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【入園入学】あなたが作りたいのは?コップ袋の種類別に作り方を紹介

入園・入学準備に必要になるコップ袋。せっかくだからコップ袋くらい作ってみようと思っても、マチや裏地のつけ方など、初心者には難しい作業もありますね。そこで、初心者でもできる簡単な作り方からちょっと凝って作りたいという方向けにもタイプ別の作り方を紹介します。

入園・入学の準備に!コップ袋は簡単に作れます。

入園や入学準備に、コップ袋など布小物を用意する必要がありますよね。
レッスンバッグは大きいし難しそうですが、手作り初心者でも一番挑戦しやすいのが「コップ袋」ではないでしょうか。
基本のコップ袋から、手の込んだワンランク上のコップ袋まで、作り方を詳しく紹介します!

コップ袋を作る前に確認すること

コップ袋の種類

あなたが作りたいのは、どんなタイプのコップ袋ですか?
初心者さんには、なるべく難しい工程を省いた基本的なコップ袋をおすすめします。
上級者さんは、裏地や切り替えをつけた本格的なコップ袋に挑戦してみましょう!

紐のタイプ

コップ袋は、紐が口の両側から出ているタイプと、紐が片方からだけ出るタイプがあります。
初めて作る方には、紐が片方から出るタイプのほうが簡単に作れます。

マチのタイプ

コップ袋には、かならずマチをつける必要はありません。
マチなしでも大丈夫ですが、マチをつける場合は、写真のような折りマチと、三角マチがあります。

裏地の有無

コップ袋は裏地なしでも作れますが、裏地をつけると丈夫になり見た目もよくなります。
裏地の色柄を変えることで、おしゃれ度があがるのでぜひ挑戦してみましょう。

布の切り替えの有無

布の切り替えがあると、まるでプロが作ったような仕上がりに。
コップ袋はそれほど大きな布が必要ではないので、ハギレを組み合わせて切り替えをつけると、布の有効活用にもなります。

袋の中に入れる物

園や学校によってはコップ袋にコップ以外にも歯ブラシやタオルを入れるところもあります。
また、コップ袋のサイズが指定されているところもあるので、必ず作る前に確認しておきましょう。

コップのサイズ

コップ袋を作り始める前に、かならず入れるコップの大きさを確認しておきましょう。
あまりコップ袋が小さいと、コップの出し入れがし難くなります。

歯ブラシ

幼稚園や学校によってはコップ袋に歯ブラシを入れるところもあります。
歯ブラシを入れる場合は、紐2本タイプのコップ袋のほうが口がしっかり閉まるのでおすすめです。

タオル

幼稚園や保育園では、ループ付きの手拭きタオルをコップ袋に入れて持たせるところもあります。
タオルが入る大きさがあるか確認しましょう。

コップ袋は何枚必要?

園や学校によっては毎日コップ袋を持ち帰るところもあります。
その場合は3~4枚用意しておくと安心です。
週に1度だけ持ち帰るような場合は、2~3枚あれば十分でしょう。

コップ袋作りに必要な材料や道具は?

コップ袋に適した布は?

コットンの布地

コップ袋に適した布は、コットン(綿)100%の薄手~普通の布が良いでしょう。
綿と麻が混じったハーフリネンもナチュラルな雰囲気で可愛く仕上がります。
布の種類としては、オックスフォード、シーチング、ブロードなどが縫いやすくておすすめです。

薄手のキャンバス

コップ袋は数年間使うものなので、丈夫なキャンバス(帆布)もおすすめです。
キャンバスを選ぶ際は、4オンス~8オンスの普通地~中厚地を選びましょう。
切り替えに使ってもおしゃれです。

ラミネートコーティングの布は不向き

水に対して防水性があるビニールやラミネートコーティングの布でコップ袋を作りたいと考える人も多いです。
しかし、何度も洗濯するとコーティングが剥がれたりするので、あまりおすすめしません。

100円ショップで入手できる物

100円ショップの手ぬぐいやバンダナ

コップ袋を作るには大きな布は必要ないので、100円ショップの手ぬぐいやバンダナで十分に足ります。
最近は色柄が豊富にあるので、お気に入りがあれば使ってみましょう!

カラー紐

100円ショップのカラー紐は色の種類も多いので、使う布地に合わせて好きな色が選べます。
コップ袋に必要な紐の長さは、50cm~1mくらいなので1袋あれば十分に間に合いますね。

ループエンド

コップ袋の紐の先に、ループエンドをつければアクセントになりますね。
ループエンドとして売られているビーズ以外にも、穴が大きめのビーズを選べばアクセサリー用のビーズを使っても可愛いです。

あると便利な物

ひも通し<2本差し>

¥432 (税込)

コップ袋の口に紐を通す際にあると便利なのが、「紐通し」です。
安全ピンなどでも代用ができますが、専用の物のほうが長さもあり紐が抜けにくい工夫もされています。
常備しておくと他の物の紐が抜けたときも使えて便利です。

