【うっとうしい!】伸ばしかけ前髪を可愛くアレンジ【スッキリ】
huamoa
2017/05/11
夜会巻き(やかいまき)とは、後髪の束をねじり上げて作った型を基本としています。髪を位置ごとにブロッキングして結い上げる工程が日本髪と共通しています。
結婚式やパーティーなど、様々な場所で使われることが多くなっています。定番のシンプルな夜会巻きから、自分でアレンジするテクニックまで、ご紹介します。
シンプルな夜会巻き
スッキリと髪の毛をまとめ、毛先も入れ込んだスタイルです。トップの部分には毛髱を入れてボリュームを出しています。
サイドから後ろに綺麗に入れ込みます。襟足はタイトにしています。
位置の高いポイントで
後ろ部分もふくらみを作るスタイルです。毛髱をしっかり使います。襟足はスッキリさせれるように、自然に作ることがポイントです。毛髱を入れる時にも、毛髱をしっかり固定させます。そうすることで、綺麗な夜会巻きができますし、ピンがとめやすくなります。
トップにもま〜るい自然なふくらみを作る場合も、作りたい形に毛髱を使うと、ふっくらと綺麗な形ができます。毛先にあそびを作る時は、Uピンや毛ぴんを使った方が良いでしょう。
アップスタイルにする時は、事前に優しいパーマや、ホットカーラーで巻いておくとアップしやすくなります。アップする時間も短縮できるのでオススメします。
昔から多くの人に愛されてきた夜会巻き。着物にはやはり似合います。
着物に似合うヘアアクセサリー
襟元を美しく見せる夜会巻きは、着物にもぴったりです。きれいに上げて着物ならではのカンザシや櫛を使ってみましょう。
レトロなヘアアクセサリーは、ひと際目立つこと間違いありません。
若年層向けの夜会巻き
サイドから後ろへ裏編み込みをしている、夜会巻きといっても可愛らしい印象を持ちます。トップの髪の毛はふんわりボリュームを出し、毛先はカールを出すようにしています。普通の編み込みよりも立体感が出るので、可愛らしさもあります。
落ち着いた大人の夜会巻き
どこが違うのでしょう。柔らかい印象です。
全体にしっかりと上がっていますが、優しいウネリを残し、後ろとサイドの繋がりを自然にしています。サイドから後ろに髪の毛を持っていく際に、上にあげすぎないように注意します。カンザシも、大きすぎず、シックな色できめてみてください。
留袖などの夜会巻き
お母様という立場上、落ち着いた雰囲気を出さないといけませんので、襟足はタイトにするのは向いていないようです。ポイントも上すぎずが良いです。
夜会巻きは、着物にとても似合うアップスタイルだということが分かります。襟足をきれいに見せてくれますし、年齢に応じてボリュームの位置や毛先の動き、アクセサリーを変えてみると良いでしょう。
花嫁さんにもよく使われる夜会巻き。清楚なイメージがありますよね。もちろん、結婚式に招待されて出席することも多いと思います。
洋服やドレスを着ていくこともあるでしょう。カジュアルにも清楚にも使える夜会巻き。
色々試してみましょう。
ねじってピンでとめる、を幾つも作るというアイデアです。毛先を遊ばせてルーズに。大切な人の結婚式に。華やかになります。
ルーズさを出す夜会巻きは、パーマをかけていると楽にできます。面を綺麗に出さず、わざと崩したスタイルに。この時も、バランスよくスタイリングしましょう。
パーティーにも、ひと際目立つ夜会巻き。大きく開いた背中のドレスを着る場合は、トップのボリュームも負けないくらいに。
カジュアルなパーティーにも。ふんわりルーズな夜会巻きに、ヘア飾りも自分らしさをチョイスしてみて。可愛らしいアレンジです。
ハーフアップとは、髪の毛を全部アップするのではなく、アップしないところを作り、アレンジする方法です。いろんなハーフアップがありますが、その中でも夜会巻きのハーフアップを紹介します。
普段にも取り入れることの出来そうなハーフアップスタイル。これだけで顔周りに髪の毛が落ちてきません。髪の毛の分量がこれだけだと、アメリカピン一本で、しっかりとめることが出来ます。
耳から下の髪の毛は置いておきます。上の髪の毛を一束にまとめてねじってピンやコームでとめます。毛先にカールをつけておくと仕上がりが、より華やかになります。
アップダウンフレンチツイスト
ねじり上げるというより、ねじって下に下げてピンでとめるアレンジ。毛先の処理が違うだけで随分感じが変わります。
ハーフアップの夜会巻きは、サイドから後ろへ持っていけれる長さがいりますので、ある程度の髪の毛の長さは必要です。短すぎるとまとまりません。
きれいにアップするのには、きっちりブロッキングしたりしますが、簡単にアレンジする方法もあります。普段のアップスタイルにプラスしてみて。
フレンチツイスト
髪の毛全体をまとめて、ルーズに巻き込んだ夜会巻き。おくれ毛があってもそのままでOK!ロングヘアにおすすめです。毛先は入れ込んでしまい、ピンやコームを使用しましょう。ルーズさが新鮮です。
①軽く髪の毛を湿らせます。
②髪の毛を一つに束ねて片方の手で持ちます。
③毛先を中に入れ込みながらねじります。
④バランスをとってピンで固定させます。
早くて簡単にできるアレンジ方
