照屋 愛梨
2016/04/18
価値観が多様化する昨今、世の中にはあえて「子どもは産まない」という選択をするカップルも多いのだとか。
彼と2人で楽しく暮らすために、気をつけるべきことはあるのか、彼とずっと仲よしでいる秘訣はあるのでしょうか?
近年、おじいちゃん、おばあちゃんに息子夫婦と孫たち、といった3世代が同居する家庭はすっかり減りました。
さらに、夫婦と子どものみの家庭も徐々に減り、夫婦2人だけの家庭は、この30年で倍以上にまで増えています。
夫婦2人が仲よく暮らすためには、毎日をどのように過ごせばいいのでしょう。
夫婦が仲よくやっていくためには、同じ目的を持って「共同作業」をおこなうことが大切だと言われています。
大きな目的・目標をかかげなくてもいいのです。たとえば、あなたが「旅行でここに行きたい!」と言って、彼に詳しいルートを調べてもらう。
これも、立派な共同作業です。2人で楽しめるような行動を続け、相手に感謝の気持ちを伝えれば、夫婦の愛情はとぎれません。
2人がうまくいくために目標を持つことは、いい夫婦関係をキープする上でとても重要です。
「彼に怒られないようにする」と考えるより、「楽しい時間を過ごしたい」とポジティブにとらえることが大事。
2人が幸せでいるために、小さなことでも感謝の気持ちを伝えたり、楽しいできごとを伝えるようにしましょう。
接近目標とは、彼と仲良くなるために接する、二人がより良い関係を築けるように努力するといった、何かに向かっていく目標を持って行動をすること。
このうち接近目標を持つカップルは、お互いの性的な情熱も冷めにくく、二人の関係が良い形で持続しやすかった
夫婦がただの同居人ではなく、「カップル」としてうまくやっていくためには、「共同作業」が大切だと言いました。
仕事の悩みを相談し、夫にアドバイスをもらうというのも「仕事をうまくやる」という目的に向かう「共同作業」です。
ただ、ちょっと考えてほしいのは相談の仕方。何を聞きたいのか、ポイントをはっきりさせないと、何が言いたいのかわからず相手をイラつかせてしまいます。
夫との会話は、女性同士の会話と同じ調子で話すのではなく、自分の話がそれないように注意することが必要です。そのためには、ある程度自分の希望を具体化しておくと良いでしょう。
夫婦の間で、どうしても避けられない「ケンカ」。ときにはお互いに本音を言うことも大切です。
ただ、ケンカをするにもルールが必要です。相手の人格や人生を否定するような発言は絶対にNG。
お互いにヒートアップしてしまったら、ひと呼吸置いて、早めに謝ってしまうのが得策です。長い人生をいっしょに過ごすには、一時プライドを捨てることも大事!
一概には言えませんが、不満を持ったまま黙っているより、その都度言い合いした方がストレスも溜まらずいいのでは。 一緒に住んでいるので、仲直りもすぐですし。
どんなにつらいことがあっても、2人で築いた思い出は、かけがえのない宝物。つらいこと、楽しいこと、すべてを共有できるカップルには、幸せな未来が待っています。
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