マチなし、裏地なしのシンプルなコップ袋の作り方

マチなし、裏地なし、紐1本のコップ袋

裏地やマチのない紐が1本の一番シンプルなコップ袋の作り方です。

<材料>
生地 横440×縦310mm1枚
紐 55cm

作り方①

布の両端と下にロックミシンもしくはジグザグミシンをかけます。
コップ袋にネームタグなどをつけたい場合は、この時点で縫い付けておきましょう。

作り方②

布を内表に半分に折ります。
縫い代は1cmで、袋の絞り口を上から4cm残してミシンで縫います。

作り方③

縫い代を開いてアイロンをかけます。
絞り口の4cm縫い残した部分を写真のようにコの字に縫ってください。

作り方④

袋の口部分をまず1cm折ってアイロンをかけ、それから1.5cm折ってアイロンをかけます。

作り方⑤

端から3mmの位置をぐるりと一周ミシンで縫います。

作り方⑥

袋を表に反して、絞り口に紐を通せば完成です。

マチなし、裏地なし、紐2本のコップ袋

紐が2本で口がしっかり閉まるコップ袋。歯ブラシを入れても口から出る心配がありません。
出来上がりサイズは縦15×幅12cmです。

<材料>
37cm×14cmの布
紐1m

作り方①

布を縦37cm×横14cmにカットします。
布の上と下、袋の入り口になる部分に、写真のように1cmと2.5cmの線を引きます。

作り方②

線を引いた部分を三つ折りにして、アイロンをかけます。

作り方③

アイロンをかけた部分の1㎝を折り返したまま、布の両端にジグザグミシンかロックミシンをかけて端の始末をします。

作り方④

布を中表に折り、袋の入り口のあき止まりを7cm残して、縫い代は1cmで両端にミシンをかけます。

作り方⑤

袋を表に返して、紐を通す口をコの字にミシンで縫います。

作り方⑥

紐を通す部分をぐるりと一周縫います。
紐は1メートルを半分に切って2本にして通してください。
これでコップ袋の完成です。

手縫いでもできる!簡単なコップ袋の作り方

手縫いで作るコップ袋

ミシンを持っていない方でも、コップ袋なら縫う場所が少ないので手縫いで作れます。

<材料>
布(50cm×20cm程度)、カラー紐(1m程度)、縫い糸
<道具>
縫い針、はさみ、定規、チャコペン(鉛筆などでも可)、紐通し(ヘアピンなどでも可)

マチあり、裏地ありのコップ袋の作り方

折りマチのコップ袋

折りマチをつけたコップ袋。
裏地なしで簡単なので、初心者の方でも挑戦しやすいです。

<材料>
布 (20×50cm)
カラー紐 (1m程度)

折りマチ、裏地付きのコップ袋

折りマチで裏地をつけたタイプのコップ袋。
裏地をつけるだけで、見た目が良くなりますね。
出来上がりサイズは高さ17cm×幅10cm×マチ6cmです。

<材料>
【表布】縦46cm × 横18cm 1枚
【裏布】縦42cm × 横18cm 1枚
カラー紐55cm 1本

三角マチのコップ袋

少し難易度の高い三角マチのコップ袋ですが、裏地なしなので意外と簡単に作れます。
出来上がりサイズは、よこ約18cm ×たて約18cm ×マチ8cm です。

<材料>
布 25×21cm 2枚
紐 2本
ループエンド 2個

布合わせが楽しい!切り替えデザインのコップ袋の作り方

切り替えあり、裏地なし、折りマチ、紐2本のコップ袋

切り替えつきのコップ袋ですが、裏地なしなので難易度は低めです。
布の組み合わせ次第で全く違う印象になるので、オリジナルの組み合わせを楽しんでください。

<材料>
切り替え上布 2枚
切り替え下布 1枚
カラー紐 50cm×2本
白飾りレース 40cm

切り替えあり、裏地あり、三角マチ、紐2本のコップ袋

切り替えあり、裏地ありで、難易度が高めのコップ袋です。
裏地ありで紐2本タイプのコップ袋と作り方はほとんど同じなので、そちらを作ったことがある方はぜひ挑戦してみてください。

一工夫で、ワンランクアップしたコップ袋に!

レースをつけるだけ

切り替えが無くても、ぐるりとレースを縫い付けるだけで凝ったデザインに早変わりします!
女の子用のコップ袋なら、レースをつけるだけで喜んでくれるはず。

ワッペンをつけるだけ

兄弟で通園しているなら、自分の袋が分かるようにイニシャルのワッペンをつけるのも良いアイディアですね。

かんたんな刺繍で

簡単な刺繡をすれば、中身が分ってお子さんも自分で準備ができますね。

コップ袋が作れたら、ほかの袋物にもチャレンジしよう

コップ袋が作れたら、ほかの物にも応用していきましょう。
マチ付きコップ袋の作り方でお弁当袋も作れちゃいます。
ぜひチャレンジしてみてください!

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