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    刑事ものと違う?「探偵もの」が急増!気になる探偵ドラマとは

    以前、連ドラというと刑事ドラマが多かったのですが、ここ数年は刑事とタッグを組んだりする「探偵もの」ドラマが増えてきたように感じます。タイトルに「探偵」という言葉が入るものも数多くありますが、内容が探偵ものという作品もあるようです。

    「刑事ドラマ」と「探偵ドラマ」の違いとは?

    よく言われる「刑事ドラマ」と「探偵ドラマ」の違いはどこにあるのでしょうか?
    一般的に「刑事ドラマ」というと、事件が起きた時、全て警察(刑事)で捜査・解決するのが刑事ドラマになるようです。

    刑事役が出演していても、探偵が謎を解決するドラマは「探偵ドラマ」に当てはまるようです。

    ここ数年の刑事ドラマの代表作と言えば「相棒」ではないでしょうか。

    水谷さんは昔、ドラマで刑事役をしたことがありますが「相棒」の印象が強いので「水谷豊=右京さん」というイメージが定着しました。

    「探偵ドラマ」といえば1番有名なのが金田一耕助シリーズ

    探偵ドラマで老若男女関係なく知られているのは、金田一耕助シリーズではないでしょうか。
    ドラマはもちろん、映画も数多く製作されました。

    映画・ドラマ含め、探偵・金田一耕助を演じた俳優は、高倉健・中尾彬・渥美清・西田敏行・古谷一行・三船敏郎・鹿賀丈史・豊川悦司・愛川欽也・小野寺昭・中井貴一・片岡鶴太郎・役所広司・上川隆也・稲垣吾郎・長瀬智也・山下智久と数多くいます。

    金田一耕助といったら、石坂浩二さんのイメージが強いという人も多いようです。

    ドラマで金田一を演じることはありませんでしたが、映画では
    犬神家の一族(1976年・2006年)
    悪魔の手毬唄(1977年)
    獄門島(1978年)
    女王蜂(1978年)
    病院坂の首縊りの家(1979年)
    と6回演じています。

    「探偵ドラマ」の魅力はここにある!

    探偵ドラマの魅力といえば、やはり事件を推理していくところではないでしょうか。
    刑事ドラマでもここ数年は、捜査情報で推理をして事件を解決していくものが増えてきましたが、探偵ものは刑事ドラマにはない情報屋から情報を得たりして、そういうものも使って事件をどんどん推理していくところにスリルがあり、魅力を感じるという人も多いようです。

    刑事ドラマなのに要素が探偵ドラマだった「古畑任三郎」

    ドラマ「古畑任三郎」は大人気でした。
    このドラマ、刑事ドラマなのですが要素はほぼ探偵ドラマ。ちょっとした証拠を見逃さず、それを古畑さんが推理して犯人を逮捕するという内容でした。

    よく犯人が「古畑さんの推理…」という言葉を口にしていましたが、警察はほぼ推理では動きません。なので、このドラマは刑事ドラマだけれど探偵要素も含まれていたドラマと言えます。

    タイトルに「探偵」のつくドラマを紹介

    探偵が登場するドラマは数多くありますが、タイトルに「探偵」のつく気になるドラマをいくつか紹介します。

    「探偵物語」(1979年)

    松田優作さん主演の大人気探偵ドラマ。

    松田さん演じる私立探偵・工藤俊作が刑事などから邪魔されながらも事件を捜査していきます。
    このドラマでは、工藤俊作が乗る愛車のベスパやダウンジャケットが注目を集め、スタイリッシュな探偵がカッコイイとファンも多かったようです。

    「名探偵コナン」(2006、2007、2011、2012年)

    マンガ「名探偵コナン」の実写版ドラマ。

    ドラマでは江戸川コナンではなく、工藤新一を主人公に進んでいきます。
    初代は小栗旬さん、2代目は溝端淳平さんが工藤新一を演じました。

    「33分探偵」(2008、2009年)

    堂本剛さん演じる探偵・鞍馬六郎と、水川あさみさん演じる助手・武藤リカコ。そして高橋克実さん演じる大田原警部を中心に事件を解決していくのですが、最初の段階で犯人が分かってしまい、そのため尺である33分を持たせるために試行錯誤します。
    勝手な推理をして、そこを突かれると「なんやかんやは、なんやかんやです!」と誤魔化します。

    「名探偵の掟」(2009年)

    東野圭吾さんの短編小説が原作の探偵ドラマ

    松田翔太さん演じる天下一 大五郎は神出鬼没・頭脳明晰・容姿端麗の名探偵と自称している。
    自分が名探偵で事件を颯爽と解決すると思っているため、邪魔が入るとふてくされてしまうこともある。

    「専業主婦探偵 私はシャドウ」(2011年)

