ちょっとまった!彼氏の転職、その転職って果たして大丈夫?

    ある日彼氏から「転職する」と言われて、いろいろ話を聞くと、なんだか転職をするのがいいことのように思えて応援したくなったりすることってありませんか?でも、ちょっとまってください。彼氏の転職の理由によっては、今後も転職を繰り返すパターンが潜んでいるんです。

    転職<イコール>ステップアップ?

    彼氏から突然「転職」の言葉が出たら、いったいどうしたらいいのでしょう。人ごとでは済まない、彼氏の転職にまつわるあれこれをお話します。

    彼氏の転職、それはあなたとの関係にも転機になってしまいます。驚いてしまって何もできないまま、後で後悔しないようによくよく状況を確認することが大切です。

    彼氏の転職の内容で、本人から聞く内容と周囲の人からえる情報が一致していそうでしょうか。彼氏は本当に転職するべきタイミングなのか、見極めることが大切です。

    転職を言い出す時は、ヒートアップしている渦中にいるはずの彼氏。その話を冷静な視点で耳を傾けましょう。

    彼氏の転職の理由は、言い出しにくいことがあるのかもしれません。100%あなたに打ち明けるけるかどうかもわからないのですが、話をすることが大切なのです。

    所詮自分のことより、今の「収入」や「地位」なのかと悲しいことを言われてしまうかもしれません。それも、彼氏を形成している一部であるはず、否定はできませんね。でも、それだけではないことも、話し合ってみましょう。

    もしかして・・・彼氏の転職って

    まず、見極めておきたいことは、彼氏の転職の理由に上げられた、彼氏の「内面」です。もしかしたら、転職を繰り返す性格のものかもしれません。

    彼氏の転職は、仕事や人間関係がうまくいっている時に出てくる場合と、反対の場合があります。うまくいっていて、次へまたは、引き抜かれてという場合なら賛成してもよさそうなのですが、

    彼氏の性格にもよりますが、転職して新しい環境になじみやすい人と、そうでない人もいます。また、今の職場でのしがらみも、転職したからと言ってきれいに清算できるとは限りません。

    彼氏の転職の<ワケ>

    彼氏の転職のワケは、仕事に不満があり「仕事がきつい」、「賃金が安い」といったケースでしょうか。会社の職場の組織やルールが要因の場合があります。

    彼氏の転職のワケが、「自分に合わない」というものだったら。随分広範囲というか、おおざっぱな理由に思えますが、本人にしたら苦しんでいるのかもしれません。「では、何が自分に合うのか」「明確に次の仕事が自分に合っているといえるのか」と聞けば、明瞭な返事はできないかもしれません。

    彼氏の転職のワケが、職場の人間関係の場合。転職は有効な手段でしょう。大きな会社は異動がありますが、小規模の職場では人が入れ替わるといったら退職くらいしかありません。うまくいかない人と、何十年もとなるときついのは理解できます。

    彼氏の転職のワケが、自分の能力はもっとあるはずだからという場合。本当にそうなのかが決めて。うっかり賛成したら、自己評価が無駄に高すぎる人だったり、大風呂敷を広げるタイプでとなると実際は転職してもまたくり返すループに陥ります。しかも、転職を繰り返すうちに、どんどん条件は悪くなり収入面や雇用条件も良くなる保証はありません。

    ホントにあった彼氏の転職のケース

    結婚式一カ月前に彼氏が転職。ホントにあったのですが、結婚式に呼ばれたら、彼氏の上司など職場関係の人が来ていて、スピーチで「ひと月前に会社を辞めましたが」ということがありました。新郎の側と新婦はもちろん知っていましたが、新婦側の参列者は微妙な雰囲気に。まだ再就職も決まっていないということがわかり、なんだかお葬式のような結婚式になっていました。

    こちらも、実際同僚にあったケース。夫婦共働きで夫(彼氏)が育児のため転職してしまったケースがありました。
    保育園の関係で、妻の実家に同居になり通勤の関係で転職したといケースと、妻が海外駐在になり、夫が子育てのために会社を辞めて海外に行ってしまったというケースもありました。
    このケースは、夫がキャリアを捨てて家庭を優先したという場合でしたが、当時なかなか珍しかったいので記憶に残っています。

    同じ部署だと片方が異動になるから彼氏が転職したケース。同じ部署で結婚する場合、片方を異動させるというのは、結構あります。古くから慣習で女性を異動させることが多かったのですが、女性が管理職だったりキーパーソンだったりすると男性を異動させるケースも出てきているようです。
    職種が変わってしまうのを躊躇して、会社を変わるケースもありました。

    色々なケースがありますが、転職が悪いわけじゃないけどやっぱりバラ色というわけにもいかないこともあります。転職して成功するケースももちろんあります。ですが、環境が変わること、今でも特に新しい業界ではなく古い企業によっては「途中入社」より「新卒入社」を大事にする傾向があることを忘れないでください。

    もし、転職するといわれたらどうするのが正解?

