印象ダウンな危険要素!意外と知られていない薄い髪の毛について

    髪はその人の印象を決めると言っても過言ではありません。見た目の髪型も大切ですが、髪全体の状態も大切です。その一つに薄い髪があります。薄い髪の毛は、ヘアアレンジもしにくく、ダウンスタイルにしても残念な印象です。ではどうしたらいいでしょうか?

    若者にも増えている、薄い髪の悩み

    薄い髪の毛なんて、自分には関係ないと思っている人はいませんか?
    実は薄毛は近年若者の悩みの一つになりつつあるのです。

    歳を取るにつれて、髪の毛が薄くなったり、ハリコシがなくなったり、するのは分りますよね。
    でもなぜ若い人が薄い髪の毛で悩むの!?
    これには主に現代のライフスタイルが関係していました。

    では、そんな薄い髪の毛を引き起こす原因を見ていきましょう。

    薄い髪を引き起こす原因

    ストレス社会

    薄い髪だけに限らず、体調や気分にも不具合をもたらす、ストレス。
    人間関係や仕事のこと、友達関係、金銭、育児、数えればきりがないほど、現代社会はストレスで溢れています。
    ストレスを感じると、血行が悪くなり毛根に栄養が届きにくくなり、新しい髪が作られなくなります。
    結果薄い髪につながるのです。

    不規則な生活

    次に不規則な生活です。
    夜遅くまで起きていたり、ずっと椅子に座りっぱなしだったりが続くと、ホルモンバランスが崩れます。
    一見分かりにくいことですが、睡眠と適度な運動は、健康な髪を作るために大切なことです。

    栄養バランスの偏り

    外食やインスタントが増えた現代、どうしても食生活は乱れがちになります。
    食事の栄養は、そのまま髪への栄養になるので、栄養のないもの脂っこいものなどを食べ続けると、ひいては髪に悪影響を及ぼすことになります。
    また朝抜きや食事制限など、無理なダイエットも薄い毛を引き起こす原因になっています。

    ヘアケアの怠り

    過度なヘアカラーやパーマは、髪や頭皮の負担となります。
    ダメージを受けた髪は、補修をしてあげないと抜け毛や髪の栄養不届きにつながります。

    どれも当てはまるものばかりだと思います。
    ではどう改善していけばよいのでしょうか?

    今日からできる、薄い髪への対策

    すでに薄い髪の毛になっている人、今は関係なくても実は予備軍になっている人、また将来のために気を付けたい人にもおすすめの、薄い毛への対策をご紹介します。

    頭皮の血行促進

    頭皮マッサージは、薄い髪の毛対策には一番効果的です。
    血流が良くなると、細胞に栄養が運ばれやすくなり、育毛につながります。

    気軽にできる頭皮マッサージをご紹介します。

    まず指の腹を使って、頭皮を押します。
    次にぱっと指を離します。
    これを5回ほど行います。
    力の入れ過ぎは髪に負担がかかるので、気持ちいと感じる程度にしましょう。

    指の腹で頭皮をつまんで、小刻みに動かします。
    血行が良くなるだけではなく、頭皮も柔らかくなり、薄い髪対策&細胞の活性化にもつながります。

    注意点としましては、やり過ぎは禁物ということです。
    長時間する方が効果がありそうですが、実は負担になるだけなのです。
    朝晩など分けて行うようにしましょう。
    頭皮が比較的柔らかくなる、入浴中やお風呂あがりのタイミングが特におすすめです。

    毛穴の皮脂詰まり解消

    頭皮を健康な状態に導いてあげることは、育毛に効果的です。
    すでに薄い髪になっている人は、髪の毛を生やしてあげることが大切ですが、毛穴の詰まった頭皮では健康は髪の毛は生えてきません。

    毛穴の皮脂をケアするのに最も効果的な方法は、洗髪です。
    実は髪をシャワーで流すだけで、汚れは半分以上落とせるのです。
    それなのに多めにシャンプーをつけたり、脂っこいからと何回も洗ってしまうと、頭皮トラブルになります。

    毛穴の皮脂詰まり改善の、洗髪の仕方をご紹介します。

    まずはお湯でしっかりと髪と頭皮を濡らします。
    薄い髪の人はシャワーの水圧で髪が抜けてしまうと心配しがちですが、きちんと洗わない方が最終的には薄い髪の毛を進行させてしまうのです。

    そのあとシャンプーを泡立てるようにして、頭皮を中心に洗っていきます。
    髪の毛はシャワーでほとんど汚れが落ちるので、頭皮をマッサージするように洗います。
    最後にすすぎも丁寧に。洗髪剤の残りは皮脂つまりの原因になります。

    規則正しい食生活

    食事は、髪の素そのものです。
    食べるものによって、薄い髪の毛になるか、健康な髪が生えてくるか、美しい髪を保てるかが変わってきます。

    薄い髪にいい栄養素は、たんぱく質、亜鉛、ビタミン群です。
    特にイソフラボンと亜鉛は、髪を丈夫に育ててくれる育毛に効果があります。

    たんぱく質は髪の素となる栄養素です。
    食指でしっかりと摂取しなければ、生えてくる髪の毛も生えてきません。
    外食でも取りやすい食材が多いので、積極的に摂取しましょう。

    亜鉛は丈夫な髪を作るのに欠かせない栄養素です。
    せっかく生えた髪が、弱く脱毛しやすい髪だったら意味がないですよね・・・。
    薄い髪に見えない、強くて太い丈夫な髪のために、亜鉛は大切です。

    ビタミンB群にはこのようなものがあります。
    皮脂の分泌をおさえ、新陳代謝を促す作用があります。
    頭皮トラブルや髪の皮脂量に悩んでいる人に、おすすめです。

    髪の毛を休ませてあげる

    意外と知られていないのが・・・髪を休ませるということです。

    若者の薄い髪の悩みに多いのが、分け目が薄いというものです。
    何年も同じ分け目にしていたり、毎日同じ髪型で結ったりしていると、その部分に負担がかかり薄く見えてしまうのです。
    そのためたまに分け目を変えたり、ダウンスタイルにしたり、髪の毛を休ませてあげましょう。

    また分け目部分だけ髪の毛がない状態なので、紫外線の影響を受けやすくなります。
    頭皮がやけどしたような状態になり、ますます薄い髪を目立たせるようになります。
    紫外線の強い日、長時間外で過ごすような日は、帽子をかぶりましょう。

    薄い髪の毛におすすめヘアスタイル

    薄い髪の毛を目立たせない、おすすめヘアスタイルをご紹介します。

    頭頂部の薄い髪が気になるなら、かきあげヘアがおすすめです。
    分け目が見えると薄い部分が目立つので、その部分をぼかすように流してあげます。
    大人っぽいスタイルになります。

    同じく頭頂部の薄い髪が気になる人におすすめのヘアスタイルです。
    トップを持ち上げるようにセットすれば、ボリュームのある上品スタイルになります。

    髪全体が薄い悩みの人には、エアリーボブがおすすめです。
    空気を取り込んだようなふわふわ感は、薄いからこそ軽やかに表現できる髪型です。

    同じく髪全体が薄いと感じる人におすすめの、ヘアスタイルです。
    パーマをあてたり、エクステを付けたりして、ボリュームのあるロングヘアにするのがおすすめです。

    ハリコシのあるボリューム髪を目指しましょう

    いかがでしたか。
    ボリュームのある髪の毛であるだけで、人は若々しく美しく見えるものです。
    薄毛を他人事だと思わずに、まずは今日からできるケアと生活習慣に気を付けて、綺麗な髪を作りましょう。

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