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【何をやってもダメ】チャイルドシートを嫌がる時の対処法とは?

待望の妊娠をしたら子育てに必要な用品を揃えます。チャイルドシートもそのうちの大事な一つです。しかしいざ生まれて使用すると嫌がる場合がありますよね。この場合みんなはどう対処しているのか・原因は何なのか。チャイルドシートを嫌がる事に関して今一度考え直すまとめ。

【チャイルドシートについて】いくつまで使用するのか

使う年齢からチャイルドシートを選ぶ

6歳未満の幼児を車に乗せる時はチャイルドシートの使用が義務付けられています

結構低い!チャイルドシートの使用状況

「子どもが愚図るから」「あまり必要性を感じない」――そんな大人視点の理由で、ついついチャイルドシートを外してしまう人が少なくありません。万が一、チャイルドシートなしで事故に遭った場合、死亡・重傷率は約4倍に達してしまうのです

6歳未満の乳幼児のチャイルドシートは義務

子供の安全のため、6歳未満の乳幼児を自家用車にのせる場合には、チャイルドシートを装着することが道路交通法で義務付けられています。

出典:http://moomii.jp

チャイルドシート・嫌がると大変

ところが新生児期には大人しくチャイルドシートを着用していた赤ちゃんも、2か月頃~2歳半頃はチャイルドシートを嫌がり、ママを困らせることがあります。

出典:http://moomii.jp

反則金なし?

幼児用補助装置使用義務違反は点数1点で反則金等はありません

出典:http://matome.naver.jp

6歳未満は義務で10歳までは使用するのが理想だそう。嫌がるとつい抱っこしてしまうのは、法律的に反則金がないのも大きい理由なのではないでしょうか?これだと嫌がるとやめてしまう人続出するのは仕方なく感じてしまいます。

【チャイルドシートを嫌がる】チャイルドシート非使用事故

どうしてチャイルドシートが必要なのでしょうか

時速40kmで正面衝突した場合、お子様の体重は瞬間的に30倍になるといいます。つまり体重5kgのお子様がこの事故に遭った場合、瞬間的に150kgの体重がかかる計算になるわけです。膝の上で子供を抱いているお母さんの腕が、150kgもの体重を支えきれるはずはありません。

チャイルドシート使用・非使用別の死亡・重傷率

チャイルドシートを着用していなかった場合、交通事故による幼児の死亡率は着用時と比べてなんと8倍にもなる

出典:http://matome.naver.jp

嫌がるとやめてしまう原因・自分は大丈夫?

2000年に法制化されたときから年々装着率が下がり、2004年からは5割を下回る状況が続いています。チャイルドシートが義務化されても、装着率が5割以下というのは「自分だけは大丈夫」と思っている人が多いからではないでしょうか。

出典:http://news.mynavi.jp

しかし、事故は自分で起こそうとして起こるものではありません。追突など相手側の責任で起こるケースもあります。

出典:http://news.mynavi.jp

嫌がる子供をチャイルドシートに乗せる必要性

時速40キロの衝撃 チャイルドシート非着用(追突)

子供は軽いですからね・・・チャイルドシートの必要性を感じる動画!嫌がってもチャイルドシートに座らせるのと座らせないのは、どちらが可哀そうなのか理解できますね。

やっぱりみんな自分は大丈夫と思いがち。特に近所へ短時間の用事の時に、子供が嫌がると「もういいか」でチャイルドシートを外してしまいがち。でも事故はこういうときに起こる事が多いそう。嫌がる子供を座らせる・嫌がるからやめる・・・本当に可哀そうなのは?考えさせられる動画でした。