    彼氏からの一方的な話を聞いただけで、応援、賛成は後悔することがあります。自己評価が高すぎて、あるいはもっと自分に合った仕事がという青い鳥症候群の場合は再発する可能性があります。

    職場によっては、同じ職場にいられないなどのケースもあります。その時は彼氏か自分どちらかが異動しなくてはならないですが、

    あら探しではなくまず、本当にそれが彼氏にとっていいことなのか、じっくり話を聞いて検証する余裕を持ちましょう。一緒に転職ムードに巻き込まれてしまうと、冷静な判断ができません。

    転職がキャリアになるかどうかは、彼氏本人の話だけではわからないものです。できれば、周囲の人の判断ももらえるようならもらいましょう。

    彼氏の転職の話が出たら、思い返してほしいこと

    そもそも「仕事」って何?に彼氏とともに立ち帰りましょう。仕事って、収入を得るためのものと割り切っている人も多いでしょう。それだけじゃないですが、大事なポイントのはずです。

    a(ある目的をもって努力して行なう)仕事,労働,作業; 努力,勉強,研究 (⇔play) 《★【類語】 work は努力して行なう肉体的・精神的な仕事; labor は骨の折れるつらい肉体的労働; toil は長い間続く肉体的・精神的に疲れる仕事》.

    出典:http://ejje.weblio.jp

    b(なすべき)仕事,任務.
    Everybody's work is nobody's work. 《諺》 みんなの仕事はやり手がない 《だれにも責任がなくなる》.
    c〔+to do〕〈…する〉仕事,務め,任務.
    I have a lot of work to do this evening. 今晩はやらなければならない仕事がたくさんある.

    出典:http://ejje.weblio.jp

    仕事という単語は、あまり楽しいものではないようです。日本の<働く>の単語では、

    働くという言葉には諸説ありますが、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」だといわれています。「はた」=他者。他者の負担を軽くする、楽にしてあげる、というのがもともとの「働く」の意味だったのです。

    働くも自分が楽できるというより、他者のためのという意味合いですね。

    彼氏に限らず、仕事への姿勢は個人個人で違って当たり前です。もちろん、あなたの仕事へのとらえ方も同様。誰もそれが正しいか間違っているかを押しつけることはできません。

    外的要因(人間関係、職場のルールなど)で転職したいのか、転職せざるを得ないのか。内的要因(彼氏の考え方や上昇志向など)で転職するのかによっても違ってきます。

    他人の転職なら、スル―できることでも、彼氏の転職となれば今後の付き合いにも影響してくる重要な分岐点になります。

    彼氏は転職を言い出す時、冷静でしょうか。周囲の彼氏に対する評価、職場の状況、転職先の内状もきちんととらえているかが重要です。

    あなたが冷静になってよく把握するのが一番なのですが、できそうでしょうか。彼氏と関係がぎくしゃくしてしまう可能性もあります。ですが、その後の二人の環境は、変わって来てしまうはず。

    彼氏の転職に賛成であっても、反対であっても自分で納得するために、話し合いをしましょう。

    あ!これやっちゃだめな彼氏の転職話が出たときの事柄

    もし、転職に反対して彼氏が応じてくれることもありますね。一度冷静になって、と頑張って仕事を続けてくれたら、そういう場合も多いと思います。この時、もしそれでもがまんできなかったらという、一本だけ逃げ道を作っておいてあげましょう。逃げ道をふさいでしまうと、彼氏の性格によっては、とんでもないことをしでかしたり、自分を追い込んだりすることもあります。

    彼氏に「あたなが大切なの」と、緊急避難的逃げ道を作っておくと同時に、次の就職先は確保しておくことをおすすめします。「辞めてからだって、次はすぐ決まる」という言葉を信用してはいけません。

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