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若い人も要注意!健康寿命を縮めないために今からできること

平均寿命より大切と言われているのが健康寿命です。健康寿命が短いと、晩年を人に頼りながら生きていくことになります。そうならないために、まだまだ若いからと考えずに健康寿命を延ばせるように、生活習慣をもう一度見直してみませんか?

健康寿命という言葉を知っていますか?

健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。

出典:http://locomo-joa.jp

厚生労働省の発表(10月1日)によると、2013年のわが国の健康寿命は、男性が71.19歳(対2010年比+0.78歳)、女性が74.21歳(同+0.59歳)に伸びたそうだ。

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一見喜ばしいことにも思えますが・・・

健康寿命と平均寿命の差は、男性で9.02年、女性で12.40年あるが、この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性が高いということだ。わが国は高齢化については世界の先頭を走る課題先進国だが、そのゴールは、人間が自立して人間らしい生活を送れるという意味で、平均寿命ではなく健康寿命の延伸にあると考える。

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健康寿命と平均寿命には10年ほどの差があるのだとか!
これは、死ぬまでの約10年間、寝たきりであったり介護を受けたりするという意味です。

日本で健康寿命が長い都道府県は?

健康寿命が長い都道府県(男性編)
第1位:愛知県
第2位:静岡県
第3位:千葉県

健康寿命が長い都道府県(女性編)
第1位:静岡県
第2位:群馬県
第3位:愛知県

健康寿命が長い理由① 緑茶を飲む

静岡県が、健康寿命ランキングの男性2位、女性1位に入っているのを見る限り、緑茶の効能には大きな期待が持てそうです。
実際、緑茶に含まれるカテキンがガン細胞の増殖を抑えるという研究成果があり、静岡県はガンの罹患率が低いというデータもあるようです。

出典:http://xn--nyqr3hz5hs1c.net

健康寿命が長い理由② 米をよく食べる

次に米消費量の上位3都道府県を確認してみると、1位静岡県、2位富山県、3位石川県となりました。
このうち静岡県が健康寿命の上位ランキングで男性2位、女性1位となっており、石川県が男女とも9位にランクインしていることが分かります。

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長年、米を食べてきた日本人の消化器官は、日本独自の食習慣に合わせて発達してきた可能性が高く、安易に食生活を変えるのは止めたほうが良いということでしょう。いくら社会がグローバル化しようとも、日本人は米を食べるべきなのです。
実際、ハンバーガーやらフライドチキンやら、バブル経済の頃に流行して日本に定着した外来の食べ物は身体に悪いものばかりですよね?

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一方で健康寿命が短い都道府県

(男性編)
1位:青森県
2位:高知県
3位:長崎県

(女性編)
1位:滋賀県
2位:広島県
3位:大阪府

健康寿命が短い理由① 寒い地域であるから

答は恐らく、雪下ろし、雪かきなどの作業を主に男性が行うという点だと思います。
屋外に出ることの多い北国の男性は身体を冷やす機会が多いために、体温が低下しやすく免疫力が下がってしまっているのではないでしょうか。

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健康寿命が短い理由② 原子力

男性最下位の青森県は、原子燃料サイクル施設のある六ヶ所村があります。
女性最下位の滋賀県は、すぐ近くに大飯原発、美浜原発、もんじゅ等が存在します。
これらの所在地は福井県ですが、尻尾のように滋賀県側へ伸びた部分に原発が集中しているため、事故発生時の放射線の影響はむしろ琵琶湖、滋賀県内が深刻と目されています。

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そして女性2位の広島県、男性3位&女性9位の長崎県は原爆投下があった県です。さらに広島の隣県である岡山県が男性7位、長崎の隣県である福岡県が男性8位&女性4位に入っているという現実を見れば、関連を「疑うな」と言うほうが無理でしょう。
これから20年、30年と経過した将来は、この健康寿命下位ランキングに福島県やその隣県が入ってしまうのでしょうか?そうならないことを祈ってはいるのですが…。

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ただこれについては環境をなかなか変えられないので難しい所です。

50代から気をつけたい!健康寿命を延ばす方法~食事編~

健康寿命をのばすための食生活を考えるうえで、知っておきたいのが「血管年齢・骨年齢・腸年齢」。
食生活に注意してこれらを若く保つことが、健康寿命を延ばす秘訣といえます。

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健康寿命を延ばせる食生活

塩分を控える
日本人の1日の平均塩分摂取量は、欧米が8~10gであるのに対し、11~13gといわれています。厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2010年版)」による塩分摂取量の目安は男性で9g、女性で7.5g未満。ちなみに調味料として塩を使わなくても、食材から1日3g前後のナトリウムを摂取しています。

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野菜たっぷり、果物どっさり
ビタミンC、E、ポリフェノールなどの抗酸化物質やカリウムを多く含む野菜や果物をたっぷりと食べることで、血管を傷つける活性酸素を消去し、血圧が下がることが期待できます。積極的に食べるようにしましょう。

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大豆製品、魚、海藻をきちんととる
大豆製品には良質のたんぱく質、カルシウム、イソフラボンが、魚には血液をサラサラにする働きのあるEPAや血圧上昇を抑える働きのあるタウリンが、海藻にはコレステロールの吸収を妨げ、腸内でビフィズス菌の増殖を助ける水溶性食物繊維が含まれています。

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50代から気をつけたい!健康寿命を延ばす方法~運動編~

中高年に適した運動のなかでも、これまで身体を動かすことをしていなかった人が一番始めやすいのがウォーキングでしょう。
ウォーキングによって、肥満の防止・解消、動脈硬化の改善と血圧の正常化、骨粗しょう症の予防など、さまざまな効果が期待できます。2日に1度のウォーキングを長く続けることを目標に、気楽に始めてみましょう。

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健康寿命を延ばす上で効果的な運動リスト

ハイキング:標高は2000mまで。4km以下の距離を1時間で歩くペースで
ジョギング:1時間で8km以下の距離を走るペースで
サイクリング:1時間で18km以下の距離を走るペースで
水泳や水中運動
体操・ダンス
テニス(軽いラリー中心で)

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日常生活で取り入れたい運動

たとえば、車や自転車で行っていた買い物に徒歩で行く、エレベーターやエスカレーターでなく階段を使うことでも歩数は増やせます。また、歩くときは歩幅を大きくとると、より大きな運動効果が得られます。

出典:http://health.goo.ne.jp

若い人も要注意!健康寿命を延ばせるよう、今から対策を!

若い人はまだ関係ないと思われるかもしれませんが、40歳以上の4人に3人がロコモ予備群といわれています。ロコモ予防には若いときからの生活習慣が大事です。筋肉量・骨量のピークは20~30歳代。この時期に骨や筋肉を強く維持しておき、それ以降もできるだけ減少させないよう、早いうちから運動習慣を身につけることが大切です。

出典:http://health.goo.ne.jp

運動量の目安としては、
男性1日9000歩、女性1日8500歩、歩くことだそうです。

健康寿命を延ばせるように、若い内から対策をしておきましょう。

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