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濃い毛の悩みとお別れしたい!自宅でできるムダ毛の改善方法は?

濃い無駄毛をコンプレックスに持ってしまう女性は意外と多いんです。実際に濃いムダ毛のせいで恥ずかしい思いをしてしまうこともありますよね。最近では脱毛サロンなども流行っていますが、プロに頼る前にまずは自分でできる濃い無駄毛の改善方法を試してみませんか?

毛が濃いと恥ずかしい思いをすることがある…

学生時代、ダンスをしていた人の話です。彼女は舞台でワキが丸見えになる衣装を着ていました。ですからムダ毛には日ごろから気を使っていたのですが、ある日のリハーサルで失敗をしてしまいます。
たまたま練習やバイトが重なって忙しく、毛の処理を何日かさぼって、つい忘れていました。それでリハーサルの日にワキ毛がたくさん生えているのに、着替えている途中で気づきました。あわてて持っていたハサミでできるだけ切ったものの、黒いぼつぼつが見えるので、ファンデーションでごまかしたのです。リハーサルが終わった後、脇を隠してすぐ着替えて逃げ帰ったそうです。

のんびりした人の、こんな失敗談もあります。彼女は背中に濃いめの毛が生えやすい体質でしたが、自分では見えないので気にしていませんでした。でも結婚することになって、花婿のためにきれいな花嫁さんになりたいと決意し、ウエディングエステに予約をしました。
ところが結局忘れてしまい、式当日にバージンロードをしとやかに歩む彼女の背中には、はっきりとムダ毛が見えていました。

予算の関係で一部しか脱毛できなかった人の悲劇もあります。彼女は毛が濃いほうなので、人目につきやすいワキとヒジ下、膝下だけ脱毛して、他は自己処理していました。でも冬になるとつい処理をさぼっていました。
ある日、上着は長袖で中は半袖のニットを着て会社に行くと、暖房が効き過ぎていて、つい半袖になりました。そして、気づかずに半日も、半袖から毛深い「ヒジ上」をはみださせたまま過ごしてしまいました。

毛が濃い人によくある悩みは?

すぐに毛が生えてきてしまう

ムダ毛が濃い人は、男性のヒゲのように、きれいに剃っても少し伸びると目立ちやすいもの。ですから、剃った翌日にはもう生えてきたのがわかって、毎日のように処理しなくてはならず、大変なのです。

楽しい旅行の最中でも、心配はつきません。友達と一緒だったりして数日間自己処理ができないと、濃いムダ毛が容赦なく生えてきてもしゃもしゃに。

自己処理で肌を傷つけてしまう

自己処理は、ふつうカミソリやシェーバーで行いますが、毛が濃くて太い場合、1度カミソリを動かしただけでは剃りきれず、2度、3度と往復することがあります。また、つい力を入れがちです。それで肌を痛め、赤くなったり細菌が肌に入ってトラブルになったりします。

ヒゲが目立ってしまう

鼻の下は産毛が生えても目につきますよね。それが濃い毛だったら更に目立ち、恥ずかしい思いをしてしまいます。脱色しても濃い毛は太いものなので、影ができてやっぱり目立ちます。

そもそも毛が濃い原因ってなんだろう?

生まれつき毛が濃い場合は、遺伝が大きいとされています。両親のどちら、または両方が毛深いと、子供も毛が濃く生まれる率が高くなります。ただ、もともとそんなに毛が濃くないのに、女性で顎にヒゲが生えてきたり、スネ毛が出てくるようになったら、別の原因が考えられます。それは、ホルモンのバランスの乱れや、肌荒れ、冷え性などです。

ホルモンバランスの乱れ

、男性ホルモン過多

女性の一生で、男性ホルモンの分泌量はほとんど一定だそうですが、女性ホルモンは大きく変わります。だから、女性ホルモンが減ると男性ホルモンとのバランスが乱れ、ヒゲのように濃い毛が生えてきたとか、スネ毛が出現した、なんていう困ったことになりがちです。

極端なダイエット

やせてきれいになりたい、という気持ちはわかりますが、脂肪を一度に減らすとホルモンも減ってしまいます。女性ホルモンのエストロゲンは体脂肪から作られるからです。ダイエットのしすぎで体脂肪が20%以下になると、女性ホルモンが足りなくなってバランスが崩れ、ヒゲが濃くなったりやつれてきたりします。

栄養不足

また、ジャンクフードやコンビニ弁当を毎日のように食べていると、ホルモンバランスが崩れます。動物性たんぱく質には男性ホルモンを増やす働きがあるからです。同じように、睡眠不足、運動不足などのかたよった生活はホルモンの乱れにつながります。

