【カフェにはない魅力】都内のノスタルジックな”純喫茶５選”

今流行りのスイーツのお店に、友達と一緒に行って写真撮ってSNSにアップして。
そんな過ごし方もいいけど、たまには一人の時間を大切にしたいとき、ありますよね。

そんな時はスイーツ屋さんより”純喫茶”に行ってみるなんてどう？

路地にひっそりと佇む店に足を踏み入れてみれば、薄暗がりの照明に物静かな店主。
店内に流れるJazzを聴きながら、香り豊かなコーヒーを飲んでホッと一息。
こんな至福なひと時を味わえるのも”純喫茶”ならではです。

落ち着いた時間をご希望のあなたに、都内の純喫茶を厳選してご紹介します。

外観からレトロ感がにじみ出るこちらの喫茶店は、その名も”物豆奇(ものずき)”。

店内に入って目に飛び込むのが１０を超える振り子時計たち。
かちこちと動く針と振り子の鐘の音がいいBGMになります。

時計にかこまれているはずなのに、時間を忘れてしまうような不思議な空間。

モカ・キリマンジャロ・コロンビア・ブラジル・マンデリンなど、様々な豆が揃っているのでコーヒー好きにも嬉しいですね！
定番のブレンド(¥450)は口に少し酸味が残るのが特徴で、まさに物好きのためのコーヒー。

70年以上続く浅草の老舗”アンヂェラス”。
昭和の雰囲気が残る、昔ながらの喫茶店らしいディスプレイが目に付きます。

3階建てで吹き抜けとなっている店内。
開放感溢れるのに、落ち着いた時間が流れる浅草の憩いの場です。

分煙なのも嬉しいポイント◎
浅草観光の際にはぜひ立ち寄りたいお店です！

こちらはこのお店を代表するスイーツ、その名も「アンヂェラス」(1個 ¥330)。
黒はコーヒー味のバタークリーム、白はバタークリームがベースと、２つの味があります。

甘いものを食べて欲しい、という思いの元始まった喫茶店なので、スイーツが本当に豊富なんです！また、すべてのケーキが持ち帰りOK！

地下にある隠れ家のようなこのお店は、大きく”麦”と書かれた看板が目印。
階段を下りる前から懐かしいような雰囲気に包まれます。

カラン、とドアを開ければ、まるで昭和にタイムスリップしたかのような空間が飛び込んできます。
名曲喫茶という名にふさわしく終始クラシックが流れる店内では、ゆっくりとした時間が流れています。

コーヒー(¥300)は控えめな酸味と穏やかな苦味で、お店の雰囲気も相まって懐かしい味わい。
自家製プリン(¥450)の優しい甘さは、コーヒーと一緒に味わえばこの上ない贅沢を感じられるはず！

また、モーニングやアルコールメニューもあるので仕事前や1日の終わりにゆっくり過ごすのもおすすめ。

細い路地を少し入ったところに、神保町が誇る老舗中の老舗”ラドリオ”があります。
スペイン語で「レンガ」を意味をする店名の通り、重厚なレンガ造りで趣ある雰囲気。

実はウィンナーコーヒーを日本で初めて提供したのが、ここ”ラドリオ”なんです。
とろけるような口どけのクリームとコーヒーのハーモニーがたまりません！(1杯 ¥480)

店内はアンティーク調の照明や雑貨が並び、伝統的なパブのような雰囲気を味わえます。
夕方からはバータイムが始まり、また一味違った空間に！
推理小説家・逢坂剛をはじめ、数々の作家や文化人に愛されたラドリオで、読書に耽ってみては？

最後は下北沢にある”トロワ・シャンブル”。
どこか怪しげな雰囲気を醸し出している看板が目印です。

賑やかな下北の中ひとたび足を踏み入れたら、そこは都会の喧騒を忘れてしまうような静かな空間。
温かみのある木製の店内は、まるで包み込まれるような安心感を覚えます。

トロワシャンブルには２種類のブレンドがあります。
深煎りで苦味の強いニレブレンドと、浅煎りで酸味の強いカゼブレンド。(どちらも ¥550)

耳に心地よく入ってくるJazzとコーヒーの香りを楽しんで。

心地いいBGMを聴きながら美味しいコーヒーを飲んで。まるで時間がゆっくり流れるよう。
どこか懐かしげな純喫茶の虜になってしまうこと間違い無し！