himari10
2017/06/19
最近のお休みは何をして過ごしていますか?
この冬はアートに触れて、感性を磨きませんか?
今回は、誰もが知る有名なあの人の展覧会からちょっとユニークな展覧会まで、都内開催のもの5つ、厳選してご紹介します。
ドイツ・ルネッサンスを代表する芸術家ルカス・クラーナハ(1472-1553年)。
彼のエロティシズムで描き出した独特な雰囲気をもつ絵画たちは世界中の人々を魅了し続けています。
日本初となるクラーナハ展。画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後の近年代に与えた影響についても迫ります。クラーナハの魅力をたっぷり味わえる展覧会です。
【開催期間】2016年10月15日(土)〜2017年1月15日(日)
【場所】国立西洋美術館
【開館時間】09:30-17:30(金曜は20:00)
【休館日】月曜日
【入場料】一般¥1,600、大学生¥1,200
普段何気なく手にしているものたちは、どんな風にして出来上がるのだろう?
どうしてこのカタチをしているのだろう?
身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、各製品の成り立ちを徹底して検証するこの展覧会。
製品のロゴやパッケージのデザイン、レイアウト、製品の内側まで細かく分解し観察していくと、今まで気がつかなかったことにたくさん気がつきます。
あのきのこの山も、考え抜かれたデザインだったって知っていましたか?
自分で楽しく体験しながら、社会においてデザインが担う役割や可能性について考えさせられます。発見の楽しさを、ぜひ味わってみてください。
【開催期間】2016年10月14日(金)〜2017年1月22日(日)
【場所】21_21 DESIGN SIGHT
【開館時間】10:00-19:00
【休館日】火曜日、年末年始
【入場料】一般¥1,100、大学生¥800
日本で初めてヴェルサイユ宮殿が企画・監修し、宮廷生活を描いた絵画のみならず、彼女を知る手がかりとなるヴェルサイユ宮殿で使用していた家具や食器、衣服など200点あまりを展示しています。
絵画の中でもひと際印象に残る作品が、断頭台に向かうマリー・アントワネットを描いたこちら。
まっすぐに天を見据える毅然としたその態度からは、これまでの軽薄なイメージとは反対の、威厳に満ちた王妃の姿が見受けられます。
さらにこの展示では、マリー・アントワネットのプライベート空間を忠実に再現。彼女の好みがより濃く出ている部屋を覗いて、彼女が生きた空間を体感してみてください。
【開催期間】2016年10月25日(火)〜2017年2月26日(日)
【場所】森アーツセンターギャラリー
【開館時間】10:00-20:00
【休館日】会期中無休
【入場料】一般¥1,800、大学生¥1,200
「ビデオアートの父」として知られる20世紀最大の芸術家ナムジュン・パイク(1932-2006)。彼の作品だけでなく、筑紫哲也氏によるインタビュー映像などを加え、彼の人物像や思想的背景に迫ります。
しっかりと心で受け取るものがある、彼の作品たち。
強く深いメッセージを自分の目で捉え、どう解釈するかが試されているようです。
【開催期間】2016年10月15日(土)〜2017年1月29日(日)
【場所】ワタリウム美術館
【開館時間】11:00-19:00(毎週水曜日は21時まで)
【休館日】月曜日
【入場料】一般¥1,000、学生(25歳以下)¥800
フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)とポール・ゴーギャン(1848-1903)の二人に焦点を当てた日本初の展覧会。
ゴッホとゴーギャンの初期から晩年に渡る油彩画約50点を含む約60点を展示。全くスタイルが異なる2人の画家の特徴を浮き彫りにし、その関係性と芸術性に光を当てます。
2人は共同生活を始め、互いに刺激し合うものの、芸術観や性格の違いから激しい議論に多々発展するようになり、わずか2ヵ月で共同生活は破綻してしまいます。
しかし、共同生活破綻後も互いのリスペクト、友情や相手を思う気持ちをいくつかの作品から受け取る事が出来ます。そうした二人の関係性に注目して、楽しめる展覧会です。
【開催期間】2016年10月08日(土)〜2016年12月18日(日)
【場所】東京都美術館
【開館時間】09:30-17:30(金曜日は20時まで)
【休館日】月曜日
【入場料】一般¥1,600、大学生¥1,300
今年の冬も、注目の展覧会ばかり。
古典から現代アートまで、「今見たい」展示をお見逃しなく。
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