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カフェで勉強や仕事をすること―新たなコンセプトのカフェの誕生―

カフェで勉強や仕事をする人は多いと思います。ここでは,カフェで勉強や仕事をすることのメリットを挙げ,勉強や仕事をすることができるカフェを紹介します。また,カフェで勉強することに対する様々な意見の一例を挙げ,これを解決するための新スタイルのカフェを紹介します。

カフェで集中できる理由

カフェで勉強や仕事をしている人,意外と多いですよね。雑音や,人の目があるから集中できないんじゃないのと思っている方も多いと思います。しかし,それは大きな間違い。カフェという空間だからこそ,集中して勉強や仕事ができるんです。ここでは,その主な理由をご紹介したいと思います。

適度な雑音

人間、余りにも静かすぎる環境だと逆に ストレスに繋がったり、
すぐに集中力が切れてしまうという研究結果が出ています。

カフェの雑音とBGMは私たちが長く集中して
何かに取り組むのに適度な音量のため、

勉強や作業に適している場だと言えるのです。
(もちろんお店によりますが)

出典:http://evememory.jp

他人の目

不思議な話ですが、人の目があると、やる気が出ます。
人の目がたくさんあるほど、やる気につながります。
誰かに話しかけられたわけでも、励まされたわけでもないのにやってしまうのは、緊張という適度なストレスのおかげです。
過度のストレスを長期的に感じることは、危険です。
しかし、適度なストレスを、短期的に感じることで、やる気を引き出すカンフル剤になります。

出典:https://happylifestyle.com

時間とお金を使ったという事実

家で作業できるにも関わらず、移動時間を使い、お金を払ってカフェで作業するわけです。上記に書いたような理由をまったく無視すれば完全に不合理な経済的活動です。だからこそ、その分作業しなきゃな、という気分が湧きやすいのも確かです。

出典:http://cyblog.jp

時間的制約

カフェであれば閉店時間、あるいはノートパソコンや無線LANルーターのバッテリーの限界時間というのもあります。これらの「制限時間」は一つの「制約」になります。制約というのはある種のルールです。そして、ルールができるとゲーム感覚が生まれます。

「あと2時間しかない」という感覚から、「2時間でどこまでできるかやってみよう」という発想が生まれてくるというわけです。言い換えれば、制約の中から自主性が立ち上がってくる、となります。この自主性は集中力を生み出す上で大切な要素です。

出典:http://cyblog.jp

確かに,誰もいない静かな場所で勉強をしているとソワソワして集中できなくなることがありますよね。また,誰も見ていないと気が緩み,「また後ですればいいや。」となることもありがちなことです。さらに,自宅で勉強すれば,余分なお金はかかりませんし,時間も制限されていないため,余計に「また後ですればいいや。」という考えになってしまうのもわかります。
このような,勉強や仕事に集中する時の弊害を取り去ってくれるのが,カフェという空間なのです。

勉強や仕事ができるカフェチェーン店

ここでは,集中して勉強や仕事がしたい方のために,勉強や仕事をすることが可能な全国でチェーン展開しているカフェをご紹介します。ちなみに,スターバックスは,店内での勉強や仕事を禁止しているようです。

タリーズコーヒー

「本日のコーヒー」の価格をご紹介しておきます。

Short 310円(税込)
Tall 360円(税込)
Grande 410円(税込)
Enorme 460円(税込)

出典:http://www.tullys.co.jp

ドトールコーヒー

「ブレンドコーヒー(ホット)・アイスコーヒー」の価格をご紹介しておきます。

S  220円
M  270円
L  320 円

サンマルクカフェ

「ブレンドコーヒー(ホット)・アイスコーヒー」の価格を紹介しておきます。

S 200円(+税)
M 250円(+税)
L 300円(+税)

出典:http://www.saint-marc-hd.com

上島珈琲

「ブレンドコーヒー(ホット)・アイスコーヒー」の価格を紹介しておきます。

S ¥360 / M ¥400 / L ¥470

出典:http://www.ueshima-coffee-ten.jp

カフェで勉強することに対する意見

上で紹介したカフェで勉強することは可能ですが,やはりカフェで勉強や仕事をすることに対しては様々な意見が出います。ここでは,それらの意見のほんの一部をご紹介したいと思います。