簡単にできる夜会巻き ピン編
これなら、自分でもできる夜会巻き。一束にまとめて捻ってピンでとめるだけです。簡単とはいっても、そのコツを教えてくれる動画です。ピンは、Uピンよりもアメリカピンを使った方がしっかりとまりますが、ピンを入れる方向で一本でもしっかりとまる方法があります。
簡単にできる夜会巻き コーム編
こちらは、タルトコームを使って夜会巻きをしています。一束にまとめて捻ってタルトコームでとめるだけの簡単な方法です。緩まないようにねじり上げるのがポイントで、下にうつ向いてしまうと襟足が綺麗に上がりません。ねじり上げた後には、毛先の髪の毛を全部入れ込んでしまいましょう。
夜会巻きコーム
簡単に夜会巻きができる、まとめ髪用のヘアコームです。ねじって差し込むだけです。アメリカピン、Uピン、各5本のセットです。毛量の多い方や髪の毛の長い方に。
キメすぎないところが、女性の魅力を引き出します。
サイドから緩やかにダウンしていく髪の毛の流れが、大人かっこいいスタイルに。
毛量の多いロングヘアの方に。ロングならではのボリューム感です。下の方に重心を持ってくるので、アップしやすいスタイルです。ヘア飾りなしでもエレガントな印象になります。カジュアルな服装にも、スーツ姿でお仕事にも似合います。
ボブの長さでもできる?夜会巻きスタイルにチャレンジしてみましょう。それほど長くなくても、アレンジできます。
ボブ・ルーズな夜会巻き
短くてもアゴライン程の髪の毛の長さがあれば、簡単に夜会巻きが出来ます。むしろ、ロングヘアよりも扱いやすいです。襟足さえ上がれば大丈夫です。ルーズな毛流れが、優しい雰囲気を感じさせてくれます。
リーゼント風夜会巻き
後ろさえアップにできれば、前髪も上げてリーゼント風スタイルに。毛先に動きのあるカールを出して可愛らしさを出しています。小物使いにも気を配ってみてください。
カジュアルな服装やドレス姿にも似合います。最近は着物に合わせるのも人気がありますが、着物の場合には、ボリュームが小さいので、ヘア飾りは大きめのインパクトあるものにすると良いでしょう。
パーマがあたっているとやりやすいスタイルです。ふんわりリーゼントがパックリ割れて崩れないように、しっかりスタイリング剤でキープしましょう。
長めの前髪は、少し下ろしてルーズさを出した夜会巻き。きっちり面を出したアップではないので、洋服にもよく似合います。全体の長さがないので、コンパクトに仕上がります。トップは、少しボリュームがある方がシルエットがきれいです。
自分でやってみよう!
アメリカピンだけで夜会巻きはできます。
①まとまりやすいように全体にスタイリング剤をつけます。
②片側から後ろへ髪の毛をもっていき、ピンで数カ所をとめます。
③もう片側から同じように後ろへ髪の毛を持っていきます。
④毛先を隠すようにねじってピンでとめます。
⑤全体を整えます。この時、Uピンを使って毛流れを決めても良いでしょう。
着物より浴衣はラフなスタイルで大丈夫。
着物よりもカジュアルな浴衣の場合は、あまりボリュームを出しすぎないことがポイントです。夏らしく、軽やかなイメージで夜会巻きアレンジしてみましょう。ワックスなどでカールの質感を出すと良いでしょう。
きれいな面を出したければシンプルに。横顔美人に。
こちらはスッキリと毛先を入れ込んだ夜会巻きです。全体にコンパクトにまとめています。ヘア飾りは涼しげで可愛らしいもので。
お祭りには、気合を入れてアレンジしたいもの。
よく動き回るので、しっかり固定させたい。横顔も美人に見せよう。夜会巻きは基本!?
サイドは小まめにツイスト
基本の夜会巻きは、ブロッキングして後ろからキメていきます。お祭り仕様に、元気よくサイドからツイストしています。フロントからトップにかけて髪の毛を被せます。
襟足をキュッと引き締めてカッコよく。
ねじり鉢巻を固定して
お祭りには威勢良くねじり鉢巻で。しっかりとアップした夜会巻きで、サイドは編み込みをしてぐるぐると丸くお花のようなポイントを作っています。カンザシも和テイストですね。
お団子ウィッグなど、被せウィッグを使って簡単にアップする方法もあります。毛量の少ない方や、短い髪でも大丈夫です。色々なパターンでアレンジ可能。自分の髪の毛と同じカラーで違和感のない仕上がりになります。
コームやウィッグ、ヘア飾りをたくさん活用して、自分らしさを出しましょう。また、TPOを使い分けることも重要なことです。
清楚なイメージがある夜会巻きは、シーンを選びませんが、ヘア飾りの必要でない場所には、派手なものは使わない方が良さそうです。
いかがだったでしょうか。女性だったら一度はやってみたくなるアップの夜会巻き。襟足さえ上げることができればボブのように短い髪でも可能ですし、ボリュームを出す位置によって感じ方も違います。
可愛らしさ、大人っぽさ、エレガントさ、のような女性らしい夜会巻きは、年齢を問わず人気があるようです。自分に似合う夜会巻きはどんな夜会巻きアレンジでしょう。
ぜひ、アップするときに夜会巻きにトライしてみましょう。
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