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    時計が動かない?電池交換は?時計の修理のいろいろを調べてみました

    時計は一生もの、壊れても修理をして長く使いたいですね、時計の不具合の原因もいろいろあります。修理についても金額がどれくらいかかるのか不安になりますよね。そんな時計の修理のいろいろを調べてみました。自分で修理ができる工具セットなどもご紹介します。

    時計が動かない、原因と修理の相場は?

    今までずっと動いていたのに突然動かなくなる時計。時計というのは人の生活と共にずっと時を刻んでいるものなので時計が止まっていると一瞬ハッとしますよね。
    単なる電池の消耗ならいいのですが他に原因があることもあります。

    経年劣化

    手巻きや自動巻きの機械式時計は電池を使っていないので電池交換の費用は掛かりませんが、歯車や軸受けの磨耗で潤滑油切れをおこし、動作不良となり修理が必要になります。

    潤滑油は4年で経年劣化していくので、3年~4年を目安に定期的にメンテナンスをするといいですね。

    分解掃除(オーバーホール)
    クオーツは8千円から、高級時計だと2万円前後。
    機械式時計は2万円から3万円が一般的ですが、クロノグラフのような複雑時計や高級時計は4万円以上することも。

    洗濯などによる水没

    時計の裏側に「WATER RESISTANT」とかかれていることが多いのですが、これを防水と勘違いしている方も多く、実際は生活防水で日常生活での汗や、雨などの水滴程度に耐えられるもので、水仕事、水上スポーツ、潜水には使用出来ないんです。もちろん洗濯機はアウトです。

    水没して動かなくなった場合はやはり分解修理が必要ですのでこちらもオーバーホールの金額がかかります。安い時計なら買いなおした方がいいですね。

    リューズ不良修理

    リューズが抜けてしまったりねじ込めない、引けない、空回りするなどリューズのトラブルは多いようです。
    リューズを強く引きすぎたり毎日のように開放・ねじ込みを繰り返すような使用をしたり、水による錆などで、トラブルが起きやすいそうです。

    リューズ交換は2千から3千円前後。ブランド時計は高くなることも。

    磁気帯の修理

    時計の動作不良で意外に多いのが磁気帯。
    身の回りにある磁気を発生させている生活用品、たとえば携帯電話やMP3プレイヤー、ノートパソコン、携帯ラジオ、磁気ネックレスや磁気枕、など他にもいろいろ、それらと時計を近い場所に置いておくと磁気が時計に影響を与えて、時間が狂ってしまう原因になります。

    磁気を帯びているかどうかは方位磁石を近づければすぐにわかるそうです。
    磁気帯を修理するには 専用の機械で磁気を抜く必要があります。専用の機械があるお店ならその場でしてくれたり買ったお店なら無償でしてくれるところも。金額の相場は500円から3千円前後です。

    電池交換

    腕時計の電池は時計の機能などにもよりますが2~3年持つ場合が多いと思いますが、電池交換してもすぐにまた止まってしまうという場合には他に原因があると考えられるのでオーバーホールしてもらうと電池の消耗も伸びるようになると思います。

    電池交換はホームセンターやスーパーのサービスカウンターなどでも受け付けていることが多く、金額も800円から1000円前後というところが多いようです。

    その他の部品交換の金額 相場は?

    ベルトの修理

    時計の修理では革製のベルトの交換ができます。革は穴が伸びて破れてしまったり汗で汚れてしまったりしますよね、新しいものに変えると時計も蘇ってまた使えますね。また、革の色を変えて気分転換もいいですね。

    ベルト交換は2千円前後でやっているところが多いようです。

    金属ベルトのコマ取り

    金属ベルトの長さの修理もすることができます。
    買ったままの状態だとゆるいという方、またメンズ用のものを女性が付ける場合は調整が必要ですよね。

    金属ベルトのコマ取りは千円前後でできます。

    裏ぶたパッキン交換修理

    汗や水滴の侵入を防いでくれるパッキン、腐食してきたり経年劣化でパキパキにひび割れてしまったりします。電池交換などで時計屋さんに修理に出す時はいっしょに点検してもらいましょう。

    パッキンの交換は300円から500円

    ガラス交換修理

    ガラスは落として割ってしまったり踏んでしまったり、傷がついてしまったりします。

    交換か修理かで金額も変わると思いますがプラスチック製風防だと8千円から。プラスチック風防は研磨で傷が修理できる場合もあります。

    ロレックス(旧型)のプラスチック製風防の磨き

    仕上がりが綺麗ですね。プラスチック風防は柔らかいので傷がついても研磨で修理できちゃうんですね。興味のある方は参考にしてみてくださいね。

    腕時計の革ベルト、自分で修理できるの?

