつも通り掃除して。
<クエン酸水で>
①シャワーヘッドの水アカにも
洗面器にクエン酸水を溜めて、30分ほど浸け置きを。穴に溜まった水アカがスッキリキレイに!
②トイレの壁や床の掃除に
トイレの床や壁に飛び跳ねた尿汚れも、クエン酸の力で一掃。アンモニア臭ごと取り払ってくれます。最後に水拭きをして完了!
<重曹と一緒に>
・パイプの汚れは泡の力で落とす
鍋に水2ℓとクエン酸大サジ2杯を入れて沸騰。60℃まで冷めたら、パイプに重曹2分の1カップを振りかけて上からクエン酸を。ブクブクと泡がたち、汚れを浮かせます。
消臭や殺菌作用が高いため、身に周りの除菌に最適。また、揮発性があるので普段水が使えないところにも使用できて2度ぶきの必要はなく便利です。無水と消毒用のエタノール2種類ありまますが、消毒用の方が比較的手に入りやすくオススメ。
【得意なところ】
・カビが生えやすいところの掃除
・家電製品などにも利用可能
・油汚れや皮脂汚れも落とす
【注意すること】
・引火の恐れがあるので、火の近くには置かない
・揮発性があるので、必ず換気を
・ニスやワックスを溶かしてしまう可能性あり
<アルコール水で>
①キッチン周りの汚れ落としと除菌に
直接スプレーをして、さっと汚れを落としつつ除菌を。使い勝手がいいので、常に常備しておくと便利。
②テレビなどのリモコンの汚れに
皮脂汚れも落とす作用があるので、リモコンについた手アカを落とすのも便利。電化製品にも使えるので安心です。
③畳をふいてカビ対策
カビが発生しやすい畳にも◎。きつく絞ったタオルにアルコール水を吹きかけ、汚れをふき取って!ふき取り後は、カビ予防にも一役かってくれます。
④毎日使うスリッパ除菌
毎日使うスリッパは洗うのが面倒。そんな時は、スリッパにたっぷりスプレーして、そのまま乾燥させればスッキリ。ぬいぐるみも同じ方法で使えます。
弱アルカリ性で漂白や除菌に使えます。重曹よりもかなりアルカリ度が高いので、汚れを落とす力も強力です。60℃のお湯に溶いた時最大の力を発揮します。
【得意なところ】
・食器やフキンの漂白や除菌
・コンロや換気扇の頑固な油汚れ
・排水溝のぬめり
・洗濯槽や浴室のカビとり
【注意すること】
・アルカリ度が高いので、肌の弱い人は注意
・目に入ったらすぐに洗浄を!
・購入時の袋か、他のビンに移し替えて保管。まれに破裂するので、長期保存の場合は時々開ける。
<浸け置きで>
①寝る前にいれてトイレの黒ずみ取り
トイレの水位の周りにできる黒ずみは、寝る前使わなくなった後に大さじ1杯入れておくだけで解決!朝にはキレイにとれています。
②弁当や水筒のたまった汚れに
オケにお弁当箱の耐熱温度のお湯をはり、大さじ2杯の入れて30分浸け置き!浸け置き後に水ですすぐと隅の汚れまできれいさっぱり。
<湿布して>
・シャワーホースについたカビもキレイに
過炭酸ナトリウム水を含ませたキッチンペーパーをホース部分に湿布。30分置いてスポンジでこすって洗い流して。垂れ下がった部分は一番汚れているので注意!
<クエン酸と一緒に>
・洗濯機に60℃のお湯をはって、そこに過炭酸ナトリウムを2カップ投入。みるみる汚れが浮きあがってくるので、それを網でキャッチして。このまま5時間放置。洗濯コースで回して、クエン酸を大さじ1加えればOK。
4種類の使い分け、マスターできましたでしょうか?
薬局には無限の洗剤が並んでいますが、この4つがあれば無問題。完璧にマスターすれば、もう汚れとおさらばできます。
「正しいナチュラル掃除」はじめてみませんか?
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