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本当にその言葉あってる?トップスの種類と名前をおさらいしよう

レディースの洋服はファッショナブルで楽しい一方、種類が多いので名前や違いがイマイチわからないことってありますよね。いまさら人に聞くのも恥ずかしいので、特にトップスの種類に絞っておさらいしてみましょう。トップスの種類と名前、キチンと覚えましょうね。

トップスって一括りにしないで

トップスってまとめてしまっているけど、それぞれ種類や呼び名がありますよね。

トップスといっても様々です。素材やデザインの違いで、呼び名がそれぞれあります。種類の違い、名前は本当にあっていますか。

特に女性の洋服は種類が豊富です。
恥ずかしい思いをする前に、トップスの種類と名前をおさらいしてみましょう。

インナー系トップスの種類

インナー、つまり中に着るタイプのトップスの種類を見てみましょう。

タンクトップ

肩を出したトップスで、袖がなく見頃部分と肩の部分が1枚の素材で続いています。男性用のランニングシャツと似た種類。

キャミソール

細い肩紐で吊るしていて、肩を露出する形状のトップスです。もともとは下着としての使用でしたが、ファッションとして見せるコーディネートに使われたりします。

チューブトップ・ベアトップ

脇より下の部分を筒状のノースリーブで包むタイプのトップスです。落ちてしまうのを防ぐために、ゴムなどで胸あたりを締めています。

チューブトップはトップスのみ、ベアトップはドレスタイプやワンピース、キャミソールでもベアトップといいます。

ビスチェトップス

もともとは女性用の下着で、ストラップがなくブラジャーとウエストニッパーを一体化させたタイプのものです。現在は、似た形状のトップスが多くでています。

シャツ系のトップスの種類

シャツとブラウスは違うの?なんて素朴な疑問を持ったりしませんか。

シャツ

上半身に着る洋服で、前開きでボタン留めする種類のトップスです。襟がついていることが大きな特徴になります。

ブラウス

ブラウスは女性が身につける洋服で、上半身を覆うゆったりめのトップスのことです。
・衿はあっても台衿はないものが多い
・カフス、前たてはついているものも多い
・衿はあっても低い
・長めや短めなど丈はいろいろ
・衿はあってもカラーキーパーは入っていない

デニムシャツ

デニム生地で作られたシャツが、デニムシャツです。その他の種類として、ダンガリーシャツはダンガリー生地、シャンブレーシャツはシャンブレー生地により作られたトップスです。

デニム生地とは、縦糸は色糸(インディゴブルーの青糸など)、横糸に白糸(さらし糸)を使って綾織り(1本交差したら次は1本飛ばして交差する織り方)した生地のことです。

出典:http://fashion.visjp.com

ダンガリー生地とは、縦糸に白糸、横糸に色糸を使って綾織りした生地のことです。つまり、ダンガリーとデニムは縦糸と横糸が逆なんです。

出典:http://fashion.visjp.com

シャンブレー生地とは、縦糸に色糸、横糸に白糸など(縦糸とは違う色糸)を使って平織り(交互に規則的に交差した織り方)にした生地のことです。

出典:http://fashion.visjp.com

デニム生地よりも織り込む糸が細いものを使うダンガリー生地は、柔らかくデニムよりも薄手に仕上がります。

シャンブレー生地の糸は細く、平織りした生地なのでダンガリー生地よりも薄手に仕上がります。

ポロシャツ

襟付きの半袖シャツで、素材は鹿の子(かのこ)や天竺が使われていることが多いトップスです。基本的にはボタンが2~5つついています。

Tシャツ

広げてみると「T」の文字に見えるシャツです。もともとは男性用の肌着ですが、今では欠かせないファッションアイテムの種類です。

はおりもののトップスの種類

何かの上に重ねて羽織るタイプのトップスも、種類はいろいろあります。

カーディガン

主にニットで編まれた前開きのトップスです。中にシャツ類などを着た上に羽織り、季節によりサマーカーディガンなどの種類もあります。

アンサンブル

異なるアイテム同士を色や柄、素材、デザインで調和して組み合わせたものを指します。女性のアンサンブルで多いものは、カーディガンとインナーのセットのトップスです。

ベスト・ジレ・チョッキ

袖なしで、シャツとジャケットの間に着るタイプのトップスです。基本的にはベストもジレもチョッキも同じ種類を指しています。

各国で呼び方が違うだけなのです。
フランス → ジレ
イギリス → ウエストコート
アメリカ → ベスト
イタリア → パンチオット
日本 → チョッキ

フランスでは中衣として使用するジレは、前面のみ上質な生地を使用したものを指したりします。ベストというとアウターウェア的な意味を強く持ち、装飾性が高く前後とも上質な素材で作られていることが多いです。

素材や製法によるトップスの種類

違いがわからないトップスは、まだまだたくさんの種類がありますよ。

カットソー

カットソーは「Cut & Sewm」の略語で、切って縫うということ。裁断された布を縫い付けたものと考えるとわかりやすいです。

もともとはトップスの種類ではなく、洋服の製法なのです。

Tシャツもカットソーということになります!

プルオーバー

前後に開いている箇所がなく、頭からすっぽりと被って着るタイプのトップスを指します。かつてはセーターをそう呼んでいましたが、今では素材に限らず被って着るタイプのことをプルオーバーと呼びます。

Tシャツやタイプによってはブラウスもプルオーバーに含まれます。

ニット

1本の糸でループを作りながら編んでいる生地をニットといい、その素材を使って作られるセーターやマフラー、手袋、帽子、靴下などの種類があります。

スウェット・トレーナー

スウェットはもともと生地の名前で、吸湿性の高い厚手の布の種類です。トレーナーは製品になった場合に用いられることが多く、最近ではトレーナーのことをスウェットともいいます。

デザイン性のあるトップスの種類

凝ったデザインのトップスの種類は、知っておきたいですね。

ペプラム トップス

ウエストで切り替えがあり、裾広がりになっているフレアやひだの装飾が施されているトップスの種類です。
半袖やノースリーブなどもそれぞれあります。

カシュクール

前身頃に体に巻き付くようなラップタイプの打ち合わせのある、特に女性用のトップスを指します。着物のような打ち合わせというと、わかりやすいでしょうか。

スキッパー

首元のデザインが重ね着したようなデザインで、ボタンなしのポロシャツやVネックに襟を付けたカットソーなどの種類をいいます。

チュニック

丈が長めのトップスで、腰から膝くらいまでのトップスを指します。一般的にはヒップが隠れる丈で、ブラウスよりも長くワンピースよりも短い丈です。

おしゃれは進化しています

いろいろなトップスの種類がありましたね。知っているようで、イマイチ分かっていなかった言葉もありました。

ファッションは時代により変わりゆくものです。これらの呼び方もまた変わっていくのかもしれません。

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