記事ID100963のサムネイル画像

自分で作ってみたい!プレゼントにもぴったりフラワーブーケの作り方

お花は頂いて嬉しい、贈る側もお花を選ぶのを楽しめます。お花をブーケにするとそのままお部屋に飾ざれお手入れも楽です。作り方のコツがわかれば自分で作れます。気にいったお花を選んでブーケ作りに挑戦してみませんか?用意するものや作り方、お花の扱いをご紹介します。

フラワーブーケの種類

ラウンドブーケ丸い球体状のかわいいブーケです。小柄な人から大柄の人まで、スタイルに合わせやすいデザインのブーケです。

ラウンドブーケは花もちもよく、デザインに茎を長めにする部分がないため持ち運んだ時破損の少ない特徴があります。

キャスケ―ドブーケ、オーバルブーケなど呼び名はいろいろありますが、ウェディングで人気の豪華な雫型のブーケです。

故ダイアナ元妃のウェディングブーケもこの滝の水が流れるようなキャスケ―ドブーケでした。日本でも人気の高いブーケです。

キャスケードブーケは、流れるようなラインが特徴です。垂れさがる部分の長さがあるので、ある程度持ったときの高さが必要になります。長身の方に向いているブーケのデザインです。

ビクトリア女王のウェディングブーケのデザインが元になっているビクトリアンブーケ。たくさんのお花が入ったゴージャスな雰囲気のブーケです。

実物を使いたいときにお花とコラボしやすいのもビクトリアンブーケです。長い茎が必要ないため、プリザーブドフラワーを花材に使ったブーケも人気があります。

枝の長さを残して束ねた花束型のデザインのクラッチブーケ。ナチュラルなガーデンウェディングではよく用いられます。美しいスパイラルで仕上げると、自立するのが特徴です。

クラッチブーケは、ただお花をまとめていくだけなのですが、かなりコツと腕前が必要なブーケです。ハンドタイドブーケとも呼ばれています。

ブーケの作り方、まず準備するもの

ブーケに必要なお花、グリーン、実物などの資材と、花きりばさみ、水盆(バケツに水を張ったもの)、周囲を汚さないようにビニールシートか新聞紙を準備しましょう。フラワー用のワイヤー、アクアグルーもあると便利です。

初心者に扱いやすいのが、ブーケホルダーです。使うお花やグリーンを一本一本ワイヤリングするより簡単な作り方で花もちもよくなります。

ブーケホルダーは持ち手とホルダー部分からできています。ホルダーの部分に吸水性のあるオアシスをセットして使用します。

持ち手部分には吸水性のあるシートがセットされています。また形も持った時のブーケホルダーの角度が違うものが出ています。作るデザインによって使い分けしましょう。

作業しやすいようにブーケを固定するブーケスタンドも用意します。ブーケスタンドがない場合は、細身の花瓶や口径が太めでどっしりしたワインボトルなどで代用できます。

クラッチブーケの場合は、ブーケホルダーとブーケスタンドは使用しません。代わりに、お花を束ねる麻の紐などが必要です。

ブーケの作り方<事前準備>

ブーケに使用するお花は、完成したとき一番見ごろを想定します。フラワーアレンジは、お花が咲きはじめ状態でアレンジし徐々に開花を楽しんでいきますが、ブーケはお花がちょうど咲いた時の状態で作成します。

ブーケ用に用意したお花やグリーン、実物は水を張った水盆などに入れてしっかり水揚げしておきましょう。お花の種類によって、切り口が違いますが、多くは枝を斜めに切って水にふれる部分を多くします。

ブーケホルダーにセットするオアシスを吸水させておきます。この時、水を張った水面の上に静かに置きます。時間がないからと、水を上からかけたり押さえて水に沈めてはいけません。オアシスが十分吸水できない原因になります。

アオシスがブーケホルダーにあらかじめセットされている場合も、ホルダーごと静かに給水します。水の中に完全に水没したら、給水完了です。

ビニールシートや新聞紙を広げた場所で、十分吸水したオアシスをセットしたブーケホルダーを作業しやすいようにブーケスタンドに固定します。

ラウンドブーケの作り方

ラウンドブーケの作り方のコツ

ラウンドブーケの作り方のコツは、球体に仕上げていくことです。あまり作った経験がない方は、ブーケホルダーにセットされているオアシスの球部分を一回り大きくしたイメージで、お花の長さをあらかじめ揃えておくと作業が早くできます。

ラウンドブーケの作り方

最初にブーケの一番目立つメインのお花の位置を決めましょう。一番美しいお花を選びます。オアシスに2~3㎝の深さで差します。しっかり安定する位置まで差し込んでおきましょう。

作り方のポイントを動画で確認しましょう

ラウンドブーケの作り方の一例です。お花だけを使ったシンプルなラウンドブーケで、作り方のイメージがつかみやすいものです。

様々なお花を使った作り方

ブーケの作り方!

お花でブーケの大きさを確認してメインの位置を決める作り方です。(10分で作らなくても)斜めのブーケホルダー、アクアグルーの使い方、ワイヤリングの仕方も参考になります。

オアシスを使う作り方の注意点

ブーケに限らずオアシスでフラワーアレンジをする場合、作り方の注意点は差し直しです。オアシスは何度も差し直ししてしまうと、ボロボロと崩れてしまいます。

アレンジに比べブーケはオアシスの部分が小さく、お花の量が多い特徴があります。何度も差し直すとしっかりお花が固定できなくなってしまいます。オアシスを使うとワイヤリングなどに比べ簡単ですが、作り方の注意点はしっかり守りましょう。

作り方番外編<お手入れ>

作り方の番外編長く楽しむためのお手入れは、飾っている時乾燥したらお花にお水を霧吹きでスプレーしましょう。花瓶などに入れて飾る時は、ブーケホルダーのキャップを外して給水シートに届くように水位を保ちます。

クラッチブーケの作り方

花瓶にそのまま差して楽しめる、クラッチブーケ。十分給水ができるのでお花が長持ちします。ブーケに組んでいく時茎を傷めないのが作り方のポイントです。

クラッチブーケの作り方<準備>

お花は、下のほうの葉を取り同じ長さに切って水揚げしておきます。グリーンなども、束ねる位置周辺とその下の部分の葉は取っておきます。

必要な資材は束ねる紐、麻紐などを用意します。ラッピングする場合は、ラッピング資材を準備します。

初めてさん向き、アシスト付きクラッチブーケの作り方

フローリストいかるが Florist Ikaruga ハンドタイドブーケ 作り方

クラッチブーケは、スパイラスに仕上げていくことが作り方のポイントです。初めはずれてしまい難しいため、アシストするお花(アジサイなど)やグリーンで位置を固定しながら仕上げる作り方をご紹介します。束の結び方なども参考になります。

何度もスパイラルをやり直したり、握っている時間が長くなるとお花は疲れてしまいます。なるべく短時間にお花に負担をかけないようにしましょう。

慣れてきたらアシストなしで作ってみましょう。

雑誌連載フラワーアーティストのウェディングブーケ制作レシピ~How to make wedding bouquet~the arrangement~

組み上げていくブーケのの持ち方、大きくしていく過程のフォルムの調整の仕方がわかりやすく説明されています。

観ていると癒されるブーケの作り方のご紹介動画です。お花の向きや高さの調節の作り方がお手本になります。スパイラスにするためのアシストしてくれるグリーンなどは使用していないません。

おわりに

初めての方も挑戦できるブーケの作り方はいかがでしたでしょう。最後までご覧いただきありがとうございます。プレゼントに持ち運びも楽で、飾る手間もかからずのお手入れも簡単です。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