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チャイルドシートとジュニアシートの違いは何?選び方を紹介!

子供を車に乗せる為に必要なチャイルドシート。6歳未満の子供にはチャイルドシートの着用が義務付けられています。チャイルドシートの中にはジュニアシートというものがあります。チャイルドシートとジュニアシートの違いとジュニアシートがいつから使えるかについて紹介します。

チャイルドシートには種類がある

6歳未満の子供を車に乗せるにはチャイルドシートの着用が義務付けられています。
チャイルドシートは小さな子供の安全の為にも必要なものです。
チャイルドシートは生後まもない新生児から乗せなければいけません。その為にもチャイルドシートは成長に合わせて色々な種類があるのです。

子ども用のカーシートを総称して「チャイルドシート」と呼びますが、実際の製品としては生まれてすぐから1歳頃まで使用する「新生児・乳児用ベビーシート」、およそ1~4歳で使用する「幼児用チャイルドシート」、3~4歳以降で使用する「学童用ジュニアーシート」、そしてそれらの兼用ができるシートなど、さまざまな種類があります。

出典:http://allabout.co.jp

チャイルドシートとは?

チャイルドシートは新生児から6歳前後まで使うことのでき、大きく分けて2種類あります。

・新生児用チャイルドシート体重0~9kg:生まれてすぐ~9ヶ月ごろ
・乳児用チャイルドシート 体重0~13kg:生まれてすぐ~15ヶ月ごろ

出典:http://mamari.jp

新生児から乳児までつかえるチャイルドシート

新生児から乳児期まで使えるチャイルドシートは使える期間が短いので使う方は多くはありません。
しかし、新生児の赤ちゃんの安全を考えるなら使った方が安心です。
そして首のすわっていない期間でも乗せやすいメリットもあります。

生後0ヶ月~1歳前後まで使用できるチャイルドシートです。特徴は、進行方向と後ろ向き、両方に装着して使用できる点です。

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進行方向とは逆の後ろ向きに取り付け、背もたれは45度程度になっているタイプが多い。事故の衝撃を和らげるため、後ろ向きの椅子型。装着を外せば、キャリーやラックとしてそのまま使用ができ、非常に軽量です。

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幼児用チャイルドシート

幼児用チャイルドシートの多くは新生児から使えるものです。
比較的長く使えるタイプが人気のようです。
シートが回転できるものやできないものもあります。

生後9ヶ月~1歳頃から4歳頃まで(体重9~18kg)の子供に使用するチャイルドシートです。進行方向前向きで使用し、5点式ハーネスでしっかり固定します。

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進行方向と同じ前向きなのでお子様の機嫌がとりやすいのが嬉しい。幼児用チャイルドシートは車のシートベルトで座席に固定をします。

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乳児から幼児へと体格も大きくなり、動きも出てくるので、しっかりと固定することがこのタイプのチャイルドシートの大切な要素です。

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ジュニアシートとは?

チャイルドシートの中でも3歳頃からはジュニアシートに乗せることが可能になります。
ジュニアシートとはどんなものなのでしょうか?

ジュニアシートとはどんなものなのでしょう?

ジュニアシートとは幼児用のチャイルドシートと違い、車のシートベルトを直接子どもに使用するシートです。

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大人用のシートベルトを小さな子どもの体格に合わせるために、座面を高くして腰ベルトがきちんと骨盤にかかるようにし、肩ベルトが首にかからないようにベルトガイドで位置調整をします。

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腰下だけの簡便なものと、背もたれ付きで上半身もサポートするものがあります

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ジュニアシートとはチャイルドシートよりも簡易的な作りをしていて、シートベルトを使って子供を固定するものです。
3歳頃で15㎏になってから乗せることができます。

チャイルドシートとジュニアシートの兼用のものも

チャイルドシートが小さく感じる3~4歳になると、チャイルドシートからジュニアシートに移行する方が多いです。
ですが最近ではチャイルドシートとジュニアシートが兼用になっているものもあり、ジュニアシートへの買い替えが必要ないものもあるのです。

チャイルドシートとジュニアシートが兼用になっていると買い替えの必要がなく長く使えます

幼児用のチャイルドシートとして体重18kgまで使用して、以後はハーネスを取り去り、ジュニアシートとして使用します。

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乳児用ベビーシートを卒業した後に買うケースや、下の子どもが出来てチャイルドシートを譲りたいのだけれど、2歳程度でジュニアシートを買うにはまだ体格が足らない、という時に助かるシートです。

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ジュニアシートのタイプとは?

