今さら聞けない！　意外と知らないメールのマナーと気配り術

ビジネスで使うメール。

忙しい人ほど、基本をおさえておきたい。

できる人は宛名・書き出しから違う？

宛名や書き出しはメールの基本。

最初のイメージが肝心です。

社外へのメール

①アドレスに間違いはありませんか？　

　登録するとき「～様」と敬称をつけると、相手側にも敬称が表示されて印象アップ！

②メールの件名は内容がひと目でわかるように！

③会社名・名前は正確に。

　「お世話になっております。」「○○です。」と名乗る。

そのあと、用件を簡潔に。

最後は「よろしくお願いします。」で締める。

④署名・連絡先をお忘れなく！

初心に帰ってしっかりチェック！

間違いがあると信用に関わります。

初めての相手に送るなら

①もし個人名がわからないなら、部署名に「御中」とつける。

②「お世話になっております。」ではなく

　「初めてご連絡差し上げます。」のあとに
　「○○です。」と名乗る。

③相手のことを知った理由を書くと話をつなげやすい。

④用件は簡潔に。

⑤「よろしくお願い申し上げます。」にひと言プラスすると、返信につなげやすい。

⑥署名は見やすさを意識して！

返信の仕方がポイント

メールの件数が多いと、お互いに混乱してしまいがち。

混乱を防ぐ返信の仕方をおさらいしみましょう。

返信のときに、件名を変えている？

メールの返信は、通常元の件名に「Re:○○」と表示されます。

用件がわかりやすいようにと件名から「Re」をはずすと、かえって相手が混乱することも。

補足したいなら、件名の後ろにひと言加えるのがベター。

CCとBCCの使い分け・使い方わかってる？

ビジネスメールで使うことの多いCCとBCC。

違いを知るだけでなく、マナーを知って仕事をスムーズに。

CCでメールを共有

【宛先】の下の【CC】にアドレスを入力して、複数の人にメールを送ることができます。

この場合、相手の人には【CC】で○○さんにも送っていると伝え、全員に返信してほしいならそのことも伝えておきましょう。

BCCならほかの人にアドレスが見えない！

BCCに入力されたアドレスは、複数の人に一斉送信してもほかの人からがそのアドレスが見えません。

特に、面識のない複数の相手にメールを送るとき便利です。

仕事のできる人は、気配りができる人。

謝罪やお礼のメールで差がつきます。

謝罪はとにかく早く！

ミスをして謝罪メールを送らなければならないとき、対応が早いほどダメージは最小限におさえられます。

謝罪メールの基本

件名はおわびの理由を明確に！

①事実を正確に伝え、おわびする。

②今後の対応を述べる。

③再発防止策と、「今後もよろしくお願いします。」という言葉を誠意をこめて伝えます。

お礼メールで好印象

仕事はお互いに楽しくやりたいもの。

謝罪だけでなく、お礼のメールはとっても大事！

お礼も早いほど印象アップ！

①件名は具体的かつ簡潔に。

②お礼の内容をわかりやすく、具体的に。

③今後につなげる場合は日にちをはっきり書く。

さらに、「楽しみにしています。」などで結ぶと印象がアップします。

基本の書き方にひと言そえて、仕事をスムーズに。

メールのマナーが成長につながります！