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観葉植物のフィカス・ウンベラータの育て方・花言葉!風水について!

フィカス・ウンベラータは、ハート型の大きな葉がをもつ観葉植物です。一般には「ウンベラータ」という名前で流通しています。今回は、そんな観葉植物のフィカス・ウンベラータの育て方や花言葉の意味や由来、風水に効果的な置き場所についてご紹介します。

観葉植物フィカス・ウンベラータの育て方

フィカス・ウンベラータは、18~30度ほどが生育適温で、日当たりを好む観葉植物です。ただ、真夏の強い日差しを浴びると、葉焼けをして黄色く変色してしまうので、夏はできるだけ明るい日陰に置き、夏以外は株が弱らないように日の当たる場所で育てるのがポイントとなります。また、購入直後は日光に慣れてないことが多いため、日に当てる時間を延ばしながら、徐々に慣らすようにしてください。水やり以外に霧吹きでこまめに水を吹きかけると、葉っぱを元気に育ちますよ。

耐陰性が高いので、暗めの場所でも元気に育ってくれます。また、上に伸びる性質があり、生長すると5mほどの高さになるので、フィカス・ウンベラータをどの高さまで育てたいかを考えて植え付け方法を選ぶようにしてください。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの苗植えの時期や方法は?

フィカス・ウンベラータは寒さに弱いため、5~8月頃の気温が上がった時期に植え付けます。直射日光の当たりすぎない、半日陰になるような場所を選びましょう。

鉢植え

観葉植物のフィカス・ウンベラータを室内で育てる場合は、どの高さや横幅まで育てるかをイメージしておきましょう。ひと夏で約20~30cm枝が伸びるほど生長が早いので、最初から大きめの鉢を用意しておくのがおすすめです。用意した土の水はけが悪い場合は、バーミキュライトや軽石などを混ぜると改善できますよ。

地植え

植え付ける2週間ほど前に庭の土を掘り起こし、腐葉土や肥料を混ぜてねかせておきます。事前に少し手間をかけると、植え付けの際に土と根がなじみやすくなりますよ。植え付け場所は、直射日光を避け、風通しのよい場所を選びましょう。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの土作り、水やり、肥料の与え方は?

土作り

フィカス・ウンベラータを植え付ける土は、観葉植物用の培養土か赤玉土(小粒)6~7:腐葉土3~4の混合土がおすすめです。植え替えの際は、肥料を混ぜた新しい土を使うようにしてください。

水やり

4~9月はフィカス・ウンベラータの生育期です。土の表面が乾いたら鉢の底からしみ出すまでたっぷりと水をあげてください。水不足になると葉が下を向きますが、その日のうちに水をあげれば元気になってくれます。受け皿の水は、必ず捨てるようにしましょう。

冬は、フィカス・ウンベラータの生育が衰え、根が水を吸収するのに時間がかかるので、水やりの回数は減らします。このときに水をやり過ぎてしまうと、根腐れを起こしてしまいます。土の表面が乾いてさらに数日たってから水やりをするくらい、乾燥気味に管理するのがポイントです。

ただ、フィカス・ウンベラータは乾燥を嫌う観葉植物のため、水やりとは別に霧吹きで葉っぱに水を吹きかけてあげましょう。1年を通して毎日霧吹きをしてあげると、葉っぱにつやが出て元気に育ってくれます。特に、冬場に暖房をつけていると乾燥しやすいため、葉に水を与えることが大切です。また、葉に水を吹きかけることで、ハダニの発生を抑えることができますよ。

肥料

観葉植物のフィカス・ウンベラータは、生育期の4~9月に、2~3ヶ月に1~2回ほど緩効性の化成肥料を与えましょう。液体肥料であれば、2週間に1回ほどの頻度で施します。ただし、植え替え直後は、フィカス・ウンベラータの状態が不安定なため、10日ほど肥料は控えてください。

観葉植物のフィカス・ウンベラータ植え替えの時期と方法は?

観葉植物のフィカス・ウンベラータは、2年に1回の頻度で、5~6月に植え替えを行います。鉢の底から根が出ていたり、水もち・水はけが悪くなったりしていたら植え替えのタイミングです。ゴムの木の仲間なので、葉や茎の切り口から粘着性のある樹液が出てくるので、直接触れないよう注意してください。肌の弱い方が触れるとかぶれることがあります。

フィカス・ウンベラータの植え替えは、1回りほど大きい鉢と植え付け時と同じ土を用意します。そして株を鉢から取り出した、根を軽くて揉みほぐして土を落とします。古い土を払ったあと、黒ずんだ根がある場合は腐っているので取り除いておきましょう。大きな鉢にするとそれだけ大きく育つので、あまり大きな観葉植物にしたくない方は注意してくださいね。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの冬の越し方は?

