ヘアカラーのトーンの意味とは?自分に似合う色とトーンの選び方
セラフィム
2017/06/28
最近よく耳にするけれど、アッシュ系とはそもそもどんな色のこと?アッシュ系ヘアカラーについて調べてみました。
ヘアカラーにおけるアッシュ系とは、更に「くすませた」色味のことを指します。日本人の髪色にそのままアッシュカラーを乗せてもきれいな色が出ないのです。
アッシュ系とはヘアカラーにおける色の表記のひとつです。
アッシュを直訳すると灰色となりますが、同じく灰色を意味するグレイが無彩色なのに対し、アッシュというとねずみ色や鉛色などのカラードグレイを意味します。
ブリーチをするとどうしても赤味がかってしまう日本人の髪質に合わせて、青みを加えてアッシュ系カラーを出します。元々の髪色、質によっても色味は変わります。
アッシュ系の色味をきれいに出したい場合はブリーチが必要です。
この写真のように、シルバー寄りの色味を出すには髪をブリーチしてからヘアカラーをします。但し、アッシュ系ヘアカラーは一般的に暖色系と比べ色落ちしやすいと言われています。
グラデーションカラーでも根元からアッシュ系の色味にしたい場合にはブリーチをします。しかし全体にブリーチするのは抵抗があるというときに便利なのかウィービングという方法です。
ウィービングとは、髪をところどころすくい取って筋状にブリーチをしてからヘアカラーを入れる方法です。全体の表情も変わり、より自然なグラデーションがおしゃれな仕上がりになります。
アッシュ系のヘアカラーで染めた髪は、茶色よりも落ち着いて洗練されたイメージに仕上がります。グラデーションは派手になりすぎずに取り入れやすいと言えます。
ストレートヘアにも工夫次第で自然なグラデーション。
ストレートヘアにグラデーションヘアカラーを施す場合には、どうしても境目が目立ってしまいがちです。そんな時はウィービングで目立たなくさせると自然になります。
伸ばしかけの毛先にもグラデーションヘアカラーがおすすめです。ちょうど内巻きにする部分にカラーリングした部分が来るようにするとかわいいです。
顔周りはあまり明るくしすぎず、後ろの髪の一部を一番明るいトーンにしています。ヘアアレンジ次第でブリーチの部分を見せたり隠したりでき、個性を引き立てられるヘアカラーです。
ストレートヘアにグラデーションヘアカラーを施した時、色の境目が気になる場合があります。そんな時には毛先を巻いてみると自然な表情が出ます。
グラデーションの境目が目立たなくなり、より自然に。
ストレートヘアにグラデーションヘアカラーを施したとき、写真のように境目がはっきり分かれてしまう場合があります。
コテやパーマなどでグラデーションの毛先に向かってカールさせると、境目が目立たず自然なアッシュ系グラデーションに仕上がります。
流行の外国人風アッシュヘアカラーに、くせ毛のようなゆるカールをプラスしてもグラデーションに良く合いますね。
グラデーションは伸ばしかけにもOK、パーマなどでこなれ感を出して。
根元が伸びてきても気になりにくいというのが、グラデーションヘアカラーの利点です。伸ばしかけのヘアに最適で、それでいておしゃれです。
重めのヘアスタイルでも、アッシュ系のヘアカラーは軽やかに涼し気に見せてくれます。ピンク系のアッシュグラデーションで可愛さもプラス。
根元から明るめのアッシュを入れて、毛先はクールなアイスカラーでかっこよさも演出できます。全体のシルエットは可愛らしくまとまっていますね。
人と同じアッシュグラデーションではつまらない!という方におすすめ。
前髪周りはダークカラー、毛先に向かってホワイト系アッシュ、毛先をクールなパープルのヘアカラーでまとめています。多色使いで繊細なカラーリングに仕上がっています。
暗めのトーンから毛先に向かって明るくしていく、アッシュ系グラデーションヘアカラーのイメージを覆したカラーリングです。ピンク系アッシュが可愛らしい印象を作ります。
根元を明るいアッシュに、毛先に向かって濃い色に変化する「逆グラデーション」。全体的に重みを出した髪型で更に個性を引き出しています。
アッシュ系グラデーションヘアカラーのご紹介でした。いかがでしたか?ストレートでも伸ばしかけでもくせ毛風でも、髪全体を傷めることなく気軽に個性的なヘアスタイルを作れます。涼し気なグラデーションスタイルを是非楽しんでみて下さい。
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