女性なのに毛深い。その悩み、もしかしたら女性ホルモンのせいかも？
2016/10/24
宮崎真紀
毛深い女性には女性ホルモンが不足していた!?毛深い原因を徹底調査
女性ホルモンが毛深いことと関係しているのをご存知ですか？実は、ホルモンバランスを整えることであなたの毛深い悩みが解消するかもしれないのです！ホルモンバランスと体毛の関係、女性ホルモンの増やし方について調べていきましょう！
目次
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毛深いことにホルモンが関係していることはご存知ですか？
ホルモンのバランスが崩れることで、体毛も変化するようです。
女性には、女性ホルモンが多く分泌されており、女性らしい体や生理などに関与しています。
女性ホルモンには、体毛の成長を抑制する作用もあります。
そのため、男性よりも女性の方が体毛が薄くなっています。
毛深い女性は、女性ホルモンの分泌を促せば、体毛が薄くなるかもしれません。
両親のどちらかが毛深い場合、女性でも毛深くなる場合があります。
遺伝だからと毛深いことを諦めている方もいるかもしれませんね。
毛深い原因には、遺伝の他にホルモンバランスも関係しているようです。
女性には、主に女性ホルモンが作用しますが、男性ホルモンが全くない訳ではありません。
女性ホルモンの10分の1ですが、男性ホルモンが分泌されていると言われています。
そんなホルモンバランスの関係についてみていきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
女性は女性ホルモンが、男性は男性ホルモンが優位に働きます。
優位に働いていたはずの女性ホルモンが減少してしまうと「オス化女子」と呼ばれるような状態になってしまうかもしれません。
女性ホルモンが10に対し、男性ホルモンが1というバランスが崩れ、女性ホルモンが減ってしまうと男性ホルモンの作用が強く出てしまう場合があります。
私たちの体では、ホルモンバランスが崩れると体毛の変化や肌の変化など、様々な不調が現れると言われています。
女性ホルモンの働きとは？
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
この2つは、月経や妊娠に大きく関与しており、女性にとってとても大切なホルモンです。
女性らしさを作るエストロゲンは、代謝を促して肥満を予防したり、肌の潤いを保つなどの働きがあります。
妊娠にかかわるプロゲステロンは、乳腺を発達させたり、血糖値を正常にするなどの働きがあります。
このような女性ホルモンは、女性らしさのために体毛の成長を抑制する働きがあります。
男性ホルモンの働きとは？
男性ホルモンは、主にテストステロンと呼ばれます。
男性ホルモンは、男性らしい体を作るために働きます。
男性ホルモンには、上記のような働きがあります。
つまり、男性ホルモンの作用が強く出てしまうと体毛の発育を促してしまい、毛深い女性になってしまうことがあるようです。
体毛の毛深さには、ホルモンが関係している可能性があります。
でも、どうすればホルモンバランスの乱れを防げば良いのか疑問に思う方も多いですよね。
そこで、ホルモンバランスを整える方法を見ていきましょう。
豆乳で男性ホルモンを抑える
豆乳に含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンに似た働きをすると言われています。
そのため、豆乳を飲むことで女性ホルモン不足を補ってくれるようです。
豆乳は、1日100mlを目安に飲むと効果があるようです。
取り過ぎは、生理不順や女性疾患の発症リスクが高まるので、気を付けましょう！
和食中心の食生活を
女性ホルモンを補ってくれる大豆ですが、毎日豆乳だけだと飽きてしまう事もありますよね。
そこで、大豆が様々な形で登場するのが和食です。
お味噌や納豆など、大豆を発酵させて出来た食材は吸収率も高く、おすすめです。
また、サンマやかつおなどの魚介類に含まれるビタミンB6には、女性ホルモンの分泌を促進させ、ホルモンバランスを整える効果もあると言われています。
睡眠時間をしっかりとる
女性ホルモンは、視床下部という場所から脳の指令で分泌されます。
この視床下部は睡眠にも大きく関わっているため、睡眠が乱れると視床下部は十分に働くことができません。
女性ホルモンをきちんと分泌させるためには、十分な睡眠をとることが大切です。
寝る3時間前までに入浴すると質の良い睡眠が取れると言われています。
ストレスを発散する
女性ホルモンは、脳の指令で分泌されます。
司令塔の脳は、ストレスの影響を受けやすいと言われています。
ストレスを受けた脳は、女性ホルモン適切に分泌する指令を出せなくなってしまうようです。
脳に負担をかけるストレスは、きちんと発散させることが大切です。
ストレス発散が出来ることで、脳が元気になり、女性ホルモンも適切に分泌されるようになります。
過度な筋トレをしない
筋トレを行うと、男性ホルモンであるテストステロンが分泌されます。
通常、運動後の筋肉の回復や増強に使用されるため、ホルモンバランスの変化は少ないようです。
しかし、過度な筋トレは男性ホルモンの分泌を促進してしまう恐れがあります。
男性ホルモンの割合が多くなり、毛深い女子になってしまうかもしれません。
ウォーキングやストレッチなどは、ストレス発散や運動不足を解消してくれる効果があるのでおすすめです。
体毛が毛深いこととホルモンバランスの関係について紹介しましたが、毛深いことはホルモンバランスが原因でないこともあります。
ホルモンバランスを整えることは、抑毛効果が期待できます。
しかし、全員が効果を期待できるわけではないようです。
ホルモンが原因でない場合もある
ホルモンバランスを整える効果のあることを色々試したけれど、体毛に変化がないと感じる方は、ホルモンが原因でない可能性があります。
ホルモン以外の毛深くなる原因として考えられるのは、遺伝のものと病気のものがあります。
それぞれの原因について紹介します。
遺伝によるもの
両親のどちらか、もしくは両方とも毛深い場合、遺伝によって毛深い子になる可能性は高いです。
また、両親が毛深くない場合でも、祖父母からの隔世遺伝ということも考えられます。
毛深いことと遺伝は深い関係にあるようです。
病気によるもの
毛深い原因として「多毛症」という病気の可能性も考えられます。
多毛症とは、元々生えていた柔らかい毛が、男性の髭のような硬くて太い毛に変わってしまうという病気です。
多毛症には遺伝的要素が大きい「無性毛型多毛症」とホルモンバランスの崩れによって起こる「男性型多毛症」の2種類に分けられます。
男性型多毛症は、男性ホルモン過剰な分泌によって発症し、婦人病にも指定されている病気です。
体毛の毛深さの他に、生理周期の乱れやニキビの増加、髪の毛が薄くなる、声が低くなるといった男性化が見られた場合、この病気の可能性があります。
病気かも？と思うような症状がある場合は、美容皮膚科や婦人科でホルモンの量を検査してもらいましょう。
ホルモンバランスを整えることで抑毛効果は期待できます。
しかし、根本的にムダ毛を無くすことはできません。
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毛深い原因には、遺伝や病気だけでなく、ホルモンバランスが関係していました。
ホルモンバランスを整えることで、素敵な毎日が手に入るかもしれません。
毛深い悩みを抱えている人は、まずホルモンバランスを整えることを実践してみてください。
それでも改善しない場合は、遺伝か病気の可能性があります。
病気は治療することで改善されますが、遺伝はなかなか改善できません。
そんな方は、脱毛サロンの力を借りると良いかもしれません。
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