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デリケートエリアのかゆみの原因と、その対処法についてのおはなし。

なかなか人に話せない、デリケートエリアのおはなし。今回はデリケートエリアのかゆみの原因と、その対処法についてご紹介します。ただのかゆみと放っておくと、重大な病気が隠れているかもしれません。繊細な部分だからこそ、真剣に考えましょう♪

清潔に保って痒み対策を・・・!

デリケートエリアの悩みは場所が場所だけになかなか人に相談しにくいですよね。
おそらく多くの人がこの悩みに直面したことがあると思います。

その原因の多くは汗や排泄物などでの蒸れや、ナプキンやおりものによるかぶれなどがほとんどですが、まれに病気が潜んでいることもあります。

または清潔にするあまりデリケートエリアの自浄作用が落ちて、それにより痒みが起こる場合もあります。

ひどくなると沁みたり、ただれたりすることがあります。
そこから別の感染症にかかることもあるため、早い段階で治すことが大事です。

デリケートエリアのお手入れを正しく知って、快適な女性ライフを送りましょう。

辛い痒みの原因は?

一番に考えられるのが、蒸れなどによる不衛生な状態による痒みです。

場所的に排せつをしたり、生理やおりものでナプキンを使ったりと、いつもいつも清潔な状態に保つことは難しいですよね。

そこで少しでも清潔に保てる方法を調べてみました。

ナプキンかぶれ

生理中はただでさえ不安定になる時期。
そんな時にデリケートエリアの痒みがあるなんて、辛いですよね。

最近のナプキンは吸水性が高く、経血をたくさん吸収してくれます。
そのため、長時間ナプキンを取り換えることができなくても不快感は少なくなってきました。
しかし、それが大きな落とし穴なのです。

吸水性に優れているがゆえに、どうしても蒸れやすくなり、とくに夏場などの暑い時期は汗もかくことからなおさらです。

また、ナプキンは直接肌に接しているため、ナプキンの性質によっては肌に合わないものもあります。
コットン100%など、なるべく肌に優しいものを選ぶようにすると症状が穏やかになる場合もあります。

夜はともかく、起きている時間帯はこまめにナプキンを取り換えて清潔に保ちたいですね。

おりもの、ムレ

生理前やまたは妊娠中など、おりものは私たち女性の生活に常に付きまとってきます。

おりものには膣の環境を保つ自浄作用があるため、おりものがあることは大切なことなのですが、分泌物が出てくるというのは不快なことでもあります。

そのためおりものシートなどを使われる方も多いかと思いますが、これもナプキン同様、蒸れの原因になってしまいます。

最近では2枚になっていて、汚れたら1枚めくってまだ使える、というものもありますので、こまめに取り換えることが清潔に保つために欠かせません。

ゆったりとしたボトムスも流行っていますが、スキニーもいまだに人気ですよね。また、日常的にパンティストッキングを着用しなければならない人もいるかと思います。

スキニーパンツやストッキングなどで締め付ける密閉状態は、汗をかきやすく、蒸れの原因になります。

仕事などで仕方のない場合もありますが、下着を化繊より綿の物にするなど、肌に負担のかかりにくい素材を選ぶことで蒸れを少なくすることもできます。

疲れ、ストレス

痒みが起こるのは外因的な要因だけではないのです。

ストレスにより、自律神経が正常に働かなくなります。
そのため、身体の抵抗力が落ち、感染症にかかりやすくなってしまいます。
いつもは何ともないようなデリケートエリアへの刺激も、身体の代謝が落ちてしまうことで過剰に反応することがあります。

対策としては、ストレスから解放されることが一番なのですが、まず、自律神経を正常にはたかせることが手っ取り早い方法のひとつです。

その方法として、ウォーキングやジョギングがあります。
有酸素運動をすることで血流もよくなり。気分転換にもなります。
また、お風呂にゆっくり入ったり、しっかり眠ったりと、身体をリラックスさせることが大事です。