チャイルドシートを嫌がる理由とは

チャイルドシートを嫌がる赤ちゃん

こんな顔されるとつらいですよね。嫌がる理由ってどんなものがあるのでしょうか。

【嫌がる理由】身動きが不自由

ふだんのびのびと動き回っている分、イスに固定されシートベルトを装着している状態は子どもにとって窮屈なもの。

出典:http://allabout.co.jp

【嫌がる理由】ママとのコミュニケーションが取れにくい

ママが運転をしていたり、助手席に座っていたりすると、アイコンタクトが思うように取れません。そのため、不安でさびしい気持ちになってしまうのです。

出典:http://allabout.co.jp

【嫌がる理由】長時間同じ体勢

限られた時間の中でなら我慢も出来ますが、移動時間が長いともともとじっとしていられない性質の子どもにとっては苦痛な時間となりがちです。

出典:http://allabout.co.jp

【嫌がる理由】慣れていない

最大の理由はふだん座っていないチャイルドシートに車に乗ったときだけ座らなければならないということ。子どもは不安が強いため、そこに「座りなさい」と大人の緊迫感のある声が聞こえると、より不安になって抵抗をする負のスパイラルが発生するのです。

出典:http://allabout.co.jp

チャイルドシートを嫌がる時の対処法

嫌がる時の対処法①

チャイルドシートの温度調節をする

車内の温度調節はしっかりできていますか?特に春先から車内の温度はかなり暑くなります。赤ちゃんをチャイルドシートに乗せるときは、事前に窓を開けたりエアコンをつけたりして、車内の気温を適切に保ち、チャイルドシート表面温度が熱くならないように、注意しましょう。

嫌がる時の対処法②

自宅で座らせて慣れさせる

取り外しができるチャイルドシートの場合は、自宅に持ち帰ってシートに慣れさせるとよいでしょう。テレビを見るときの指定席にしたり、絵本を読み聞かせる場所にしたりと、「座ると楽しいことがある」「ママやパパに遊んでもらえる」と感じる楽しい体験をさせましょう。

引用:http://moomii.jp/baby/childseat-like.html

嫌がる時の対処法③

乗る時は楽しい雰囲気作りをする

バックミラー越しにコミュニケーションをとったり、子供の顔が確認できる鏡を設置したりして、いつも様子が分かるようにしてみましょう。歌をうたってあげたり、声かけの回数を増やしたり、CDで音楽をかけるなど、さみしがらない工夫が大切です

嫌がる時の対処法④

チャイルドシートを身体に合わせる

チャイルドシートの取扱い説明書を確認すると、成長に応じてクッションを取り外す、ベルトを緩めるなど、サイズ変更ができるように設計されていますので、マメにサイズの確認や調節をするように心掛けましょう。

嫌がる時の対処法⑤

祖父母世代にもチャイルドシートの理解を

赤ちゃんが泣くと、運転中にもかかわらずチャイルドシートのベルトをゆるめたり、チャイルドシートからおろしてしまったりする祖父母もいます。運転中に突然やってくるトラブルから、子供も命を守れるのはチャイルドシートだということを、祖父母とも話し合ってしっかり確認しましょう

嫌がるか嫌がらないかはやはり居心地なのでしょう。そして、慣れないと嫌がるのも当然。やはり座りごこちを良くすること・慣れさせることが嫌がる時の対処法として一番ですね。そして、最終難関は祖父母!「わたしたちの時代はこんなものなくても問題なかった」の決め台詞。負けずに説得しましょう。

嫌がる子でもチャイルドシートは絶対着用!

使用義務が免除される条件

①対象になる幼児分の個数を設置すると、全員が乗車できない場合
②著しい肥満、療養上や健康保持上、緊急の搬送時など、身体の状態によって使用が困難な場合
③バスやタクシーなどに客として乗る場合
④座席にチャイルドシートを設置するためのシートベルトが装備されていない場合

いかがでしたか?チャイルドシートを嫌がる時の対処法と嫌がる原因をまとめてみました。嫌がる子供をチャイルドシートに乗せるのは苦痛ですよね。でもその先にある安全と危険のどちらを選ぶかは大人にかかっているのです。車でのお出かけを楽しく・安全にできるよう工夫してみましょうね。

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