外部から肌へのダメージ

日焼け

外からの刺激も、体毛が濃くなる原因の一つです。たとえば紫外線による日焼け。体は肌を守ろうとして、メラニン色素を作ってバリアにします。そして同じように体毛も濃くして、刺激から肌を守ろうとします。
カミソリや毛抜きによる脱毛も、肌から見れば強い刺激です。自己処理をしすぎると肌を痛め、体毛が濃くなりがちです。

冷え性

冷え性

体が冷えやすい人の体毛が濃くなるのは、当然といえば当然ですね。毛皮のある動物は、夏には毛を薄くし、冬は分厚い冬毛が生えそろいます。人間も、寒がりさんは毛が濃くなりやすいのです。

濃い毛を少しでも薄くしたい!自宅でできる方法は?

これまで毛が濃くなってしまう原因をいくつか書いてきました。ということは、その逆をやれば濃い毛が薄くなる可能性があります。自宅で濃い毛を薄くするために、できることをどんどんやってみましょう!

ホルモンバランスを整える方法

バランスの良い食生活をする

炭水化物(ご飯・パン・麺類などの主食)、たんぱく質(肉・魚・卵・豆腐などのおかず)、野菜類(海草・きのこも)、乳製品(バター・チーズ・牛乳など)を毎日欠かさず食べましょう。できるだけ種類を多く食べると、栄養のバランスが取りやすくなります。

ゴールデンタイムに睡眠をとる

夜の10時から翌日の2時が、もっとも成長ホルモンの分泌が盛んなゴールデンタイムだといわれています。ただ現代人の場合、夜の10時に寝床へ行ける人はそんなに多くないので、真夜中前後に3時間ぐっすり眠れれば大丈夫です。なお、食事のすぐ後に寝るのは消化に悪く、安眠できないのでやめましょう。夕食は寝る3時間前までにすませてください。

ストレスを溜め込まない

ストレスがたまるとイライラしたり落ち込んだりして、ホルモンバランスの乱れにつながります。ぬるめのお風呂にゆっくりつかる、のんびり散歩する、思い切り寝坊する、などで体と心を休めましょう。それでもイライラが残ったら、我慢せずに新聞紙など思い切り破いて、発散するという手もあります。

ダメージから肌を守る方法

肌に優しい自己処理にする

さっと肌をなぞるだけで産毛が剃れる電気シェーバーが、人気になっています。刃にカバーがついていたり、刃先を丸くしてあったりして、肌を傷つけないよう工夫されているため、カミソリより安全で便利です。

紫外線対策をする

日光の紫外線も肌を痛めます。外出するときには日焼け止めクリームを塗り、帽子や日傘で日光からガードしましょう。
また、大事なのは日光を直接体にあてないことなので、長袖シャツにサマーズボンという服装がもっとも効果的です。どちらも繊維密度が高い素材を選ぶのががおすすめ。たとえば、木綿やポリエステルはよく紫外線をカットしてくれることがわかっています。また、濃い色のシャツの方が、薄い色よりも効果的に紫外線をさえぎってくれます。

冷えによる毛深さを改善する方法

適度な運動をする

運動をすると、筋力がついて血液の流れがよくなり、ホルモンバランスが改善します。また、適度な運動はストレス解消にもつながって、いっそうホルモンバランスを安定させてくれます。
でも最初は面倒ですよね。小さな運動から始めましょう。通勤のときに1駅だけ歩くとか、エレベーターを使わずに階段を上るとか。体が動くようになったら、近所をジョギングするのがおすすめです。有酸素運動が効果ありますよ。

白湯を飲む

最近話題の、白湯(湯ざまし)を飲む健康法も、肌にやさしくデトックスできるので人気です。やり方は簡単。お湯をわかして50度ぐらいまでさまし、少しずつ飲むだけです。体は中から温めると効果的で、温かいものを飲んで1度体温を上げると、基礎代謝は10%もアップするとか。朝起きて一番に白湯をゆっくり飲んで、内臓を温め、肌をきれいにしましょう。

長年の「毛の悩み」とお別れしましょう

いかがでしたか? 毛が濃いのはどうしようもないとあきらめている方、暮らし方を少し変えるだけでお肌が健康になり、体調がよくなって、毛の濃さもうすくなってくるとすれば嬉しいですよね。元気になれば人に与える印象も変わってきます。明るいすてきなあなたを応援しています。どうか気軽にトライしてみてくださいね☆

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