これから開業しようと考えてる方必見!まつ毛エクステに必要な資格!

オシャレに欠かせないのがまつ毛エクステ!いつか将来はまつ毛エクステのお店を開きたいと考えてる方もいらっしゃると思います。そこで今回はまつ毛エクステにはどんな資格がいるのか調べて見ました!どんな資格がいるのか参考になればと思います!

まつ毛エクステとは?

●まつげエクステの歴史●
2000年に毛束状のアイラッシュ(人工のまつげ)を水に強いグルーで装着する‘まつげエクステ’が誕生しました。
これの発祥の地は、韓国だと言われています。付けまつげの生産過程で余ったラッシュを有効活用し、エクステが開発されたのです。
日本では2003年頃から実際に施術する人が出てくるようになります。

出典:http://www.kenkou-job.com

美容の中でも比較的新しいまつ毛エクステはお隣の韓国で約30年前に誕生しました
日本に入ってきたのも今から10数年前です
そのせいか、トラブルがあとをたたないのも事実です
トラブルなどを起こさないためにもしっかりとまつ毛エクステに関する資格を学んで行きましょう!

まつ毛エクステには国家資格が必要!

まつ毛エクステ・まつ毛パーマ両方に共通する、技術者が必ず持ってないといけない資格が国家資格です
それが美容師免許です
これはちゃんと美容師法によって規定があります

美容師法第2条第1項の規定において、美容とはパーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により容姿を美しくすることをいうとされており、通常首から上の容姿を美しくすることと解されているところである。ここでいう「首から上の容姿を美しくする」ために用いられる方法は、美容技術の進歩や利用者の嗜好により様々に変化するため、個々の営業方法や施術の実態に照らして、それに該当するか否かを判断すべきであるが、いわゆるまつ毛エクステンションについては、①パーマネント・ウエーブ用剤の目的外使用について(平成16年9月8日健衛発第0908001号厚生労働省健康局生活衛生課長通知)において、まつ毛に係る施術を美容行為と位置付けた上で適正な実施の確保を図ることとしていること、②「美容師法の疑義について(平成15年7月30日大健福第1922号大阪市健康福祉局健康推進部長照会」に対する平成15年10月2日健衛発第1002001号厚生労働省健康局生活衛生課長回答)において、いわゆるエクステンションは美容師法にいう美容に該当するとされていることから、当該行為は美容師法に基づく美容に該当するものであることを申し添える。

出典:https://ja.wikipedia.org

まつ毛エクステ・パーマに関しては目への施術となります
目は人間にとって大切なものです
まつ毛エクステのせいでトラブルが!なんて事になったら大変です
そうならないためにもしっかりと勉強して資格を取りましょう!

まつ毛エクステを施術するためのお店!その場所にも資格が必要!

まつ毛パーマをお客様に施術するための資格を取ったら、次はお店の確保ですね
もちろん自宅で開業を考えてらっしゃる方が多いかもしれません
しかし、その開業するためのお店にも資格が必要なのをご存知でしょうか?

自宅で開業するにしても美容所として保健所に届出が必要となります。
自宅の一室を・・・と考えてらっしゃるかもしれませんがそれなりの設備が
ないと許可がおりません。(立ち入り検査あり)

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

まつ毛エクステサロンを開業するには美容師免許と美容所の登録が必要です。
さて、具体的には内装にそんな規定があるのでしょうか?
各都道府県市町村で少しづつ内容は違うようです。
基本的な内容は下記のような感じです。
まつ毛エクステサロンを開業する際に気をつけなければいけないのは
実際にシャンプーをする事はないですが、流水式=シャワーの流しを
準備しなかればいけない点ですね。
そのシャワー以外に手指が洗える流しがなければいけません。
最低2か所の水道設備がなかればいけないわけです。

開業する際は、まず物件を見つけた際にその見取り図をもって
保健所に相談に行ってから賃貸契約をした方がいいです。
借りてしまってから、美容所登録の許可が下りなかったら大変・・・!
内装費はサロンのデザインに寄って様々ですが、
費用を抑えたい場合は30万程度でも可能です。

開業の際はまず保険所へ!

