結婚が決まって新居の準備もOK。ところで住民票の手続きは大丈夫?

結婚が決まったらやる事がいっぱい。結婚式に、新婚旅行、職場や知人への報告など。やる事が多すぎてパニックになる人も。ところで役所へ婚姻届を出せば終わりと思っていませんか?住所が変わるなら住民票の手続きも必要です。住民票の手続きについてまとめました。

結婚が決まったら婚姻届を出せばOK?

結婚が決まったら、結婚式や、新婚旅行、結婚式のためにエステへも通いたいし、新居の準備に、職場や友人たちに報告。
この他にもやらなければならない事が多くあります。

結婚が決まると、やる事の多さに驚き、パニックになる方もいらっしゃるようですが、これからの2人のためにも計画を立てて準備しましょう。

ところで役所へのお届けは、婚姻届だけと持っていませんか?
結婚して新居へ引っ越す場合は、婚姻届とは別に、役所へ住民票の異動届が必要になります。

結婚が決まり、婚姻届を出したけど、住民票の手続きを忘れるというケースもあります。

住民票の基本的な手続き

結婚して新居に新しく住む場合、住民票に記載されている内容に変更が出てきますので、お引越しする場合は忘れずに手続きしましょう。

婚姻届の用紙をもらう際に確認すると、窓口の方が教えてくれる場合が多いです。

住民票の異動届けは大きく分けて3パターンあります。

転居:同市(町、村)内の異動の場合。
転出:市(町、村)外への異動の場合。
転入:市(町、村)外からの異動の場合。

転出の場合は、異動する14日前から、転入の場合は、異動して14日以内に転出証明を持参して手続きが必要になります。
転出証明は発行されて14以内に転入届を手続きしない場合は無効になりますのでお気を付けください。

引っ越し先が、今住んでいる住所と同市内であれば、住民票の異動は転居手続き、市外であればまず転出の手続きが必要になります。

よくわからない場合は、窓口の方に相談すると教えてもらえます。

新築物件等に引っ越す場合、建設中でまだ住める状態にも拘わらず、住民票の異動手続きをすると、実情に伴っていないと判断され、手続きを取り消される事もあるので、ご注意ください。

実際に実情確認をするケースもあるので正しく手続きしましょう。

悪質な場合はペナルティーが付く事もあるので、軽い気持ちで住民票の手続きをするのはやめましょう。

住民票の異動手続きでは、窓口で本人確認を行う事が多いです。
身分証明になるものを持参していきましょう。

市外への異動する場合は、登録している印鑑証明が使えなくなります。
また、結婚により名前が変わり、登録している印鑑と苗字が違う場合も使えなくなります。

結婚の手続きをする時に窓口で確認しておくといいですね。

手続きをしたら、いつ住民票に反映するの?

結婚して住所と名前が変わる方は、必要書類として住民票の提出を求められる事があります。

住民票はコンビニエンスストアでも出せる自治体も多いから、いつでも発行できると思っていませんか?

発行する自治体の窓口によっても違いますが、特に3月・4月といった住民異動が多い時期は、新しい住民票への反映に時間がかかる場合もあります。

住民票の異動手続きの際に、どれくらいで反映するのか確認しておくといいですね。

結婚による変更手続きは、住民票が必要な提出先を、リストアップしていると無駄がありません。

また反映に時間がかかる場合は、先方にその旨を伝えていると、事務手続きを担当される方も安心されます。

住民票の必要枚数って何枚?

結婚したら新しい住民票って何枚くらい必要なのでしょうか。

その人のライフスタイルによって必要な枚数は変わりますが、住民票の主な提出先の例を挙げると、運転免許証、パスポート、職場、銀行、カード会社、年金、携帯電話会社等があります。

書類を提出先から住民票を求められる場合は、何の証明が必要なのかを確認しておいた方がいいでしょう。

結婚によって変わった内容を証明するための書類なので、相手が何を確認するのかは、とても重要です。

結婚して名前が変わったことがわかる事が必要なのか。
結婚相手の妻であることがわかる事が必要なのか。
住んでいる場所の証明なのか。

結婚による氏名の変更確認は、住民票だけで確認できなければ戸籍も必要になる事もあります。
せっかく住民票をとったのに、確認できないからという理由で取り直すのは、時間もお金も無駄ですよね。

結婚して会社を辞める方も、夫の扶養に入る場合は、夫の会社へ必要書類を求められるでしょう。
その場合は、夫の妻であるという証明を求められる事になるので、それとわかる住民票をとる必要があります。

提出先によって何を確認するのかは様々なので、提出先をリストアップしておきましょう。
窓口へ伝えておくと、住民票の請求の仕方を教えてもらえます。

結婚しても、しばらく別々に暮らすけど住民票の手続きは必要?

結婚する時に籍だけ先に入れて、しばらくは別居しているという方も多くいます。
お互いの住所が変わらない場合はもちろんそのままでもいいのですが、氏名が変わる場合は注意点もあります。

住民票では、結婚し、同世帯になると続柄欄に、世帯主から見て「夫または妻」と記載されますが、住民票を同世帯にしていないと、結婚したことの証明ができないために、戸籍が必要になります。

自治体に登録している印鑑を、苗字で登録し、結婚して名前が変わる場合は使用できなくなっています。
その場合は、再登録する必要があるので窓口で確認しておきましょう。

結婚の準備が忙しい時に、役所への手続きは、つい忘れてしまいそうになります。
できれば結婚の手続きをする際に、必要な事をリストアップしているといいでしょう。

まとめ:結婚の手続きは計画的に

結婚が決まると、手続きの多さにうんざりされる方もいらっしゃるようです。
計画的に手続きすると、何度も手続きに行く手間は格段に減らせます。

住民票の手続きなどは、面倒に感じるかもしれませんが、2人で一緒に手続きすると夫婦になるのだと実感もわきます。

婚姻届同様に住民票の手続きもお忘れなく。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