    腕時計のベルトって結構たくさん販売されているんですよね、壊れたベルトの修理はもちろん、ベルトを変えるだけで時計の印象もだいぶ変わりますので着せ替え感覚で自分で替えられたらいいですよね。

    時計とベルトをつないでいる部分のバネ棒を押し込みながら外します。バネ棒外しという先端が細くなっている工具を使うとスムーズに外れます。あとは新しいベルトをセットしてバネを押さえながらセットすれば完了です。

    意外と簡単ですね。つけたらちょっと引っ張ってみてしっかりついているかどうか確認してくださいね。

    おすすめの革ベルトは?

    時計ベルト カイマンクロコ(ワニ革)AMADEUS(アマデウス)

    ベルト交換をするなら、ワニ革の艶が素敵な時計ベルトがおすすめ!
    カラーバリエーションが豊富なので仕事用とプライベート用に使い分けられますね。高級感があるのでお気に入りの時計の質を下げません。

    価格は17,000円(税抜)です

    時計の電池交換は意外と簡単?

    時計の電池交換、自分でできないものでしょうか、
    電池はホームセンターや家電量販店などでも売っているものなので自分でできれば安上がりですよね。

    腕時計のふたを開ける工具、裏蓋はずし。
    時計によっては裏蓋がネジだったり特殊な形(スクリューバック)の場合もありますが、こちらは一般的なはめ込み式の時計に使える工具です。
    無い場合はマイナスドライバーなどでも代用できます。

    はめ込み式の時計の裏蓋には必ず工具を差し込むための隙間が一か所開いています。ここでない場所に無理に差し込むと傷がついてしまったりするので気をつけましょう。

    時計の裏蓋が外れたら電池を取り替えます。電池を抑えるバネなどが付いている場合は無理に手で引っこ抜こうとせずピンセットなどで慎重に電池をとりましょう。

    せっかく裏蓋を開けたので溝などが汚れている場合は掃除しておくといいですね。

    時計の裏蓋はすんなりはまるものもあればなかなかはまらないものもあります。裏蓋をはめるのに力任せにペンチでググッとやってガラスに傷をつけてしまったり壊してしまったりすることも。そんなことで修理に出しのもいやですよね。
    できれば専用の工具が欲しいところです。

    裏蓋閉め器

    時計の裏蓋閉め器は1500円から2000円前後で販売しています。
    時計の電池交換で失敗して修理に出すなら初めからこれを持っていれば・・・となりますね。
    時計をたくさん持っていて電池交換も自分でしたいという方なら持っていても損はないと思います。

    時計を自分で修理したい方に! 時計用工具

    JOBSON 長寿モデル 腕時計 工具 時計修理工具 18点 セット

    JOBSON(ジョブソン)のメーカー12ヶ月保証が付いた時計の修理工具セットです。

    バンドピン抜き器や ベルトの長さ調節などベルト修理にも便利なものや、裏蓋のこじあけ工具 や小さな物もつまめるピンセットなど電池交換ができるものがセットになっていてお得ですね。

    【ELMA(エルマ)】アンチマグ(磁気抜き器)

    磁気帯の修理ができちゃう磁気抜き器です。個人でこれを持っているってなかなかいないと思いますが、時計好きの方、時計の修理を完ぺきにこなしたい方はぜひどうぞ!

    腕時計の修理に、裏蓋こじ開け用の工具は100円ショップにも売っているんですね、200円商品ですが開けるだけのものですので十分ですね。

    こちらも100円ショップの商品、裏蓋のはめ込み式とネジ式二つに対応できる工具のセットです。400円商品とのことですがこれがあれば時計複数持っている方は便利に使えそうですね。

    またまた100円ショップの商品です。ベルトの交換修理ができる工具セットです。押し出しピンや作業台が付いています。

    ベルト修理や電池交換など100円ショップで工具を集められたらとってもお得ですね。興味のある方は探してみてくださいね!

    時計は一生もの、修理して大切に使いましょう

    いかがでしたか?
    時計って大切な人からのプレゼントだったり、自分へのご褒美だったりしますよね。大切な思い出の使った時計だからこそ、壊れてしまっても修理をして長く大事に使いたいですね。

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