【今年買ったニットやコートは要注意!】冬服のお手入れ最新事情&かんたん自宅ケア

今年も共に過ごしたお気に入りの冬服。そんな冬服には、実は目に見えない汚れがたくさん。かといって、頻繁にクリーニングに行けるわけでもないですよね。そんな時は「自宅でセルフケア」をしてみませんか?今回は簡単に実践できる「冬服のお手入れ法」をご紹介していきます♪

冬服のお手入れ、これが正解!

ワンシーズン共に過ごしてきた、お気に入りの冬服。
一見ダメージがなくても、実は、冬服には目には見えない汚れがたくさん付着しています。
かといって、頻繁にクリーニングに出すのも中々難しいですよね。
なので、自宅でセルフケアをするのが一番おすすめです。

「でもなんだか難しそう」
「冬服のお手入れってそもそもどうやるの?」
そんな方のために今回は《お手入れの基本》をお教えしちゃいます♡

洗濯前にしっかり確認!

2016年12月から、洗濯表示が新しくなったのをご存知でしたか?
服を買う前、洗濯をする前には、しっかり確認しておきましょう!

冬の定番☆ニットケアのやり方

洗濯マークをしっかり確認したら、さっそく実践してみましょう!

ニットの洗い方

《手洗いの場合》

①ニットは洗濯用ネットにいれる。おしゃれ着用洗剤を溶かした、30℃ほどの洗濯液にいれ、指の腹で軽く押したり水をかき回すようにしてニットを泳がせる。

②数分間つけ置きし、水を換えて2回、①と同じ要領ですすぐ。2回目には柔軟剤をいれる。

③洗濯機でおしゃれ着コース、またはドライコースで30秒間脱水。

④脱水後はすぐに取り出し、しわをしっかりと伸ばしてからバスタオルに挟む。バスタオルの上から手のひらを使って水分を押し出すようなイメージで!

⑤水分が取れたらバスタオルを外し、形を整える。干す際は、重みで伸びるのを防ぐために、複数のハンガーを使って平干しのような形につるす。

手洗いのコツは、ニットを揉むのではなく、あくまで水をかき回すようなイメージですることです!
また、乾かすときは通気の良い日陰で干すようにしましょう。

《洗濯機の場合》

①汚れが目立つ箇所には、洗濯の前に中性洗剤を直接つけて、40℃ほどのお湯ですすぐ。

②たたんで洗濯用ネットにいれ、おしゃれ着用洗剤を使ってドライコースに。

③あとは、《手洗いの場合》の③以降と同様の手順でOK。

洗濯ネットは、たたんだ状態のニットよりも小さめのものを選ぶのがポイント!
ニットがネットの中でこすれ、毛玉が起こるのを防ぎます。

カシミアには仕上げに油分を

しっとりとしたカシミア素材には、油分が含まれています。
洗濯した際に洗い流されてしまうので、仕上げに洗面器に小さじ1杯のラノリンオイルと柔軟剤をいれた液で、すすぐようにしましょう。

ニットの袖口が伸びちゃった!

どうしても、着ているうちに伸びてしまうニット。
袖口などがたるんでしまった場合、まずスチームアイロンで袖口を蒸らします。
温かいうちに袖口を手でギュッと絞り、アイロンで形を整えればOK!
スチームをかけすぎると、やけどの危険もあるので注意してくださいね。

ニットの帽子はクレンジング必須

ニット帽のおでこ部分には、メイクや皮脂などが付着しているため、事前にクレンジングを忘れずに!
台所用中性洗剤とクレンジングオイルを1:1で混ぜ、汚れに直接つけてすすぐ。
これを数回繰り返して!

アウターのお手入れ法

トレンチコートには食器用スポンジを

①おしゃれ着用中性洗剤を溶かした30℃ほどのぬるま湯を、食器用スポンジに含ませる。
そのスポンジで、コートの表面全体を軽くなでる。

②コートの表面に水のシャワーをかけ、洗剤を洗い流す。

③薄手のものなら、バスタオルに挟み水気をとる。厚手のものなら洗濯機で10秒×3回脱水する。シワを防ぐために、1回ごとに取り出して畳みなおしましょう。

④脱水が終わったら、引っ張ったり叩いたりして形を整える。強いシワがあれば、アイロンでとってから干しましょう。

ダウンジャケットは「表面だけ」がコツ

①汚れが目立つ部分や皮脂で汚れやすい襟や袖口には、洗濯用固形洗剤を湿らせ直接塗りつける。食器用スポンジの硬い面でこするようにして、汚れを落とす。

②おしゃれ着用洗剤を溶かした水をスポンジに含ませ、固く絞る。今度はスポンジのやわらかい面でダウンジャケットの表面全体をこする。

③袖口や襟はよくすすぎ、シャワーの水で表面全体を洗い流す。このとき、水が中の羽毛に染み込まないように、ササっと洗い流すのがポイント。

④畳んで1分×3回脱水。1回ごとに取り出して軽くほぐす。ハンガーにかけ、風通しのいい場所で乾燥させる。

ボリュームがなくなったら、仕上げに乾燥機にかけると◎

こんな、デリケート素材もセルフケア♪

お次はファーやトレンチコート、もこもこのルームウェアなど、冬に大活躍したアイテムたちのお手入れ方法をご紹介していきます♪

フェイクやファーには重曹が◎

フェイクファーやボアのお手入れには、汚れ落とし・消臭・漂白効果のある重曹を使います。

①ビニール袋にファーやボアをいれ、表面に満遍なく重曹をふりかける。ちょっと多いくらいがベスト!

②袋の口を縛り、上下にふりふり。生地の奥まで重曹を行きわたらせるよなイメージで、小刻みにふりましょう。馴染んだら、そのまま2時間ほど放置。

③表面についた汚れや黄ばみは、歯ブラシを使って落としましょう。力をいれすぎず、毛先のみでこするのがポイント。

④重曹を払ったら、不織布の衣装袋にいれて収納しましょう。

ルームウェアはペット用ブラシで、もこもこ維持

もっこもこの、冬ならではのルームウェア。
洗濯したら、もこもこ感が失われた…なんてことのないように、しっかりやり方をチェックしましょう!

①洗濯する際には、おしゃれ着用洗剤と柔軟剤を使う。とくに柔軟剤は静電気の防止にもなるので◎

②乾燥後はペット用のブラシで、繊維をていねいにほぐす。ブラシは100円ショップなどでも手にはいりますよ!

レザーブーツは軍手で拭きとり

①軍手をはめ、表面をからぶきする。

②レザー用クリームを軍手の指先にとり、なじませてから塗り込む。とくに汚れの強い部分は念入りに!

③隅々まで拭いたあとは、通気のいい場所で一晩陰干しして収納する。

スウェードブーツには「ストッキングだんご」が有効

①いらなくなったストッキングに、ハンドタオルまたは靴下をつめ、包帯のようにくるくると丸める。これをスウェードの毛並みと逆方向に、軽くすべらせ汚れを吸着させる。

②固まった泥汚れなどには歯ブラシの毛先を少しずつあて、掻きだすようにこする。

③仕上げは、コンビニなどでもらう使い捨てのおしぼりで、上から下、下から上に優しくなでて拭きとる。あとはレザーブーツと同様、一晩陰干しさせる。

スウェードはとってもデリケートなので、汚れを落とす際もゴシゴシとこすらず、あくまで「すべらせるように」を意識しましょう!

また来年も、キレイに着るために♡

お気に入りだからこそ、長く、大切に着ていきたいですよね。
冬服は今のうちにセルフケアをすることが、来年もキレイに着るための秘訣です♡
ぜひトライしてみて!

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