先ほども書きましたが、抵抗力が下がっているときは感染症にかかりやすくなっています。

また、体温を下げる食べ物や飲み物の過剰摂取は、肌のバリア機能を下げてしまいますので要注意です。

デリケートエリアのかゆみ対策

もはや私たち女子は、デリケートエリアの痒みから逃れることはできないのでしょうか。

そんなことはありません。

キチンと対策をすることでデリケートエリアの痒みを軽減、予防することができます。

ナプキンはこまめに取り替える

先ほども書きましたが、最近のナプキンは吸収性がよく、どっとでた経血を瞬時に吸収してくれます。
そのため、経血により不快感を感じることは少なくなり、ナプキンを取り換えることができなくても気にならなくなりました。

一方で蒸れやすい状況を作り出してしまう要因になっています。

「多い日でも安心!」などのキャッチコピーは魅力的ですが、デリケートエリアのためにもこまめに取り換えることをお勧めします。

パンツスタイルやストッキングなど、蒸れやすい服をを着用するときには、薄手のナプキンよりも、なるべく肌に接する面積が少ないタイプのナプキンを選ぶことで肌への負担を軽減でき、デリケートエリアの痒みの発生を抑えることができます。

ウォシュレットを使う

ウォシュレットでデリケートエリアを洗浄すると、すっきりしてとても気持ちがいいものです。
とくに、生理後半でもう少しで終わりそうな経血を洗い流したり、お風呂に入れないときなどはとても有効です。

しかし、膣には自浄作用があり、それをウォシュレットで必要以上に洗い流してしまうと、膣内環境を壊し、外部からの菌が繁殖しやすい状況になってしまいます。

女性は肛門と膣が近いことから、ウォシュレットの過剰使用は気を付けなければなりません。

専用ソープで洗う

膣には自浄作用があるため、デリケートエリアへの石鹸の使い方も注意が必要です。

一般の石鹸はアルカリ性ですが、デリケートエリア専用の石鹸は弱酸性です。
アルカリ性の石鹸で洗うと、デリケートエリアの環境を保っている常在菌まで洗い流してしまうため、余計に肌への負担がかかってしまいます。

最近では、デリケートエリア専用の肌に優しい石鹸も販売されています。

ゴシゴシ洗うのではなく、しっかり泡立てて泡パックをするような感じで洗うのがデリケートエリアの洗い方です。

アンダーヘアを処理する

デリケートエリアの痒み対策で最もお勧めなのが、デリケートエリアの脱毛です。

脱毛をすることで、今まで毛に付着していた余計な汚れや菌とオサラバできますし、何より、蒸れにくくなります。

デリケートエリアの痒みを引き起こす原因の大きなものは、やはり蒸れです。
蒸れを抑える脱毛は肌への負担も抑えるのでお勧めです。

デリケートエリアの脱毛サロンのお勧めは、「ミュゼプラチナム」です。

国内185店舗、海外20店舗と店舗数が多い、フラッシュ脱毛の脱毛サロンです。

ミュゼでは、デリケートエリアとその周り7か所の脱毛をしており、脱毛コースの選び方次第では、何度でも通えるのでお得です。

感染症の疑いも?

なかなか痒みが治まらない、または痒み以外の症状も出てきた場合は、感染症に罹っている可能性があります。
そんな時はなるべく早く病院に行って治療をすることをお勧めします。

どんな場所で感染するのか、感染しやすい状況を調べてみました。

温泉&プールで感染

温泉やプールは水質が管理されていることが多いので、ここから感染症に感染することはあまりありません。
しかし、水質管理が行き届いていない場合や、温泉の成分などで炎症を起こしてしまうこともあります。

また、毛じらみを持った人が居た場合はそこから感染することもあります。

稀なケースですが、公衆トイレや温泉の椅子から膣炎に感染することもあるようです。

痒みがひどい場合は直ちに病院に行きましょう。

性交渉による感染

性行為による感染が最も多いのではないでしょうか。

感染症に感染しているかどうかは、見た目にはなかなかわからない場合が多いです。
安易に避妊具を付けずに性行為をすると、ダイレクトに相手から感染症をうつされたり、または相手にうつしてしまうこともあります。

もし、どちらかに痒みの症状がでてしまったら、お互い病院に行き検査をする必要があります。
どちらか一人だけ治療をしたところで、また性交渉を持った時に再び感染してしまいます。

