沢田研二の出演した映画

沢田研二は、1948年(昭和23年)6月25日鳥取県生まれ、京都出身です。
10代の頃から日本を代表するグループサウンズ「ザ・タイガース」のボーカルとして活躍しました。解散後も歌手活動を中心に、映画にも出演しています。
(画像は1979年映画「太陽を盗んだ男」城戸誠役の沢田研二)

映画「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている 」本人・沢田研二

1968年4月10日 和田嘉訓監督 東宝映画

当時人気絶頂のグループ・サウンズ、ザ・タイガース(沢田研二・加橋かつみ・瞳みのる・森本太郎・岸部おさみ)/の初主演映画です。1960年代のタイガースと沢田研二の貴重な映像です。

映画「ザ・タイガース 華やかなる招待」宇野健二・沢田研二

1968年12月19日 山本邦彦監督 東宝映画

映画「ザ・タイガース 華やかなる招待」では、ザ・タイガースのメンバーの沢田研二, 加橋かつみ, 瞳みのる, 森本太郎, 岸部おさみ演じる5人の高校生が、が、華やかなステージを夢見てバンドを結成し、成功する軌跡を「青い鳥」「シーシーシー」などのヒット曲とともに紹介します。

映画「ザ・タイガース ハーイ!ロンドン」ジュリー・沢田研二

1969年7月12日 岩内克己 東宝映画

映画「ザ・タイガース ハーイ!ロンドン」沢田研二

グループサウンドの時代も終焉を迎えつつあるザ・タイガースにも変革が訪れていました加橋かつみが脱退し、新メンバーのサリーこと岸部おさみ(現・岸部一徳)が加入しました。実弟・岸部シロー(現・岸部四郎)も映画に出演しています。

映画「ザ・タイガース ハーイ!ロンドン」では、タイガースの新メンバーの5人が憧れの英国を訪れ、ロンドンを満喫します。ロンドンの町並みと貴重な沢田研二の歌声を記録した映画です。

全盛期のザ・タイガースは、1968年映画「ザ・タイガース 華やかなる招待」に沢田研二は1968年映画「クレージーメキシコ大作戦」に出演しています。

映画「虹をわたって」石本昭夫・沢田研二

1972年9月29日 前田陽一監督 松竹映画

映画「虹をわたって」 撮影場所

動画の3分くらいでショーケン(萩原健一)登場、ジュリー(沢田研二)は、3分50秒で天地真理とソフトクリーム食べています。

映画「炎の肖像」主演・沢田研二(初主演作品)

1974年12月28日 藤田敏八・加藤彰監督 日活映画

映画「炎の肖像」-沢田研二・予告

この映画には、女優の秋吉久美子が出演しています。沢田研二はロック歌手・鈴木二郎を演じています。映画の中では1974年12月行われたジュリーのコンサート「ヘイ!ジュリー ロックンロール・サーカス」との模様が映しだされます。

映画「パリの哀愁」滝村二郎・沢田研二

1976年1月31日 出目昌伸監督 東宝映画

パリを舞台に、絵を学ぶ日本人留学生滝村二郎(沢田研二)とフランス人の人妻マリー・ローラン(クローディーヌ・オージェ)の悲しい恋の物語です。フランスでロケが行われ、劇中では沢田研二はフランス語をはなしています。

映画「太陽を盗んだ男」城戸誠・沢田研二

1979年10月6日 長谷川和彦監督 キティ・フィルム制作 東宝映画

映画太陽を盗んだ(DVD)

沢田研二演じる城戸の要求は、当時、麻薬所持事件で日本の入国制限を受けていた「ローリングストーンズを日本に呼べ」、「TVのプロ野球ナイター中継を最後まで放送しろ!」(79年当時は、放映時間が決められていたが現在は最後まで放送される。)という昭和なものだが、現代の一部の若者像に通じるところがある青年です。

映画は中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)が茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを奪い原爆を個人で作る。核兵器を武器に神と悪魔の境目、国家との闘いに挑んだ男の物語です。

国家に要求を突き付ける主人公、沢田研二演じる主人公の城戸と 菅原文太演じる警官・山下。「エネルギーとはなんぞや」映画でこのふたりが出合う。

映画「水のないプール」やくざ・沢田研二

1982年2月20日 若松孝二監督 東映セントラルフィルム映画

映画「水のないプール」沢田研二

ロックンロールのユーヤクンこと内田裕也が主人公の駅員を演じています、切符をハサミで切り続ける改札係です。実際にあった女性に対する薬物を使った暴行事件をテーマにしており、ヤクザ役で沢田研二が登場します。

映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」三郎・沢田研二

1982年12月27日 山田洋次監督 松竹映画

映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」沢田研二&田中裕子

三郎(沢田研二)が蛍子(田中裕子)にプロポーズする観覧車のシーンです。この共演がきっかけとなり二人の関係は交際に発展しました。不倫関係の末にジュリーは前妻伊藤エミと離婚、田中裕子と再婚します。

映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」沢田研二・倍賞千恵子

夢のシーンではブルックリンの裏町で沢田研二が踊るシーン。倍賞千恵子所属していたSKD松竹歌劇団のダンスなどエンターテーメントも興味深い映画です。

映画「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」の劇中で沢田研二と田中裕子のこんなシーンがあったんですね。まさか現実になるとは…。

映画「魔界転生」天草四郎時貞・沢田研二

1981年6月6日 深作欣二監督 東映映画

山田風太郎の原作小説を、深作欣二監督が千葉真一, 沢田研二, 緒形拳の豪華キャストで映画化した、 アクションロマンの決定版です。

沢田研二と真田広之のキスシーンが話題になった映画です。島原の乱は徳川幕府軍の圧倒的な勝利にキリシタンたちは翻弄されます。江戸城内で「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、我は求め訴えたり」と呪文を唱え魔界に転生していきます。

映画「夢二」竹久夢二・沢田研二

1991年5月31日 鈴木清順 ムービーギャング映画

大正浪漫を象徴する数々の美人画を創作した竹下夢二。女性を愛しその情熱を芸術に注ぎました。映画の中の沢田研二の夢二らしい写真です。

映画「夢二」竹久夢二・沢田研二・大楠道代

画家・竹久夢二の生涯で美人画のテーマにもなった主な女性3人、たまき、彦乃、お葉。映画では夢二中心に繰り広げられる女性たちの愛憎を鈴木清順監督が美しく描いています。

映画「大阪物語」霜月隆介・沢田研二

1999年3月27日 市川準監督 東京テアトル映画

沢田研二と田中裕子が演じる、夫婦漫才師はる美&りゅう介と。
はる美「おおきに、おおきに。よう来てくれはりましたな。ちょっとあんた!何ボっーとしてのんな、ちゃんと挨拶しんかいな」
りゅう介「よう来てくれはりましたな。頼みもせんのに...」

映画「大阪物語」 池脇千鶴 沢田研二 田中裕子 ミヤコ蝶々

大阪の街、人間、大阪弁、大阪がテーマ。関西出身の出演者揃いで、大阪弁が自然です。実生活で夫婦であるふたり、霜月隆介(沢田研二)霜月春美(田中裕子)が夫婦漫才を披露します。

若いころの沢田研二を映画で見てみよう!

若いころの沢田研二のたぐいまれな美貌と甘い歌声は、今でも映画として記録されています。映画を見て、昭和の時代を思い出したり、見たことがないジュリーを発見してみましょう!

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