綿谷1016
2016/12/19
旅行に行きたいけど、日本はわりと行きつくしてしまった…と思うことはありませんか?今回はちょっと変わったスポット、長崎の教会を3つ、紹介します。
教会は落ち着いた雰囲気で、自分のペースで楽しめるところがポイント。遺産としての歴史もあるので、見る価値アリですよ!
長崎には教会がたくさんありますが、中でも五島列島の教会はキリシタンが海を渡った歴史ある場所。世界遺産候補の教会もたくさんあるんです。
世界遺産の登録審査は2018年なので、混む前に行っておきたいですね…!
長崎の無人島、野崎島。渡航の時には天候等により時間の変更、欠航することがあるので、必ず問い合わせなければならない、特別な場所です。日本とは思えないくらい、海が澄みきってますね!
島に上陸すると、自然に呑まれた廃村が広がっています。
旧野首教会
小高い丘には、レンガ建築の小さな教会が残っています。これは潜伏キリシタンが移り住んでいたと言われる集落で、今は無人の状態です。
旧野首教会は、集落に住む17世帯の信者たちが貧しい暮らしを続け、力を合わせて費用を捻出し、
数年をかけて建てた本格的なレンガづくりの教会です。
禁教の時代に厳しい弾圧を受けながらも信仰を守り抜き、
長年の苦難を耐え抜き信仰の自由を手に入れた人々の、
抑圧からの解放と喜びという崇高な精神性の象徴といえるでしょう。
実はこの教会、世界遺産候補なんです。歴史を感じられるこの空間、一度は足を運んでみたいものです。
ステンドグラスから漏れる光が、小さな聖堂を美しく照らしてくれます。
誰にも邪魔されず、静かな空間でのんびりできる教会。まるで時が止まったような空間で、オトナの休暇を満喫してみてはいかがでしょうか?
奈留島にある江上天主堂。世界遺産候補に挙がっている、五島を代表する教会です。可愛らしい見た目。
江上天主堂の近くにある木は、枝の形がハート型になっていることで有名です。
江上天主堂のステンドグラスは、花の形をしています。手描きなところが、何とも可愛らしいですね!
頭ヶ島天主堂
頭ヶ島に建てられた石造りの教会。こちらも、世界遺産暫定リストに掲載されている歴史のある教会です。
五島崩れの時、信徒は牢から全員逃げ出して島を離れ、迫害が終わってからこの地に戻ってきた。 頭ヶ島天主堂は、鉄川与助の設計施工によって建設され、近くの石を切り出して、1917年に完成し、2年後の1919年にコンパス司教により祝別・献堂された。
明治から残っている教会のドア。歴史の重みを感じます…!
重厚な外観に対し、内部は華やかなもの。歴史を感じながら座っていられます。
ステンドグラスも、旧野首教会に負けず劣らず綺麗なもの。長崎の教会を比較して楽しむのも楽しいかもしれません。
キリシタン墓地
頭ヶ島の海岸には、ピンク色の松葉菊が華やかなキリシタン墓地が。独特な雰囲気と綺麗な風景が広がっています。
いかがでしたか?
教会はとても静謐なスポット。雰囲気のある空間で、癒されること間違いなしですよ!
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