海に降りてきた星空　江ノ島のイルミネーションでロマンチックな夜を

「湘南の宝石」は、独自性と地域一体となった取り組みが評価され、2012年には関東三大イルミネーション、2013年には日本夜景遺産に認定されました。

こちらが江ノ島の「シーキャンドル・ライトアップ」。シーキャンドルとは江ノ島でのシンボルでもある展望灯台のこと。四季折々のテーマカラーに沿って、年間4回ライトアップが変更されるほか、イベント限定のライトアップ、音楽と連動するライトショーも行われます。

このイルミネーション。美しい色合いと色彩表現の緻密さは「高出力LED投光器」によるもの。普通の投光器と比較して消費電力量が6割削減されています。さらにその電力ですが、江ノ島シーキャンドル下の斜面に設置された「太陽光発電システム」によって、全ての使用電力が賄われています。

「バレンタインアイランド」は、江ノ島シーキャンドル、江ノ島サムエル・コッキング苑、亀ヶ岡広場、中津宮広場など広範囲で繰り広げられる光の祭典です。ミラーボールの光が会場中を飛び交い、ライトバルーンの光が揺らめく幻想空間を楽しめます。

見る方向によっても美しさが変わり、潮風と波の音に調和する不思議な光たち。カラフルなイルミネーションです。

数百個のミラーボールによる壮大でファンタジックなイルミネーション。江ノ島では主にバレンタインデーにかけての一週間ほどの期間行われてきました。

MIRROR BOWLERとは、数百個のミラーボールを使って光と反射の空間作品を創りだすアートイルミネーション集団です。グラフィックデザイナー、写真家、美術家、照明係らで構成され2000年より活動を始めてきました。

江ノ島の画像ではありませんがMIRROR BOWLERは過去にはこんな実績も（太陽の塔）。その土地の風景を生かしたミラーボールでの演出は江ノ島のイルミネーションイベントにもぴったりです。

平野治朗氏プロデュースによるライトバルーンアート。無料で配られるライトバルーンを持って江ノ島島内を巡り、ゴールのサムエル・コッキング苑につなぎとめるという参加型のイベントです。バレンタインデーの時期に行われる「動く」イルミネーションイベントです。

江ノ島を訪れた人々が、幻想的に輝くバルーンを手にゴールを目指します。道沿いに光の行列ができて、とても美しいです。

「江ノ島ウィンターチューリップ」は、冬にチューリップが楽しめ、そして夜もライトアップされる催し。2007年に始まった「湘南の冬は暖かい」ことを知ってもらいたいという想いから生まれた企画です。

江ノ島の夜風はまだ冷たくても、ライトアップされたチューリップの可愛らしさは、心をほっこりさせてくれます。自然の色と、イルミネーションのハーモニーを楽しめます。

妖精のドレスのような「ハウステンボス」や、凛とした姿の「プリティウーマン」など、13種類、約2万本のチューリップが、イルミネーションに負けじと咲き誇ります。

ぜひともくぐってみたいのがこの「光のトンネル」。4万個ものビーズでできたイルミネーションのトンネルは本当に圧巻。トンネルを抜けると、目の前にライトアップされたシーキャンドルが。

こちらは2016年10月9日から14日まで開催の夜景サミットin藤沢 特別企画「enoshima-光-michi」。秋の江ノ島が美しい光の道でつながるイベントです。

季節ごとに江ノ島で行われるイルミネーションの催し。芸術の秋、まるで美しい絵画の中に迷い込んだかのようです。

江ノ島は龍神伝説の伝わる聖地。また、縁結びスポットとしても有名です。愛する人と幸せに向かって光に導かれていくかのような気持ちになれます。

「江ノフェス」は湘南の地元の皆さんや、江ノ島にゆかりある数多くの人々によって毎年企画・運営されてきました。地元愛にあふれた催しに、心があたたかくなります。

心をこめて灯された無数の蝋燭たち。ロマンチックなハート形にも並べられています。江ノ島の秋は恋心を深めてくれます。

「湘南の宝石」と同時開催されているのが毎年１１月下旬から２月中旬まで行われている「江ノ電駅イルミネーション」です。江ノ島に向かう江ノ電に乗っている時から気分が高まってきます。

実施されている駅は、鎌倉駅・長谷駅・鎌倉高校前駅・江ノ島駅。江ノ電の駅はそれぞれ個性があり、その魅力を光が際立たせています。

いかがでしたか。各イルミネーションイベントの開催期間は毎年変わりますから上記各公式サイトをご確認ください。江ノ島で幸せなひとときを皆さんに楽しんでいただこうという湘南の人々の想いにあふれた光の祭典。大切な人と訪れてみてはいかがでしょうか。