【なんとなく不調、は改善できる!】セルフ・ストレス・マネージメントのすすめ

最近何だかぱっとしないし、体調もあまりよくない…。それって”自律神経の乱れ”の影響かも。日常には多くのストレスが潜んでいます。上手く対処できれば、みるみる身も心も軽くなる。今回はそのための「セルフ・ストレス・マネージメント」をご紹介します!

なんか最近不調…これってストレス?

最近なんだかぱっとしない、体調がよくない…。
その不調は「自律神経の乱れ」が大きく関わっているかも。

私たちは日常生活で気がつかないうちにストレスの影響を受けています。
そして自律神経のバランスを乱す1番の原因は、ストレスなのです。

自律神経の乱れからくる不調いろいろ

自律神経とは、呼吸・血流、臓器や器官などの働きを無意識のうちに整えているもの。
「交感神経」と「副交感神経」の2つがあり、自動車のアクセルとブレーキのようなものです。

この両方のバランスが崩れてしまうと、肩こり、頭痛、低体温、背中の痛み、冷え、不眠、動悸、イライラ、不安感、月経不順などの症状を引き起こします。

「自分以外のすべてがストレス」だということを認めよう

そもそもストレスはあって当たり前のもの。ストレスをなくそうとすること自体がストレスになってしまいます。自分以外のすべての人やモノがストレスだということをまず認めましょう。

実はこんなこともストレスだった!?

日常の意外なところにもストレスは潜んでいます。
そのストレスを解消しようとするのではなく、ストレスは自分でマネージメントするものだという意識に変えましょう。

日々の選択

着る洋服、ランチや飲み会のお誘い、その日の献立などの日々の選択もストレスになります。なるべく選択を少なくするか、忙しい時は1週間分のコーディネートや献立を考えておくといいでしょう。

気温や天気

雨や曇りの日は低気圧の影響で自律神経が乱れ、体調が優れないことが多いです。また、寒さや暑さもストレスになります。
天気があまり良くない日は家でのんびり過ごす時間を多くとったり、好きなことをするようにして、自分をいたわるようにするのがおすすめ。

職場関係

対人関係は大きなストレスのひとつ。多くの人に気を遣いながら、常に緊張感がある仕事ではストレスを多く受けてしまうでしょう。

自分では対応できない仕事を引き受けた時にも強いストレスを覚えます。そんな時は自分に自信がもてるよう、上司に相談するなどして、プレッシャーを抱え込みすぎないようにするのが大切です。

SNSや悩み相談

多すぎる情報を受け取ったり、長い時間SNSに没頭しているとそれだけでストレスになってしまいます。
親身になって聞く友人や家族の悩み相談なども、負担になってしまう場合があるのでほどほどに。

通勤ラッシュ

ある調査で「通勤ラッシュで感じるストレスはジェットコースターの約2倍」という結果が出ているほど、朝晩の混雑した電車はストレスの元。少し早起きしてラッシュの時間を避ける、好きな音楽を聴いたり読書をしたりして気を紛らわすなどの工夫が必要です。

乱れた自律神経は、かるーくリカバリー

自律神経のためのポイントは、

・ルーティーンをつくること
・体を温めること
・選択する機会を減らすこと

などが挙げられますが、最低限以下の3つの行動を実行することである程度回復することが可能です。

軽めの運動

自律神経が乱れると血流が悪くなり、冷えにつながります。
血流を促すためには軽い運動が必要です。エレベーターではなく階段を使う、ひと駅分歩くなど、体を動かすようにしましょう。

ぬるめのお風呂にしっかり入る

体の冷えは便秘や肩こり、肌荒れの原因にもなり、自律神経の乱れを引き起こします。冷えを解消するためにも、シャワーではなくぬるめのお風呂に20分ほど浸り、リラックスするよう心がけましょう。

3行日記で呼吸を整える

ストレスがあると呼吸が浅くなりがち。呼吸を整えるためにおすすめしたいのが3行日記。1日の嬉しかったこと、いやだったこと、次の日の目標を書き出します。
自分の心と向きあって未来を描くことで心が落ち着き、呼吸も深くなります。

ストレスが溜まる前に、予防しよう

日々ありとあらゆるストレスにさらされていて、自分でマネジメントすることが大切だとお話しましたが、日常生活でできる予防法があります。

精神的なストレスに強くなる

人間関係によるストレスは避けては通れないものですが、前向きに考える、気長に考える、楽観的にとらえる、自分に自信をもつなど、気持ちをコントロールしてストレスに強くなりましょう。

一人で抱え込もうとしないで、誰かに話を聞いてもらうなど、上手な解消法を身につけるのも大切です。

心身をリラックスさせる方法を見つける

心地のよい音楽を聴く、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる、キャンドルを灯す、アロマセラピーを取り入れるなど、自分に合ったリラックス方法を探しましょう。

ライフスタイルを見直す

乱れた生活習慣を正し、規則正しい生活リズムをつくることは必須。
早寝早起きをする、三食バランスよくしっかり食べる、睡眠時間を十分に確保し、適度な休養や運動をするよう心がけましょう。

ビジネス書を読んでみる

仕事のノウハウが書かれたビジネス書には、仕事に対するストレスを軽減するヒントがいっぱい。自分に合ったストレス対策を見つけるために役に立ちますよ。

カルシウムを積極的にとる

カルシウムは、神経の働きの緊張を鎮め、精神的なイライラを抑える効果があります。
牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品や干しえび、煮干しなどの小魚、小松菜、ほうれん草、チンゲンサイなどの野菜にも多く含まれています。
積極的に摂るようにしましょう。

それでも不調が続くようなら…お医者さんへ

眠ることができない、朝起きられない、食欲・やる気がでない、いくら休んでも疲れがとれないなどの症状が出たら、すぐに医師の診断を受けるようにしましょう。
これらを放っておくと、深刻な症状を引き起こしたり、うつ病などのメンタルに異常をきたし、回復が難しくなることも。

まずはかかりつけ医に診てもらい、必要であればメンタルクリニックを受診するのもひとつの手です。

ストレスと上手く付き合って、生きよう

本来自律神経は、日常のちょっとした心がけと知識があれば整えることができます。
ストレスと上手く付き合って、心身ともに元気に過ごしましょう!

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