2016/02/21 更新

解熱剤のカロナール!授乳期間中に飲んでも赤ちゃんは大丈夫?

授乳期間中にどうしても耐え難い熱や痛みが襲ってくることってありますよね。小さな子供を連れて病院に行くこともできず、以前病院でもらったカロナールに頼ることもあります。しかし、その際に気になるのがカロナールが授乳に与える影響!その疑問にお答えします。

カロナールって・・・?

解熱剤のカロナールというお薬。
名前を聞いたことがあると思います。
風邪を引いた際に発熱せず使わなかった・・・家に残ってる!
という方も多数だと思います。
そこで、まずカロナールというお薬の基本情報を紹介します。

カロナール

アセトアミノフェンが主成分であるカロナール。
中枢神経に働きかけて解熱鎮痛効果を発揮します。また、体温調節中枢に直接作用して熱放散を増大させて熱を下げます。(解熱作用)
通常、頭痛、腰痛、歯痛、変形性関節症などの鎮痛、急性上気道炎、小児科領域の解熱・鎮痛などに用いられます。

カロナールの市販薬はあるの?

カロナールと同じアセトアミノフェンが主成分となっているものが販売されています。
タイレノールAがカロナール300mgと同じです。
小児が服用できるカロナール200mgとは、規格が違うので注意してください。

カロナールは比較的副作用も少なく小児にも使用されることが多い薬となっています。

授乳中に薬を服用することはなぜダメなの?

授乳期間中に薬を飲むと赤ちゃんに影響があるものがある。
という話は聞くけどなぜダメなのかはよくわからないですよね。
そこで、授乳期間中の赤ちゃんへの影響を調べてみました。

母乳を産生する際の材料は、お母さんの血液です。
薬も血液中に溶けて全身に回るので、その成分が母乳にも影響するということです。
血中濃度が薄いお薬の服用であれば、授乳への影響もあまりありませんね。

赤ちゃんへの授乳の影響を心配して自分がしんどくても
我慢しているママも多数いるそうです。
ちょっとそれはしんどいですよね・・・

病院で処方されたカロナールを飲んで授乳してしまった!
という、ママの心配の声もネットで上がっています。

まだ授乳中なんですが、今日のお昼から熱が出ていて前に内科で貰ったカロナール200を飲みました 。 カロナールは授乳中でも飲める薬と分かっていたのですが,飲んだ量が1回3錠と書いてあったので飲んで授乳もしてしまいました。

出典:http://tell-me.jp

カロナール錠、PL顆粒、マーズレンS顆粒を処方されました。

授乳中でも大丈夫と言われたのですが少し心配です。
どのくらいの時間あけたら良いのでしょうか?

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

やはり、カロナールが副作用の少ない薬だと言われても
授乳となると話は別!
どうしてもいろんなことが気になってしまいます。

カロナールは授乳中でも大丈夫?

さて、ここが本題ですよね。
カロナールを服用して授乳することは大丈夫なのか・・・

授乳中にカロナールを飲んでいい理由

カロナールは飲んでから1時間くらい後に血中濃度が最も高くなります。
そして服用して5、6時間後には血液中からほとんど消えてしまうのです。
赤ちゃんへの影響を少なくするには、服用後1、2時間の授乳を避けるようなタイミングにすると良いということになります。
できれば次回の授乳まで5時間から6時間以上間隔が空くと更に安心できます。
カロナールは4時間くらい効くとされていますし、初めの服用から次の服用までには4から6時間以上間隔を空けなければならないとされています。
授乳後すぐに服用すれば、大体次の授乳近くまで効き目があって、さらに血液中にはほとんど残っていないことになります。

上記がカロナールが授乳中でも安全に服用できる理由です。
カロナール自体は、禁忌ではありませんが授乳後どうしても心配な場合は
赤ちゃんの様子をしっかりみて変化にいち早く気づいてあげることが大切です。

妊娠中はカロナールも注意が必要

授乳中は安全だと言われている薬でも、妊娠中となると話は別!
そのことを知らないと情報を誤ったりすることがあるので注意してください。

授乳中は安全だと言われている薬でも、妊娠中となると話は別!
そのことを知らないと情報を誤ったりすることがあるので注意してください。

2012年4月24日に改訂され、使用上の注意に
次のような項目が追加されました。
妊娠後期の婦人への投与により胎児に動脈管収縮を
起こすことがあります
また、妊娠後期のラットに投与した実験で、弱い胎仔の動脈管収縮が
報告されています。

カロナール以外に授乳期間に飲めるお薬

カロナール以外のお薬で、授乳中でも飲めるものを
まとめてみました。

ロキソニン(消炎鎮痛)・タミフル(抗ウイルス剤)・クラリス(抗生物質)・ボルタレン(解熱鎮痛)
などがカロナール以外の授乳中でも服用できるお薬です。
まだ、他にも授乳中に服用できるお薬はたくさんの種類があります。

授乳期間中は服用を控えたほうが良い薬

①アスピリンを含むもの

妊娠初期(1~15週)は、アスピリンを含む頭痛薬を飲むと奇形児で生まれる可能性を高めてしまうそうです。市販薬のなかでは「バファリンA」「バファリン顆粒」「ケロリン」などにアスピリンが含まれているので妊娠中は服用を避けましょう。

②イブプロフェンを含むもの

「イブ」「バファリンルナ」などはイブプロフェンを含んでおり、メーカー側では「妊娠中の服用は避けたほうが安心」としています。「出産予定日12週以内(妊娠約28週以降)は避けてください」と記載されているため、基本的には服用を控えたほうが無難です。

③その他

アンカロン: 抗不整脈薬
コカイン: 麻薬
ヨードカプセル-123:  放射性ヨウ素
ヨウ化ナトリウムカプセル:  放射性ヨウ素

なども妊娠中の使用は危険とされています。

参考までに・・・
授乳中は服用を控えたほうが良い薬があるようです。

上記のように控えたほうが良い薬もあるので注意してください。

カロナールの授乳への影響は少ない!

調べていくうちにカロナールは授乳への影響は少ないことが判明しました。
しかし、確実というわけではないようです。
多少は血中に残ったりするので、上記でしめした安全策をとっていただいたほうが
いいのかなと・・・思います。

しかし、以前にも記載した通り
自己判断でお薬を飲むのではなく専門家と相談したうえで服用することが大切です。
最近は、処方箋がなくてもおくすりの相談をするためだけに調剤薬局を訪れることも
可能となり、薬剤師との距離が近くなっています。
積極的に相談することが大切ですね。

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