出典:http://m.ifl-s.com

1 作業所と待合所があること。
2 作業所の面積は、椅子の台数に応じたものであること。
美容所については、23.1平方メートルまで3.3平方メートル増すごとに1台とし、23.1平方メートル以上の場合は3.3平方メートル増すごと
に2台。
3 作業所の天井は、床面から2.1m以上であること。
4 床、腰張は不浸透性材質(コンクリート、タイル等)であること。
5 待合所は、作業に支障のない場所に設け、かつ、固定した0.9m以上の高さを有する物により、作業所と区画すること。
6 洗顔及び洗髪のための流水式の設備を設けること。
7 客一人ごとに手指を石けん等で洗える設備があること。
8 照明(100ルクス以上)、換気が十分に行える設備があること。
9 蓋付きの汚物箱、毛髪箱を備えること。
10 器具等の消毒設備(薬物消毒、紫外線消毒、蒸気消毒等)があること。
11 消毒済器具として(ハサミ、クシ等)、タオル等の布片を収納できる容器又は戸棚を備え、かつ消毒済の標示をすること。
12 未消毒器具(ハサミ、クシ等)、タオル等の布片を収納できる容器があること。
12 外傷に必要な救急薬品及び衛生材料を備えること。

出典:http://m.ifl-s.com

まつ毛エクステをやるための資格が無いのにやってしまったら・・・

まつ毛エクステをやるのには国家資格である美容師免許、場所の許可書である美容所届、この2つが必ず必要だと書きました
しかし、これを守らずにやっているサロンは多く存在します
まつ毛エクステの施術資格も無いのにお店を開店し、お客様に施術をしてしまったらどうなるのでしょうか?

まつげエクステの施術は、法律で美容師免許を持つ者に限られており、違反した者は美容師法違反で50万以下の罰金に処せられる。

出典:https://ja.wikipedia.org

資格もなしにまつ毛エクステは怖い!

まつ毛エクステの資格として美容師免許が必要と発表されたのが2008年
それ以前は、民間スクールなどに通って技術だけを習得すれば誰でも簡単に開業も施術も出来ました
「保健所から何も通知が無かったから知らなかった」というサロンもありました
では、そんなまつ毛エクステの被害としてどれくらいの件数が上がっているのか少しご紹介しましょう

国民生活センターがまつ毛エクステンションに対して注意喚起を行っている。

同センターの発表によると、2010年にまつ毛エクステの注意喚起を行ったものの、その後もまつ毛エクステに関する相談が、毎年100件以上寄せられていることから、改めて注意喚起ともに、関連団体への要望を行ったとしている。

2014年度の相談件数は124件で、2012年度の147件よりは少ないものの、減少傾向にあるとは言えない状況だ。

出典:http://irorio.jp

5年間に寄せられた相談599件の傾向を見ると、性別は女性が593件、不明が6件、年齢は20代が211件、30代が197件と、20代と30代の女性がほとんどを占めている。

また被害を寄せた人の中で、医療機関を受診していない人が159件だった一方、一か月以上の治療を受けた人が18件あり、被害に大きな差があることが分かる。

ただし消費者へのアドバイスとして、「異変を感じたら医療機関を受診」もあるため、異変を感じても受診どころか、相談すらしない人が、かなりいることが想像できる。

出典:http://irorio.jp

まつ毛エクステによる目への危険!

