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革手袋は男っぽい?でも思い切ってマニッシュに決めて女性らしく!

革でできた手袋は従来乗馬など、男性の物と思われていました。しかしファッションの常識を打ち破ったシャネルのように、普段遠ざけている革手袋をはめてみませんか?意外な自分に驚いて、大人のおしゃれが存分に楽しめますよ。女性は革手袋など、男物がとても似合うものなのです。

女性に黒の革手袋?驚くほどクール!

女性のファッションの常識を打ち破ったココ・シャネルのように、普段は男物と決めつけているマニッシュな革手袋をはめてみませんか?この手袋はレースが編み込まれてマニッシュ
でありつつもフェミニンで美しいですね。

手首でキュッと締まったブラックの革手袋。色彩のためか、手がやや大きく見えますが、ネックレスとハードボイルドのミスマッチが最高におしゃれです。

ドレスは純白なレース柄、革手袋の手首にグレーのファーが女性らしい芳しさを漂わせているコーディネートです。革手袋が黒でもフェミニンなムードが盛り上がりますね。

肩から黒いファーをふんわりと掛けているため、レザーの革手袋とのカラーコンビネーションが流れるようにマッチし、革手袋の黒さが重みに感じられません。グレーのトップスのアクセントになっているのが良い効果を出して、女性らしい柔らかさが美しいコーディネートです。

男性に好まれる黒の革手袋

羊皮でしっかりとした作りの革手袋。保温性に優れ、レザー感に男性の色香が漂います。男性のおしゃれとしても革手袋は大活躍!

濃いブラウンの大きな革手袋も黒いザックリとしたコートに溶け込んでいますね。男性は黒や暗色による危険な香りを漂わせるのが素敵です。

黒いレザーの革手袋が全て黒で固めたスーツにピッタリですね。蝶ネクタイの柔らかさが革手袋によってダンディーなプロフェッショナル振りを魅せてくれます。この男性の職業が怪しまれるところが不思議な魅力ですね。

濃紺の短めのピーコートと黒の革手袋とが見事にマッチ。男性らしく、色彩がすっきりしている着こなしが素敵ですね。

ファッションを改革したココ・シャネル-革手袋もシャネルの発案?

1883年に生まれ、1971年87歳で逝去したココ・シャネルは最初、帽子のデザイナーでした。20世紀初頭、女性達が大袈裟な帽子を被っているのが奇妙だと感じたシャネルは思い切って帽子を手軽なデザインにしたのです。女性達が黒の革手袋をしても、シャネルは当然歓迎したでしょう。

シャネルは、コルセットが多用されていた1910年代-1920年代の女性服に対して抱いていた「どうして女は窮屈な服装に耐えなければならないのか」という積年の疑問への回答として、愛人であったウェストミンスター公爵の故郷であるイギリスの紳士服の仕立てや素材を女性服に応用し、スポーティでシンプルなデザインの「シャネル・スーツ」を生み出した。

出典:http://ja.wikipedia.org

どんどん女性達が軽く、動きやすい服を身に付けるようになったのは全くココ・シャネルの功績だったと言えるでしょう。

1910年頃のココ・シャネル。27歳の頃。彼女自身のスタイルはまだ19世紀末の香りが残っていますが、頭の中は新しいファッション革命でいっぱいだったでしょう。乗馬の好きだった彼女は当然革手袋の愛好者であったと思われます。

古代ローマ人の記述の中にも、度々手袋が登場する。西暦100年前後に活躍した小プリニウスによると、大プリニウスは馬車に乗車中に口述筆記させていた速記者に冬の間は手袋を着用させ寒さの中でも文章を書けるようにしていたという。

出典:http://ja.wikipedia.org

手袋はなんと古代ギリシャ時代にまで遡るそうです。主な目的は作業用、防寒用。しかしシャネルは女性にズボンを履かせた初めての人です。革手袋がファッショナブルに変身したのもシャネルの時代の頃からだったのではないでしょうか。

"In order to be irreplaceable,one must always be different." -自分が本当に大切な存在となるためには、常に人と違っていなければならない。ーこのような女性の自立を常に考えていたシャネル。時代の先導者の風格が表れていますね。シャネルにこそ黒の革手袋が最も似合いそうな毅然とした美しさがあります。

20世紀女性ファッションの革命者、ココ・シャネル。女性服にポケットを作り、モデルにポケットに手を入れて歩かせた最初の人。現代のファッションの洗練度が今から100年近く昔に完成されています。シャネルにとって革手袋も必須アイテムであったでしょう。

革手袋を女性用に華奢に美しくはめてみせたオードリー・ヘップバーン

1961年、今から55年も前に製作された有名な『ティファニーで朝食を』におけるオードリー・ヘップバーン。煙管を口にした黒い革手袋がこんなに華奢に見える人はやはりバレエで造り上げた美しいスタイルの持ち主ならでは、と思われます。

煙管を持つ黒革手袋の指先まで子猫のようなしなやかさと極上の品の良さ。計算され尽くした女性の手の美しさに魅了されます。

元来スタイル抜群な上に、肘まで届く黒い革手袋のマニッシュなファッションで、後ろ姿もスレンダーなセクシーさが素晴らしいですね。

半世紀も前とは思えない、現代女性がお手本になるファッションのエッセンスが凝縮されたポーズやファッションアイテムの使いこなし方が最高な1枚。黒い革手袋の華奢ぶりが見事で、細い体に細い傘、そしてつば広の帽子。ずっと見ていたくなります。

女性に嬉しい革手袋コーディネート

女性の手首をたっぷりとしたファーが包む優しい革手袋で、女性らしさが演出できる、心憎いほどしゃれたデザインです。ぜひ一度はめてみたいですね。

黒い革手袋には『女優帽』と呼ばれるつば広ハットがお似合い。ほぼ黒で固めたコーディネートに上品な赤い色合いのつば広ハットは映えますね。

革手袋の高級感を保ちつつ、普段着で外出。特に靴もヒールで決める必要もありません。全体を黒でコーディネートしているところが心憎いおしゃれですね。

ファーでおしゃれをしたベージュの冬コート。それに黒い革手袋がとても映えます。普段着に革手袋はとてもマッチ。女性の手を細く見せる効果もありますね。

白いコートに黒みがかったファーでドレスアップした黒い革手袋がぐっと高級感を醸し出していますね。やっぱりファー付きの革手袋は嬉しいですね。

優しいベージュ色の毛織冬コートに、冷たく凍える指先を守ってくれる黒い革手袋。手首にさり気なくプラスされた金色のアクセサリーが品良くおしゃれです。

カジュアルな装いとして、赤のニット帽に合わせた赤の革手袋がベストな色合いですね。中に着た白のニットが温かそう。冬のお出かけにピッタリですね。

いかがでしたか?女性の手には思いがけない美しさを、男性の手には頼もしいダンディズムを与えてくれる冬の必須アイテム、革手袋。高級感がありつつも、カジュアルな着こなしにも幅広く応用が効く、こんな手袋で寒い冬を乗り切りましょう!

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