あなたは大丈夫?代表的な感染症とは・・・

デリケートエリアの感染症と言ってもいくつも種類があります。

代表的なものを調べてみました。

カンジダ性膣炎

女性は誰しもカンジダ菌を持っています。
健康な時は何ともありませんが、抵抗力が落ちた時などは異常に繁殖し、痒みや腫れを引き起こします。

なるべく蒸れないように心掛けて、寝不足や疲れがたまっている場合はしっかり休んで抵抗力が落ちないように気を付けることが大事です。

おりものの状態にも変化が出ますので、おかしいと思ったらすぐに病院へ相談をしてください。

膣トリコモナス症

性交渉により感染する感染症の一つです。

おりものの量が急激に増え、激しい痒みを伴います。
次第ににおいが気になるようになり、あわだったおりものが出るようになったらトリコモナス膣炎の可能性が高いです。

性交渉の相手も同時に治療を行う必要がありますので、一緒に病院へ行きましょう。

性器クラミジア感染症

不妊の原因にもなる、女性の性感染症の中では最も多い感染症です。

自覚症状はあまりなく、水面下で着実に悪化する感染症です。

おりものが多少増えたり、下腹部に少し痛みが出るようです。

淋菌感染症

男性に最も多い感染症です。
あらゆる性行為で感染します。
男性は尿道から膿が出るなどの症状が起きます。

女性はあまり自覚症状はないのですが、これも不妊や子宮外妊娠の原因になりますので、男性に症状が出た場合は女性も一緒に病院で検査を受けることをお勧めします。

性器ヘルペス

こちらも性感染症の一つです。

痒みから始まり、痛みとともに水ぶくれができます。
しかし、これは性感染症だけでなく、疲労やストレスなど抵抗力が落ちているときにも発症しますので、日ごろから疲れをため込まないことも大切です。

ポイントは、清潔に保ち、洗いすぎない事!

デリケートエリアの痒み対策で一番大切なことは、清潔にしておくこと。
そのコツを調べてみました。

ついつい洗いたくなるけれど

排せつもするし、生理の経血やおりもので汚れるし、ついついしっかり洗ってしまいたくなるのがデリケートエリアです。

しかし、肌は薄く、その名のとおりとてもデリケートなので、洗い方にもちょっとした注意が必要です。
膣には自浄作用があるため、過剰に洗いすぎると常在菌まで洗い流してしまいます。

弱酸性の石鹸を泡立てて、そっとパックをするように洗うだけで十分なのです。

しっかり整えよう

デリケートエリアの毛を整えることもお勧めです。

身体の構造上、排泄物やおりもの、経血が毛に付着してしまうことは避けられません。
ただ、長さを短くしたり、脱毛することで清潔に保つことができます。

海外ではデリケートエリアの脱毛はエチケットの一環として当たり前に行われています。

セルフケアならコレ

デリケートエリアの脱毛がエチケットだと言っても、脱毛サロンに行って脱毛してもらうのはちょっと勇気がいる、という方。
セルフケアしてみませんか。

ちょっと前まではブラジリアンワックスもサロンなどに行かないとできませんでしたが、最近ではご自分でできるようになってきました。

顔以外の全身に使えるのでデリケートエリアだけでなく、腕や足、脇など気になるところに使えます。

また、使ったその時から効果を実感できるので、急に水着を着なくてはならない時などにはお勧めです。

あれ?おかしいな。と思ったらすぐに病院へ行こう!

デリケートエリアの悩みとバイバイしよう

女性ならデリケートエリアで頭を悩ませたことはあると思います。

妊娠・出産や身体の健康にかかわることですので、何か少しでも異変が起きたら病院へ相談されることをお勧めします。

正直なところ、場所が場所なので恥ずかしいと思われる人もいらっしゃるでしょう。
しかし、日常的に多くの人が病院を訪れています。
悪化してしまう前に病院へ行きましょう。

デリケートエリアだからこそ、大切に考えたい

痒くても気軽に掻けないのがデリケートエリア。
痒みというのはとにかくストレスです。

デリケートエリアを清潔に保ち、痒みの症状や、ほかにおりものに変化が出た場合は直ちに病院へご相談を!

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