私はカフェ側が禁止をしていないのなら、勉強すること自体は
非難するべきことではないと思います。
ただし、最低限の常識、例えば必ず一人一杯はオーダーする、
混雑時は避ける、追加注文なしに何時間も粘らない、勉強で出たゴミは
自分で処理する、勉強道具で一人分以上の場所を取らない…などを
利用者が心がけるべきだとは思います。

日本でのカフェ文化はここ10〜15年で一気に広がったように思います。
スタバが日本に上陸した当初は、カフェではコーヒーを飲んで
会話を楽しんだり、ゆっくりくつろぐ場だったのかもしれませんが、
時代の流れとともに利用方法にも幅が出てきた、それを許容できるか
どうか、そのような問題のように思います。

個人的には、日本が他人の行動をもう少し鷹揚に捉えられる
国になればいいな、と思っています。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

賛成でもあり、反対でもあります。
人の目のあるところでは、何事もスマートにお願いします。 これができている方とそうでない方とで感じ方が違ってきます。

勉強は基本的には他人に迷惑をかけるような行為ではないですし、常識的な時間内であれば、カフェで勉強なさっても特に問題はないと私は思います。

しかし、カフェというのはやはり雰囲気が大事です。 その雰囲気を味わうために来ているお客様もいらっしゃいます。 テーブルの上にでかくてダサイ学生鞄をドカンと載せて、教科書、ノート、参考書、辞書、ペンケース等いっさいがっさいを出して勉強されてしまうと、これはもう恰好悪いです。 周りのお客様の迷惑になっている可能性も大いにあるでしょう。

勉強なさるのはいいと思いますが、ぜひスマートさを意識するようにしてみてください。 周りの人の気分もいいですし、何より貴方自身がとても格好良く見えます。
(貴方の事は知りませんし、あなたがそうできていないと言っているわけではありません)

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

勉強している人が増えて目立っているから非難の対象になっているんです。勉強している人の態度もいかがなものかと思うものが多いですし。
英会話教室は事前にお店に許可取っていればいいんじゃないでしょうか。お店公認なら文句は言えませんしもしかしたら場所代払っているのかもしれないし。ただし珈琲1杯だけで混んでいるときにやられると客側としては迷惑ですよ。無許可でなくとも長時間なら迷惑です。店とどのような交渉してそのような事態になっているのかは正直一般客としてはどうでもいいことです。混んでいるときに居座っているって事実が目の前で繰り広げられているわけですから。
要はTPO をわきまえろってことです。

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

カフェで勉強や仕事をするときは,その時にお店が混雑しているのかを判断したり,他のお客様の迷惑にならないやり方を心がけたりしなければいけませんね。あくまでも,カフェは飲食を楽しむ場であるということを忘れないようにしなければいけないのです。

勉強や仕事をすることに特化したカフェの誕生

「勉強カフェ」をご存じでしょうか。「勉強カフェ」は,

そういえば、大人がゆっくり勉強できる場所って案外無いな・・。無いのなら、自分が作れないかな。

出典:http://benkyo-cafe.net

という思いから生み出された,

それまでありそうでなかった大人のための勉強場所

出典:http://benkyo-cafe.net

なのです。

店内は,とっても落ち着いた雰囲気の大人の空間です。
10~16名入れるイベントルームや4名まで入れるミーティングルームもあります。
また,貸出ロッカーもあり,テキスト等をおいておくこともできます。
他にも様々なサービスが提供されており,充実した勉強空間が提供されています。
カフェを謳っていますので,コーヒー等のドリンクや,店舗によってはアルコール類の提供もあるようです。

まとめ

カフェという空間は,勉強や仕事に集中できるよい影響を与えてくれますが,カフェは飲食を楽しむ場であるということを心がけて,TPOをわきまえた行動することが大切ですね。そんな中,大人に勉強する空間を提供することに特化した「勉強カフェ」が誕生しています。一度利用してみる価値はありそうですね。

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