ジュニアシートにも2つのタイプがあります

ジュニアシートには大きくわけて2つのタイプがある。背もたれ付きのハイバックタイプと、座面のみのブースタータイプだ。

出典:http://trendy.nikkeibp.co.jp

大人に比べて体の厚みが足りない子どもは、シートベルトと体との間に隙間ができ事故の衝撃で体が飛び出してしまう恐れがある。そんな場合、座面の高さを底上げするだけでなく、背もたれ付きのハイバックタイプのほうが安全だ。ハイバックタイプの背もたれは取り外せるようになっているので、成長に合わせてブースタータイプのジュニアシートとなり、長期間に渡って使える。

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 選ぶ際のポイントは身長と体重。年齢はあくまで目安だが、ベビーシートが体に合わなくなるのは、3歳頃なので、最初の買い替えの際はしっかりと背中の隙間まで埋めてくれるハイバックタイプが好ましい。体の厚みも出てきてシートと背中との間に大きな隙間が生じないようになれば、ブースタータイプを選ぶとよい。ジュニアシートを装着、シートベルトを締めた状態で判断するのがよいだろう。

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どんなチャイルドシート、ジュニアシートを選ぶといいの?

子供の体にあっているか

対象月齢はあくまで目安。赤ちゃんの体型にあっているかどうかが一番重要です。実際に座らせてみて、頭部がシートからはみ出していないか、頭と首を守る背もたれとサイドサポートの高さが十分にあるかをチェック。また、座面の位置が低く、面積が大きくて安定感のあるものがおすすめです。

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取り付けが簡単かどうか

チャイルドシートは正しく装着しないと安全を保てないだけでなく、思わぬ事故につながる危険性も。また、一度取り付けたらずっとそのままというわけではなく、ゆるみが生じたり、大人が座るために外さなくてはならないこともあります。取り付けが難しく時間がかかるものだと、取り付けミスなども起こりかねません。素早く正しく装着できるよう、できるだけ簡単に取り付けられるものを選びましょう。可能であれば購入店で装着してもらい、きちんと説明を受けるのが安心です。

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車種に合っているもの

チャイルドシートは車のシートベルトを利用して取り付けますが、チャイルドシートと車のシートの形状が合わない場合は装着できません。購入する前に、車のメーカーとチャイルドシートのメーカー双方が作成している「車種対応表」をチェックしましょう。

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本体の重さ

重くて大きいシートは、取り付けや取り外しが大変。また、固定の仕方が不完全だった場合、重いシートの方が外れやすくなるというリスクもあります。車への載せ降ろしも考えて、一人で持ち運べて取り付けがしやすい重さのものを選ぶのがベストです。

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【まとめ】チャイルドシートは幼児まで。3歳頃からはジュニアシートに移行する

幼児期まではチャイルドシートを使い、ジュニアシートに移行する方が多いです

チャイルドシートとジュニアシートの違いとそれぞれの選び方を紹介しました。
チャイルドシートには新生児から乳児まで使えるものと新生児から幼児までの2タイプがあります。
ジュニアシートにも3歳頃から使える背もたれがあるものとないものの2タイプがあります。
チャイルドシートとジュニアシート大きな違いはシートベルトの使い方です。
チャイルドシートにシートベルトは本体を固定するために使いますが、ジュニアシートの場合は大人と同じようにシートベルトを使います。
チャイルドシートには種類があり、成長に合うように分かれていますが、その都度買い替えが必要となるのが難点です。
最近ではチャイルドシートとジュニアシートが兼用になっているものもあり、買い替えが必要ないことも!
どれがいいのかは、チャイルドシートの重点をどこに置いているかなどによって違います。

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