    深田恭子さん演じる、浅葱芹菜が男性に暴行を受ける現場を桐谷健太演じる、陣内春樹に盗撮されてしまい探偵事務所のアシスタントとして働くことになる。

    深田恭子さんがいろんな衣装に変身するのが印象的なドラマでした。

    「浪花少年探偵団」(2012年)

    東野圭吾さんの小説をドラマ化した作品です。

    多部未華子さん演じる、竹内しのぶは大阪市立大路小学校6年2組の担任。たくさんの本を持っているほど推理小説が大好きで、ある事件の鍵を見つけ推理していきます。

    「匿名探偵」(2012、2014年)

    高橋克典さん演じる探偵(名前は明かしていません)が依頼を解決していくドラマ。
    仕事の依頼は女性からのものしか受けないのが流儀。

    以前、高橋克典さんが出演していた「特命係長 只野仁」シリーズのスタッフで製作されたドラマのため、ちょっと似たテイストになっています。

    「潜入探偵トカゲ」(2013年)

    松田翔太さん演じる、織部透は元警視庁刑事部捜査第一課刑事の巡査部長だった。ある事件で先輩刑事を助けられなかったことから、刑事を退職し、「ヤナギ探偵事務所」の潜入探偵となります。
    通称・トカゲ。

    「リバースエッジ 大川端探偵社」(2014年)

    石橋蓮司さん演じる、大川端一平の事務所「大川端探偵社」の調査員・村木タケシを演じる、オダギリジョーさんが調査をしながら事件の解決法を見出していくドラマです。

    「私の嫌いな探偵」(2014年)

    剛力彩芽さん演じる、烏賊川市立大学生で女子ミステリー研究会会長をしている二宮朱美と、玉木宏演じる、「鵜飼探偵事務所」所長兼探偵である鵜飼杜夫が事件を解決していくドラマです。

    「MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所」(2015年)

    ドラマ「MOZU」では刑事だった香川照之さん演じる、大杉良太が刑事を辞めて私立探偵になり、刑事時代から大杉の相談相手で情報通の伊藤淳史さん演じる、鳴宮と共に事件を追っていきます。

    「青春探偵 ハルヤ」(2015年)

    玉森裕太さん演じる、春也は仲間から紹介された探偵まがいの仕事を、明晰な頭脳と度胸の良さで解決していくドラマです。

    「探偵の探偵」(2015年)

    「探偵の探偵」は、松岡圭祐が書いた推理小説シリーズになります。これを原作にドラマが製作されました。

    北川景子さん演じる、紗崎玲奈と川口春奈さん演じる、峰森琴葉が事件を解決していきます。ドラマが夜の場面や赤外線カメラを使ったような映像が多かったせいか「暗いドラマ」と言われることもありました。

    タイトルに「探偵」はないけれど、探偵要素のあるドラマを紹介

    最近は、タイトルに「探偵」という言葉がなくても、内容が探偵ドラマという作品もたくさんあります。

    「傷だらけの天使」(1974年)

    萩原健一さん演じる木暮修と、水谷豊さん演じる乾亨が中心となって、いろんな事件などに遭遇するドラマ。

    このドラマ、探偵ものなのですが、キャラクターの濃さが際立っていてOPに萩原健一さんがコンビーフや魚肉ソーセージをむさぼるシーンが印象的です。

    「金田一少年の事件簿」(1995-1997、2001、2005、2013-2014年)

    名探偵・金田一耕助の孫である金田一一(きんだいち はじめ)を主人公にした人気アニメで、1995年から実写化されました。

    初代を堂本剛、2代目を松本潤、3代目を亀梨和也、4代目を山田涼介が演じました。

    「ラッキーセブン」(2012年)

    松嶋菜々子さん、瑛太さん、松本潤さんがなどが出演した、東京の小さな探偵事務所「北品川ラッキー探偵社」を舞台にしたドラマ。
    7人の探偵事務所メンバーで事件を解決していきます。

    「掟上今日子の備忘録」(2015年)

    新垣結衣さん演じる、忘却探偵・掟上今日子。寝てしまうと記憶がリセットされるため、事件は1日で解決するという素早さ。
    そんな今日子さんを好きになってしまうのが、岡田将生さん演じる「史上最も運がない男」と言われる隠館厄介でした。

    まだまだたくさんある!面白い探偵ドラマ

    紹介した作品以外にも、面白い探偵ドラマはたくさんあります。
    特に2時間ドラマなどはサスペンスものが多いですが、内容は探偵のように調査をしていくものが数多くあります。

    あまりドラマを見ないという人も、2時間の探偵ドラマだと一緒に推理しながら見れるので、人気が高いようです。

    あなたのお気に入りの探偵ドラマはありますか?

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