まつ毛エクステの被害で多いのが目の充血・人工まつ毛や接着剤のグルーで結膜炎を起こすといった症状です
もし、まつ毛エクステを受けて違和感を感じたのならすぐ病院へ!
そして必ず消費者センターへの連絡も忘れずにしましょう
保健所に電話すれば、届けが出ていなければ抜き打ちで検査に入ってくれるはずです

健康被害の多くは、接着剤によるもの。新しい手法だけに、使う接着剤には成分や成分表示の規制がなく、有害物質が含まれている可能性もあり、注意が必要だ。直接目に入らなくても、洗顔で溶け出したり、気化した化学物質が影響したりするので、付けた日の夜や翌朝など、時間がたってから発症することが多い。

出典:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp

除去剤の化学物質で症状が出ることや、人工毛を付ける時に使うピンセットやテープ、人工毛そのものが目を傷つけることもある。

 目の症状は、角膜炎や結膜炎が主だ。治療には抗生剤や角膜を保護する点眼薬などを使い、多くは2週間程度で治る。しかし、感染によって角膜の上皮より深いところに炎症が進むと、治りにくくなる。

出典:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp

まつ毛エクステを巡っては、サロンが急増し、衛生管理や健康被害への対応が不十分と指摘されてきた。厚生労働省が、実施には美容師資格が必要としたのに対し、業界団体は反発。独自資格の創設を要望し、美容師の教育課程にまつ毛エクステに関するものがない矛盾点を指摘した。それを受け、厚労省は美容師教育の見直しを進めている。

出典:http://www.yomidr.yomiuri.co.jp

少し怖い画像ですが、こちらはまつ毛エクステを受けて被害にあった方の目の写真です
白くなっている部分が目の損傷した部分です
これは接着剤のグルーが目の中に入り、角膜を傷つけてしまった画像です

まつ毛エクステの被害を無くすには・・・

まつ毛エクステの資格は分かったけど、どうやったらそのお店のスタッフが資格を持っているかどうか調べればいいのか分からない!という方が多いと思われます
お店自体の美容所の届けはそのお店の管轄である保健所に電話して届出が出されているかどうかの確認は取れます

まつ毛エクステをしたきっかけとして、「知人の紹介」「無料情報誌」「SNSで安い店を見つけた」「フリーペーパーで見つけた」とあり、資格や技術などよりも値段を重視している様子が垣間見える。

またアンケート調査で、まつ毛エクステの場所を選ぶ際に重視したことを聞いている。回答(1000人、複数回答)は次の通り。

技術の高いスタッフ:519人
価格が安い:446人
ネットの評判:248人
身近な人の評判:214人
カウンセリング:204人
美容師免許:201人
安全性の配慮:182人
店の雰囲気:66人
種類の豊富さ:57人

美容師免許を重視した人は約2割、そして技術やカウンセリングを重視した人がいる反面、価格やネットの評判で決めた人も多い。

出典:http://irorio.jp

同センターでは、業界団体や行政に対して、安全性の向上や有資格者による施術の徹底、技術の向上などを求めているが、最後に判断するのは消費者だろう。

資料では、角膜や結膜に障害を起こした写真を掲載しており、何とも痛々しい状況だ。そんなことにならないためにも、消費者が自衛を心がけるべきだろう。

出典:http://irorio.jp

保健所に美容所の届出を出す時に、一緒に国家資格である美容師免許の番号を提出します
もし、保健所にまつ毛エクステのお店が届出を出しているかどうかの確認した時に一緒に国家資格の提出をしている人の名前を教えてもらえるのであれば、そこでこの人が持ってるのか!という事が分かるので予約の際に役に立つかもしれません

やはり資格は大事!

いかがだったでしょうか?
まつ毛エクステをやるには国家資格が必要なのとお店の美容所という資格が必要な事がお分かりいただけたかと思います
最後は少しまつ毛エクステの被害状況などにも触れましたが、資格も技術も無ければこれだけの被害が出るということを分かって欲しかったのです

やはり女性はいつまでも綺麗でいたいという気持ちは少なからず誰でも持ち合わせてます
しかし、その綺麗になるために資格のない施術者に酷い目に合わされてしまってはお客様はもちろん、施術した自分も悲しくなるはずです
少しでもこういった被害を無くすためにも、まつ毛エクステには国家資格が必要で施術するお店自体にも資格が必要なんだということを覚えておいてください

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