フィカス・ウンベラータは、寒暖差が激しい場合や気温が5度未満になると枯れてしまいます。そのため、外に置いてある場合は、霜が降りる前に室内へ取り込んで冬越しを行います。冬場はできるだけ人と同じ空間で管理するのがよいですよ。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの元気がないのはなぜ?対処法は?

観葉植物のフィカス・ウンベラータは、弱ると葉が下向きになります。春から秋に葉っぱが下向きになる原因としては、水のあげすぎによる根腐れ、根詰まり、日照不足、水不足、温度が低いなどが考えられます。これらのうち最も心配なのは、水のあげすぎによる根腐れです。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの根腐れしてしまった根は、回復することがないので、土が完全に乾くまで乾燥させ、植え替えの際に取り除く必要があります。軽度の日照・水不足によって弱っている場合は、明るい日陰や半日陰の場所において、水をたっぷり与えれば1日で回復するので心配はいりません。

夏前に極端に弱って観葉植物のほとんどの葉が枯れてしまった場合は、梅雨が明ける6月下旬~7月上旬頃にすべての葉を取り除いて復活させます。葉がない状態にして25度以上の環境で育てると、新しい芽が出てきてまた育ってくれることがありますよ。

フィカス・ウンベラータは初心者でも育てやすい観葉植物

観葉植物として人気が高いフィカス・ウンベラータ。インテリアグリーンとして活用している企業や園芸家もたくさんいるように、どんな空間にも合わせやすくナチュラルな雰囲気を演出してくれます。

観葉植物に興味のある方は、部屋の空いているスペースでフィカス・ウンベラータを育ててみてはいかがでしょう?

観葉植物のフィカス・ウンベラータの花言葉!意味や由来は?

『すこやか』『永久の幸せ』『夫婦愛』

フィカス・ウンベラータは、5度までの寒さに耐える耐寒性と、1年中室内で育てることができる耐陰性を併せ持つ観葉植物です。そんなフィカス・ウンベラータの生命力の高さにちなんで「すこやか」という花言葉がつけられました。強い生命力と縁起のよい花言葉をもつことから、赤ちゃんの誕生祝いや母の日・父の日、開店祝い、開業祝いなど、お祝いのシーンでのプレゼントによく用いられます。

「永久の幸せ」は、葉が愛情や幸せを表すハート型をしていることからつけられたとされています。風水でもハート型の葉は「愛」を象徴するものとされ、観葉植物としてオフィスやリビング、寝室など人の近くに飾ると調和をもたらし、リラックス効果があるといわれています。

名前の由来

ウンベラータ(Umbellata)という学名は、ラテン語の「日傘(umbella)」が語源です。フィカスは、ゴムノキの仲間であることを示し、ウンベラータは、大きな傘のように見える葉姿にちなんでつけられました。

観葉植物のフィカス・ウンベラータの風水での効果は?おすすめの置き場所って?

恋愛運UPとリラックス効果

フィカス・ウンベラータは、ハート型の丸く大きな葉っぱをつける観葉植物です。ハート型の葉は「愛」の象徴とされ、恋愛運を高めてくれます。また、丸い葉っぱは「陰」の気を放ち、落ち着きやリラックスした雰囲気を作り出してくれます。

南東や西の窓際がおすすめ

フィカス・ウンベラータの風水効果を高めるには、人気や恋愛の運気を高めるといわれる南〜南東か、西側の方角に置くのがおすすめです。また、フィカス・ウンベラータは日光を好むので、直射日光を避けたカーテン越しの窓際などに置くと、生長も早く、元気に育ってくれますよ。

フィカス・ウンベラータは生命力に満ち溢れた花言葉をもつ観葉植物

「すこやか」や「永久の幸せ」、「夫婦愛」などといったフィカス・ウンベラータの花言葉は、家族の健康や幸せを祝うときにピッタリの観葉植物ですよね。また、花言葉の由来ともなった生命力の高さから、一夏を超えれば20cm以上も茎が伸び、たくさんの葉っぱを茂らせてくれます。

もし、友人に子供が生まれたときは、縁起のよい花言葉をそえて観葉植物のフィカス・ウンベラータをプレゼントすると、喜んでもらえるかもしれませんね。

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