食べておいしい！育てて楽しい！バジルの水耕栽培をしてみよう！

とはいえ、水耕栽培っていったいなんでしょうか？ふつう植物を育てるときには土が必要不可欠ですよね。水耕栽培では土を使わずに植物を育てる方法だといいます。水耕栽培について詳しくみてみましょう。

たとえばこのレタス畑。実は全て水耕栽培で作られているんです。そこには土は一切なく、たっぷりの水の上にレタスが浮いているのです！

水耕栽培はビニールハウスや室内で行います。温度を一定に保つことができ、ある程度の栄養と水があれば誰でも行うことができるので水耕栽培を利用した野菜の大量生産を行う企業が増えてきているのです。

今回は、そんな水耕栽培を利用してバジルを育てて収穫してみましょう！自分で食べるバジルを自分で育てる、これ以上安心して食べられる方法はありませんよね。
さっそくバジルの水耕栽培を行う準備をしましょう！

バジルの水耕栽培に必要なものを見ていきましょう。
まずはスーパーなどで元になるバジルを購入します。このバジルを使って水耕栽培を行い、増やしていくわけですね。

次に、ペットボトル容器が必要です。
これは水耕栽培を行う際に、バジルを入れるためのプランターがわりにします。どのように使うかは後ほどご紹介しますね。

このような液体肥料も水耕栽培には欠かせません。土から栄養を吸収できない分、かならず液体肥料を水に溶かさなければ水耕栽培は成功しません。

台所用のスポンジも用意してください。
土を使わない水耕栽培では、バジルを固定するためにこのようなスポンジを使う必要があります。

最近のガーデニングブームから、より簡単に野菜を作るために水耕栽培を行う方も少なくありません。そんな方のため、このような水耕栽培専用のキットも発売されています。

ただしこの水耕栽培キット。安いものでも2万円以上するという高価なものです。
バジルや野菜の水耕栽培は、安心感のほかにも節約が大きなメリットですよね。さすがにキットにこれだけのお金をかけてしまうと・・・という感じがします。

それではさっそくバジルを育ててみましょう！
まず買ってきたバジルの茎を斜めにカットして水につけておきます。すると数日経てば根が出てきます。バジルを育てるときにはかならず根を出してからはじめます。

水につけておくと、このように根が出てきます。根が出るまでは水を毎日かえてあげてくださいね。このように根が出たら、いよいよ本格的なバジルの水耕栽培にうつります。

キットを使わずにバジルの水耕栽培を行うときには、ペットボトルを加工して入れ物にする必要があります。
この写真のように、ペットボトルを3分の2くらいの長さで切ります。飲み口を下にしてペットボトルの中に入れれば、簡単に水耕栽培キットの出来上がり！

根が出たバジルはこのように、切ったスポンジに穴を開けて差し込みます。こうすることでペットボトルのキットにバジルを上手に固定することができます。

先ほど作ったペットボトルのキットにバジルを入れれば完成！このようにバジルの水耕栽培を行うのです。このとき、ペットボトルには液体肥料を溶かしておきましょう。分量は液体肥料の使い方を参考にしてください。

バジルの水耕栽培はこのように簡単にはじめることができます。ハーブ系は病気に強く、室内でもベランダでも育てることができます。

ただし、バジルの水耕栽培は日当たりが良い場所で行いましょう。室内であれば日光がよく入る窓際で、ベランダでは日当たりの一番良い場所を選んで置いてあげる必要があります。

するとこのようにどんどん大きくなります。バジルをはじめ、ハーブは成長が早いことで有名ですね。とくに夏場は成長スピードが速くなり、食べても食べても減らなくなることも！

大きくなったら先端を切って挿し芽にしましょう。また根を出させることで、どんどんバジルを増やすことができるようになります。緑豊かなバジルは育てても楽しいものです、水耕栽培に慣れてきたらどんどん増やしましょう！

水耕栽培は慣れてくればいろいろな野菜を育てることができるようになります。また手づくりの水耕栽培キットも、あらゆるものを利用して作れるようになるでしょう。
オリジナルのキットで好きな野菜を育てる、これが水耕栽培の楽しみ方です！